計画性や確実性を重んじる真面目な性格の主人公が、破天荒なジョンシナとその彼女との交流によって、自分の殻を破るという成長物語。
主人公を演じるリル・レル・ハウリーは、ゲットアウト、フリーガイ、グッドボーイズ、トムとジェリーなどコメディ映画に数多く出演する超売れっ子。
いつも演じてるのは、本作の主人公同様に大人しくて無害な役柄が多い。
そんなキャラクターたちが自分の殻を破るかのような印象を受けた。
ただ、途中でダレるシーンもあり、ちょっと退屈。ハリウッドコメディ特有のテンションが高いトリッキーキャラと、リアリティあるキャラクターを同じ画面でテンション保ちながらストーリーをすすめるのって難しいんだと感じた。