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ベルイマン島にてのMのレビュー・感想・評価

ベルイマン島にて(2021年製作の映画)
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ベルイマン終の住処で描かれる晩夏の停滞と衝動。豊かな自然と澱みのない空気、緻密に配置された北欧家具が印象的で美しい。「穏やかで完璧すぎて息が詰まる」その違和感と移り変わる心の機微を、自らの脚本へと落とし込んでいく様が、馴染みのない北欧の夏時間をより一層新鮮なものに感じさせてくれる。
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