ハリー

愛国女子ー紅武士道のハリーのレビュー・感想・評価

愛国女子ー紅武士道(2022年製作の映画)
3.3
ようつべの某レビュアーさんの投稿を見て、興味を持って試聴してみた。

うむ。
その方の言うことが大体当てはまってるかな、という印象。

日本は神の国だとか、GHQが宗教を悪と刷り込んだとか、ヤマタノオロチがグレてソドラ共和国をけしかけてるだとか。
かなり右寄りな思想が各所に見られるが、まあ「そういうもの」として見れば特に気にすることもないか。

宗教色を抜いて見れば、千眼美子(かつての芸名は清水富美加)の演技は普通に良かったし、敵役である黄泉大魔神の演技やCGはクオリティ十分だったかな。

ふーむ。別にこれを見て幸福の科学の信者になろうとかは思わない。幸福実現党とやらの活動も別になんとも思わない。
もちろん、信者の人たちを否定するわけでもない。

まあ、一作品としてみればボチボチの出来栄えかな、という感じ。

しかし、ソドラは明らかに中国と北朝鮮を併せた位置関係やし、途中捕まった男は共産党を想起される活動家だったり。
その辺を客観的に見れる人でないと思想的に引き摺り込まれるかもね、という気はした。
あと、あの終わり方で外交的な問題は解決するの??

にしても、随所で挿入される『歌』のダサさはなんとかならんかったんかな(;´д`)
ハリー

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