Few

香も高きケンタッキーのFewのレビュー・感想・評価

香も高きケンタッキー(1925年製作の映画)
-
そうだ、映画は台詞がなくたって映画なんだ!という原点にもどしてくれた。
馬をはじめとする俳優の存在感と、良いカメラワーク、そのやりとりさえあれば!

あ、蓮實センセーが言ってたシーンだ!とか思うまもなく素晴らしいシーンだった。偶然にもすれ違ったり、出会ったりして時間は流れていく。陽の光に照らされ、動くたびに艶めきが変化する馬体も撮り逃さない。馬が存在をもってあまりに雄弁に語るものだから、言葉がひれ伏していました。生き生きする画面の連続を記憶に焼き付けたいあまり、途中、字幕を追う目が半端になってしまった。

韓国での劇場鑑賞。客入りまあまあよし。
アルバイトをお休みして観に行った。
最善の選択をしたと胸を張って言える。
Few

Few