賛否両論あるとの噂だけれど、個人的には妙に嫌な気はせず、むしろボリューム感に満足できた作品。1人の人間の半生程の成長譚を1人の女優さんで演じ切る凄さと旨みを感じた。
以前から和山やま先生のギャグセンスが好きで視聴。綾野剛さんて歌が上手なんだなあ。
淡々として暗そうに見えて終始明るい、くすっと笑えるような映画。独特のセンスに異国情緒を感じられてちょっとわくわくした。
分かるようようで、分からない父親という人。分からないようで、分かる気がする映画。
どの瞬間を切り取っても美しい画みたいな綺麗な映像と、分かりやすくも叙情的なストーリー展開とで完成度の高い作品になっているなあと感じました。夏の熱に浮かされたみたいな映画。
英語版の「星に願いを」も素敵だけれど、日本語版の歌詞に含まれるひとかけらの寂しさも私は好きだなあと改めて感じることのできた作品でした。
頭をからっぽにして楽しめる映画でした。パーティー文化っていつまで経っても憧れる。
芸術家の話は面白くて好きですが、思っていたよりもバレエの要素が少なかった印象でした。
子供の好奇心と信仰が叙情的に描かれた作品。作中に流れた「フランケンシュタイン」の中の、世界のさまざまな問いにひとつでも答えを出したいといった台詞がすべてなのかなと感じた。ずっと観たかったので観られてう>>続きを読む
臨場感たっぷりな作品。いままで線画風CGアニメーションは何となく敬遠していたところがあったけれど、これはCGでしかできない表現だなと思った。ビジュアルが大人っぽい印象だったけれど、声や動きが加わると高>>続きを読む
2023年真夏のホラー鑑賞会④
信仰とは、もうすでに自分の中で答えが決まっているということなのかな と考えた。
怖いもの見たさで気になっていた作品。ストップモーション風の撮り方においても、設定1つをとっても、人の根本的な嫌悪感を引きずり出すのが巧みだと感じた。
このレビューはネタバレを含みます
一度出発した列車は止まらず、周りの大人を置いて、本当の意味で2人以外の人間の手の届かない世界へ。
これはジョバンニが、カンパネルラと共にどこまでもいっしょに行けてしまった世界線の『銀河鉄道の夜』なのだ>>続きを読む
ぐちゃぐちゃっと進む展開が不思議な面白さを生んでいる映画。敵方のボスの闇堕ち理由が文豪のそれのようで個人的に良かった。
このレビューはネタバレを含みます
今更ながら鑑賞。
ダイジンとか左大臣とか、ミミズに関して未だ謎が残ってしまっている印象でした。
すずめから草太への感情は尊敬で、草太からすずめへは恩と憧憬だと勝手に解釈しています。
テーマの軸はよかっ>>続きを読む
ワインが飲みたくてたまらなくなる映画。ストーリーも、話の軸はしっかりありながらもくどくなく、素敵な印象。ラストの後味もすっきり。
15歳と25歳の不思議な関係の2人の映画。恋愛っぽくまとめられていたけれど、恋とも、友情とも家族愛ともつかない名前のない愉快な何かに見える、なんて思いながら観ていました。
ブライアン………………!
もはや小旅行のアトラクションに参加してきた印象。映像的快感にかなり秀でていて、ストーリーを必死で追わなくても味わえるわくわく感がすごかった。映画館で観るべき映画でした。
ブラックジョークが効いた映画。まさか「番組表どこだ?」という台詞にこんなに震わせられるとは。