きょん

Language Lessons(原題)のきょんのレビュー・感想・評価

Language Lessons(原題)(2021年製作の映画)
3.0

(内容)

ゲイカップルのアダムは小さい頃メキシコに住んでいた経験がある持ち主。当時はスペイン語を使って現地の人たちと話してたけど、母国アメリカに戻って来たら使う機会が無くなって、言語は使わないとどんどん薄れていく一方。ある日、夫のウィルに昔みたいにスペイン語を話せたらとこぼしたことをきっかけに、ウィルがサプライズとして、オンラインのスペイン語講座を100回分購入。先生になったのはカリーニョ。毎週月曜日にレッスンを受けることに。2回目のレッスンの時にアダムがベッドの上で元気がないことに気付いたカリーニョはどうしたの?と尋ねて、最初は口を閉じていたけれど、実は昨夜最愛のウィルが交通事故に遭って急死したと告げる。
精神状態的にレッスンを続けることは今は出来ないと伝え、カリーニョも理解し、でも放っておくことが出来ずに定期的に彼に友達として連絡することに。次第にお互いの間で友情が芽生えはじめる。レッスンではアダムが自分の話をすることが多くて、カリーニョに彼女の話をして欲しいと伝えても毎回言われるのは「先生が私生活の話を生徒にするのはプロとしてよくない」と理由で話してもらえず。アダムの誕生日の夜、カリーニョがビールを飲んで少し酔っぱらいアダムにお誕生日おめでとうを言いたくて連絡する。次の日(月曜日)にいつも通りレッスンが始まるが、カリーニョのカメラがオフ。どうしたのか?と尋ねると電波が悪いから今日はカメラは使えないわと言われる。手違いでカリーニョが一瞬カメラをオンにすると、彼女の顔はアザだらけ。どうしたのかと尋ねても答えてくれない。友達だから気にしてると伝えても、彼女はアダムとの間に壁を作る一方。
また他のレッスン時にはよそよそしく関わってくる彼女。友達だからと伝えると彼女が今まで隠していた事実であり、彼との間に壁を作る理由を明かされる、、



(感想)

コロナ禍で作成された作品だからかな?こう言う映画の作成方法もあるのね!と思った。アダムとカリーニョはテレビ電話での関係なので、2人が一緒に画面に映ることはない。制作側からすれば経費少しはかからないのかな?なんて勝手に思いながら鑑賞😅

また現代だからこうやってオンライン上での友情が描かれるのかな〜なんて今までとは少し違った映画でした。
きょん

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