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聖闘士星矢 The Beginningの鶏肉のネタバレレビュー・内容・結末

聖闘士星矢 The Beginning(2023年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

思ってた5倍は聖闘士星矢だった
オリジナル要素も辻褄は合わせてあって、原作を知ってると飲み込みづらかったけど一旦理解したらそんなに気にはならなかった

漫画とアニメとLegend of Sanctuaryを混ぜたような印象
Beginningとはいえ一輝との決着すらつかないのは予想外だった
作中で神々との戦いとか言ってたけどこのペースでいくと5作くらい…かからない!?て思ったが、ハーデスはともかくポセイドン編は黄金聖闘士ほぼでないし十二宮なしでいけばあと2作くらいですむかもしれないな
でも見たいのは十二宮編なんだよ
あとペガサス幻想もせめてサビ直前までは聞きたかった

特に修行パートまわりが気に入ってて、
魔鈴さんとの岩を砕く授業、聖衣が箱から変形して装着されるところ、最初の聖衣が漫画原作並みにシンプルなところの流れは聖闘士星矢を感じた
魔鈴さんも見た目を1番寄せてあったし…

今作は原作でのグラード財団=城戸光政がグラードとアルマン・キドに別れてていつつも、エゴのために小宇宙が扱える子供を集めていたりする点は失われてなくて意外と原作に沿ってるなと思った
グラードが世界の滅亡と母親としての情の間で葛藤する様子、シエナとの和解などもあってオリジナルキャラだけど結構好きになった
聖衣のオーバーテクノロジーを研究し活用したということでモブ戦士を出すのも聖域のさの字も出ない今作では敵役として頑張ってたと思う

シエナも髪に紫メッシュ入れていたり、白Vネックノースリワンピ着てたりしてかなり原作に寄せてくれてるな…と思ってたらアテナとして覚醒してアニメ通りの紫ロングストレートな髪型になって予想超えてきた
アテナになってからの髪型の変化や、アテナの小宇宙が人間のシエナの負荷となっている描写から「女神アテナの覚醒」に以前よりも重点が置かれているのはおもしろいと思った

一輝がグラード側にいるのは意外だったけど、彼の目的に黄金聖衣がちゃんと含まれてるのはよかったし、聖衣の羽飛ばすとことかアニメで見たやつだな…て嬉しくなって満足した

アクションも良かったと思う
戦闘シーンで星座とそのシンボルを背負ってるの、地味に好き
星矢と一輝の戦いが1番好きだけど、マイロックのアクションもかなりよかった

マイロック(辰巳)、めちゃくちゃ強くて笑う
吹替で見たのでシエナの声が潘めぐみさんなのは嬉しい
ドクラテスもいたっぽいけど誰だったのかわからない……
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