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コットンテールのlabyrinthのレビュー・感想・評価

コットンテール(2022年製作の映画)
3.0
主人公は、言葉数少なめな男。

看病してる主人公(旦那)のことも記憶が無くなっていく奥様。
看病生活の末、大好きな奥様は他界。
奥様の願いで、イギリスのウィンダミア湖に散骨に行く事になる。

※奥様の散骨理由は、幼少期に父親の仕事でイギリスに行った時、ウィンダミア湖で父親とコットンテール(うさぎ)を追いかけた思い出がある。

主人公は、1人息子とその家族とイギリス へ。

主人公はコミニュケーションが苦手。
息子やその奥さんとも意思の疎通が噛み合わない。
揉めたくないのに、揉めてしまうモードに・・・・・。

途中、主人公は1人散骨の場所を写真1枚(奥さんの幼少期の思い出の写真)と地名だけで探しにでる。
しかし、電車乗り間違いてしまう。
人の居ない田舎駅、駅に置いてある自転車を盗んで先に進むが、迷ってしまう。
携帯も電源切れ・・・・・。
がザックリ前半ストーリーです。

旅の途中で起こる様々な出来事は、大きな波風もなく、ただただ・・・ぶっきらぼうな親父1人旅。

農家の親子や電車内での短い出会いなどあるが、内気なのか?ただの言葉数少ない昭和の親父なのか?リアクションや表情、少しの言葉でストーリーは進む。

この映画、出演者のアップシーンが多め。
まわりの風景より、顔の表情でなんとなく状況が解る感。

主人公の徐々に変わる心の変化を目撃でき、
ラストシーン・・・・・家族で、

『あそこに(ウサギ)居るぞ』
(主人公は笑顔)

穏やかな感じで気分良く終われます。

個人的に気付いたのが、
いらん情報ですが、
息子とその奥さんと子供が、レンタカーで山道移動中の車内。
車内のエアコン方向見たら🎵
ちょい『そうそう😃私もそう』と思えた。
奥さんはエアコン上向きで避けてる感じ。
旦那(主人公の息子)は、直風あたる感じ。
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