今回私は初めて作品のレビューというものをする。
作品に限らず何かに対して感想を残すということをしたことがなかった。
まず、私は作品に対するレビューというものに、いささか疑問を持っていた。
作品に対する感想ならまだしも、作品に対する”点数をつける”という行為に違和感を持つ。
”点数をつける”ということは「競う」ということになり、結果「比較する」ということになるのだ。
まずいものを食べたことがあるから「美味い」
面白い漫画を読んだことがあるか「つまらない」
同じカテゴリーのものを比較することによって、そのモノがカテゴリーの中でどの位置にいるのか、どの地位にいるのかを決めるということだと思うのだ。
これが作品の何を意味しているのだろう。
レビューすることによって作品の何が伝えられるのだろうか。
私は『クドわふた~』を見終えた瞬間このことを思ったのだ。
私は10代の頃にリトルバスターズに出会い。
アラサーと言われる今もリトルバスターズへの思いは色褪せない。
愛と信仰心はリトルバスターズへ捧げている。
糞漏らすほどつまらなかったが、私はこの作品に対して凄く熱い思いが溢れた。
作品が持つ意味やパワーは比較したり、何か答えを出す必要なのないのだ。
ただただ、感じるべきなのだ。
そういう意味では「考えさせらえる作品」であった。
星5.