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ドナルドの魔法の泉のRのネタバレレビュー・内容・結末

ドナルドの魔法の泉(1953年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

自宅で。

1953年のアメリカの作品。

監督は「ドナルドと腹ぺこグマ」のジャック・ハナー。

あらすじ

車がパンクし、偶然立ち寄った「魔法の泉」でドナルドはワニの怒りを買ってしまう。

ご存知ディズニーの看板キャラのドナルドの短編。

お話はあらすじの通り、ワニの怒りを買っちゃうドナルドのどったんばったんが繰り広げられるんだけど、その前にどうやらドライブで観光に出かけていて、一緒に行ってるヒューイ点デューイ・ルーイ(この頃はまだ三色展開してないんだな)の甥っ子3人組が漫画ばっか読んでて、めちゃくちゃ冷めているのでイタズラを仕掛けようとするんだけど、このイタズラがまたなんというか手が込んでる。

どうやらバッテリーが上がってしまったらしく、近くの「魔法の泉」で汲んだ水で冷めようとするんだけど、その泉の看板に「子どもになる泉というのは迷信です」と書かれており(まず、この看板がイミフなんだがw)、わざわざその看板の半分を折って、どっから出したのか赤ちゃん帽を出して赤ちゃんになっちゃった!というプラン。

まぁ、その企みは意外にも上手くいくんだけど、このドナルドがまた演技派で、特に甥っ子たちが読んでいたコミックを取られた時の子どもがよくする泣く前の「耐え」の表情たるや!!めちゃくちゃうまいし爆笑した。

で、それでもまだ懲りない3人に今度は近くにいた昼寝してるワニが温めていた卵を見つけて、赤ちゃん帽の下にわざわざ配置して、赤ちゃんから卵まで戻っちゃった!とイタズラを展開する、技巧派だなー。

で、それは上手くいってかなり反省している3人にワニに「みてみて!」と強引に見せつけるんだけど、そこに置いてあるのは我が子!つーことでワニに追っかけられるというわけ。

で、そこからはワニとドナルドのスピーディーすぎる追っかけっこがあったり、甥っ子たちによる流石のコンビネーションのパス回しがあったりと見どころはあるんだけど、最後の結末それでいいんか、ワニは笑。

とにかく、ドナルドの泣きまね演技が印象深い一本でした。
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