Kosuke

デューン 砂の惑星PART2のKosukeのレビュー・感想・評価

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
5.0
こんなにも引き込まれた映画は久々だった。

SFの金字塔 Duneの第一作目の映画化で、何も知らない状態でPart1を見たときはつまらなく感じてしまった。
Part 2の上映をきっかけにあらすじをしっかり理解してからPart 1 を見返すと作品にのめり込めた。
そしてPart 2だが、アクションシーンが1よりも多いため視覚的にも楽しめどのシーンも飽きることが無かった。

音楽はレジェンドのハンス・ジマーだが異世界である惑星をあれほどまでに音楽で表現できるのは彼しかいないかもしれない。
何より感動したのはFoley(環境音や生活音)。こんなにもFoleyに感動した映画は初めてだった。独特の広い空間や画の構図である今作だが、リバーブでの奥行きの表現が素晴らしかったし、音数が少ないだけに一音一音に意識がいき本当にその場にいるように感じられた。戦闘シーンでは低音の表現がすごくダイナミックで戦っている人の横にいるように感じられてのめり込んでしまった。

音楽は身体で感じるものなんだなぁと気付かされた映画でした。
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