SAYA

マッド・ストーカー -監禁地獄-のSAYAのレビュー・感想・評価

4.0
Hulu観賞。実話の拉致監禁事件を基にした
ストーリー。

54日間の拉致監禁ですが、信仰を信じて
生き延びるというのが
他の拉致監禁作品と違う特色です。


ググッてみましたが、あまり詳細な記録は
残されていないようなので
どこまで真実かはわかりませんが
最後まで見入ってしまうストーリーでした。

犯人に対して主人公の娘が「地下室に誰か住んでるの?」と失言してしまったり、
主人公が「シカゴへ連れて行ったら助けを呼ぶわ」と馬鹿正直に返答してしまったり、
母娘揃ってちょこちょこ犯人の気持ちを逆撫でするような失言があり、
特に母は教師をしていた割には
あまり賢くないないな、という印象を受けてしまいました。

最後まで信仰を捨てず、
無事救済されて良かったです。


犯人のミンは、他の拉致監禁事件と比較すると
同情の余地があったり(って言っても逆恨みが圧倒的に強いですが…)
誕生日のエピソードや、娘にプレゼントを買ってあげたり、花火に連れて行ってあげたりと
優しい面が垣間見えるのかな、と思いましたが
最後、母娘を殺害するつもりだったり、
ジェイソンが既に殺害されてしまっていたと
発覚したりで
やはり異常で非道な犯人なんだな、と
思いました。


皆さん仰ってますが、通りがかりの
ジェイソンが1番の被害者で殺害されて
しまって可哀想でした…。
(勇敢に声をかけたのに)

通りがかりの遊んでいた青年は、
助けを求めたのに信じてくれず切なかったです…。
(でも実際、真に受けてくれないケースも
あるのかな、と妙なリアリティーがありました)
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