一つ一つのシーンにドキリとさせられる。ストーリー、カメラワーク、全てにおいて強烈な印象を残した作品。
おっさんが化粧してまで少年に近づきたがる。普通なら気持ち悪いが、なぜかそれを美しく感じさせる力をこの作品は持っている。
冒頭の横断歩道で所長が疑わしい目で見てくるシーン、サングラスの警官が道の反対側で観察してくる場面とか全編で不安のあおり方が絶妙。
ラストも完全にやられた。
昔の映画を敬遠してる人にお勧めしたい。
頭がおかしくなりそうな映画。ホラー映画よりある意味怖い。
ここからリンチの狂気の世界にはまっていくことになる。
「俺は全てを知りたい。」というセリフが印象的だった。人間味あふれるスパルタカスがかっこいい。
風格のある凄い映画。マフィアの世界をそのまま映像で見ているようなリアルさ。ラストのアルパチーノの目は忘れられない。
怖い怖くない以前に安っぽさというか未熟さが目立った。黒い犬の時の効果音、神父が串刺しになるシーンなど、昔の作品だからしょうがないのだろうがエクソシストには遠く及ばないと感じる。
ホラーの定番のイメージが先行しているが、この映画で感動するとは思わなかった。悪魔と真剣に闘う神父と家族に胸が熱くなる名作。
このレビューはネタバレを含みます
不快なだけという意見、もっともだけどもこれはそれを狙った映画。
最後ナオミが船から何事もなく捨てられるシーンは唖然とした。この映画に「希望」は無い。
ステディカムでひたすら三輪車を追うシーン、シンプルだが新鮮な衝撃だった。
一つ一つの場面が芸術的。内容より撮影技法とかそっちの方に惹かれて、それ以降の映画の見方を変えた作品。
服を破かれた子どもが指を>>続きを読む