0930apolloさんの映画レビュー・感想・評価

0930apollo

0930apollo

映画(167)
ドラマ(3)
アニメ(0)

運び屋(2018年製作の映画)

3.7

クリント・イーストウッドの映画愛と、人の弱さへの柔らかい目線に溢れた作品。実の娘が娘役なのも実は見どころ。

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

見終わった後に心が温かくなる作品。そして少しだけ人として成長した気分にもなれる。

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.6

精緻な脚本と、卓越した演技力と、素敵なセットが揃っていて満足できました。効果的に登場するシルバーのBMW3.0CSLがクール。

告白(2010年製作の映画)

3.7

実はリアリティのありそうなストーリーだが、意識的に生活感を抜いた演出のスタイリッシュなホラー。小音量で流れ続ける音楽が特に効果をあげている。中学の教室の空気感がいちばんホラーかも。リアルさがあるだけに>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

脚本、演技、美術、撮影、音楽全てが揃った作品。カンヌとアカデミー賞受賞は納得。ジャージャーラーメン以外は韓国らしさが良い意味で希薄で、どの国でも受け入れられやすい内容で、それが国際賞受賞の大きな理由か>>続きを読む

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.8

シンプルなストーリー構成がわかりやすく引き込まれた。ファッション、インテリア、建築、クルマや街並みなどの美術の質も高く、いいものを観た感のある素晴らしい作品です。

インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実(2010年製作の映画)

3.8

登場する投資銀行の役員たちは、不条理なくらいの大金を手にして、一体人生で何を目指しているのか。また、投資銀行は顧客に利益を提供して収益を上げるというビジネスではないんだと、あらためて感じた。視点を定め>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.7

ワンポイントだけ非日常を差し込むことで、これだけ惹きつけられる作品になるのは、やはり「ビートルズ」のチカラか。しかし絶妙にリアリティのバランスをとったストーリーはさすが。ジョンのエピソードも素敵だ。エ>>続きを読む

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.8

ゼログラビティの宇宙空間の表現がすごい。シンプルなストーリーだからこそ、映像のチカラが際立ち見応え充分。

ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ワイルドなストーリーが相当な緻密のシナリオで構成されている。元気になるカタルシスが得られます。マイクタイソンが本人役で登場。抜群なアクセントになってる!

世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

3.8

小説や脚本で読んだとしたらファンタジーのようにリアリティ弱く感じる内容かもしれないが、エミリア・クラークの魅力的な演技、ファッション、美しい映像、美術などでとても楽しめた。いい作品を観た! 映画はいい>>続きを読む

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.9

メディア上で見る人たちの真実は決して分からないと思った方がいい。メディアは、真実であるかどうかには関心がなく、センセーショナルであるかどうかに関心を持っているのだ。など、いろんなことが教えられるのでは>>続きを読む

スペンサー・コンフィデンシャル(2020年製作の映画)

3.6

終始流れるアメリカンロックが似合う、オフビート感のある乾いた犯罪ドラマ。

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.8

スタイリッシュでカタルシスのある娯楽作。カルテェエとか実名OKなんだね。

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.0

想いがある者同士でも、必ずすれ違いが生まれてくることの切なさという、映画や文学の定番テーマを、巧みな脚本と素晴らしい演技で描いて見せてくれた作品。その他者とのすれ違いの切なさがある限り、人生にはきれい>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

4.1

観る者を心地よく振り回し、考えさせて、引き込んでいく素晴らしい作品。よく考えると荒唐無稽な設定だが、リアリティがすごい。安藤サクラの演技にはしびれました。