めちゃくちゃ面白かった。有名人いっぱいでてた。
もともとのデモもぼんやりしたテーマで、そのムーブメントを広げようと、人の意見を真面目にいちいち聞いてたら、さらにブレブレになって、自分も見失う。彼に意見する人たち自身もブレブレ。そんなのが皮肉たっぷりに、おもしろく描かれてて、最高。
とにかくみんな、すぐ怒るし言いたいことは最後まで言い過ぎくらい言うしすぐ手出すし。
主人公と、次々あらわれるマイ・ウェイなひとたちに、このカオスに、あきれてしまうような、でもなんか愛おしい。その雰囲気がほんとに最高。
人種差別の深刻な背景を、こんなふうに描いて表現できるってすごい。もちろん知って考えるきっかけにもなるし、くだらなさのなかにシリアスを差し込みながら、とにかくおもしろい。
この人本当に無知すぎて大丈夫なのかな?と一瞬本気で思いそうになるくらい、うまい。表情とか。
エンドロールの写真も笑える。
ウォーリーをさがせみたいで。
おちゃめな人