何はともあれ、フレッシュな映像表現をたくさん観られたので満足した。モノクロの打ち上げ花火やスパイス採掘機の下での戦闘、衣装などワクワクした。
原作読んでいるときに「え、そんな馬鹿みたいな話ある!?」と感じたところを映像で観て、やっぱり馬鹿みたいだ!と思えたのも良かった(砂虫ライドや命の水のくだりなど)
中盤過ぎまでゆったりした進行で、「これ本当に終わるのかな…」と思ったら、終盤で急にテンポ良く進む感じも原作通りでした。
現実でも各地で戦争が起きているので、領土奪還・報復戦争的な部分を安易にエンターテインメントとして楽しみ切れない部分も少しあったが、それは作品の良し悪しとは関係なく…。