ゆうさんの映画レビュー・感想・評価

ゆう

ゆう

岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.7

ただただ苦しい映画。絶望的な状況の中せいかつする兄妹を描く。

最後の電話はどちらに転ぶのか、ラストシーンを観客に委ねるスタイルであっという間に終わった。

刺激が強くて一気に見れてしまうけどもう一度
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

いやー凄かった。エマ・ストーンここまでやるのかってのが第一印象な映画。

天才外科医によって生き返ったことによって特殊な人間となった女性の冒険を描いたストーリー。

確かにこれを説明するも冒険という言
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星の子(2020年製作の映画)

3.7

そういえば見てた。映画観る前に原作も読んだ。わりと原作をそのまま再現してた気がする。

新興宗教の両親を持つ娘の話。よそとは異なる両親の行動に対しても娘がどう向き合っていくかを描いた映画

想像力の欠
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ良かったなぁ。役所広司の良さが溢れ出ている。このストーリーですばらしき世界と言って締めるんだな。

殺人の前科を持つ男が社会に再出発してその生活の浮き沈みを描いた映画。

ヤクザでありキレ
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.7

願いに関する国のシステムよく分からんかったけど王道直球で攻めてきてて良かった。

スターはチコにしか見えなかったけど

ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出(2023年製作の映画)

4.5

これを見るためにウィッシュを見に行ったと行っても過言では無い。

キャラクターを生み出す凄さに圧倒された。

くまのプーさん 完全保存版(1977年製作の映画)

3.8

プーすこ。頭のネジが飛んでる会話聞いてるの何故か心地が良い。

プーとプーの仲間たちの短編ストーリー集みたいな感じ。絵本形式で進んでいくけどそのアニメが懐かしく感じる。

ピグレットはおぱんちゅうさぎ
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ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)

3.8

ディズニーらしからぬ暗い映画。ブサイクな男という設定だけどアニメビジュアルもちゃんとブサイクなので生々しく徹底してる。

プリンセス役もいるにはいるけどイケメン王子にとられるというあんまりな立場。
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

3.5

ココロが壊れないように悲しみという感情が不可欠っていうわかりやすいテーマのピクサー映画。

感情がそれぞれコミカルに動いているのは見てて楽しい。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.0

明確な描写はないのに何故ここまで死の匂いがするんだろうか。

ビデオカメラを通した父と娘の交流。娘の目線からは楽しそうな良き父親であるが、娘がいない時のシークエンスではどこか苦悩を感じる。

クイーン
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さかなのこ(2022年製作の映画)

4.2

面白かった!好きを突き詰めることで見えてくる世界。

のんの存在がこの映画を温かいものにしている。演出もどこかおとぎ話じみていて不良が出てくるけどツッパリと言うべきか一昔前の愛されるキャラクターとして
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黒い家(1999年製作の映画)

3.7

原作が好きなので見た。

産まれたての子鹿のように震える内野聖陽と狂気的な大竹しのぶが見どころのホラー映画。

乳を吸わせるのいちばん意味がわからなくて好き

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.9

抑圧された環境の中でのプレッシャーから異物を飲み込んでしまうようになってしまった女性を描いた映画。

パッと見は幸せそうだけど会話の節々や生活の営みからどうも苦しさを感じてしまう。そういった苦しみに対
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ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.0

面白かった。タランティーノの西部劇愛が伝わってくる映画。

奴隷制のアメリカで賞金稼ぎとなった2人のバディものなんだけど、後半から復讐劇に入っていく。

悪役ディカプリオとのハラハラした会話劇は見もの
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ダンボ(1941年製作の映画)

3.8

ダンボちいこくて可愛い。単純ストーリーだけど面白かった。この映画見て思ったけど空飛ぶダンボってアトラクションネタバレの塊だな。

小さいぞうダンボの成長物語。耳が大きいばかりにおばはん軍団にいびられた
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シンデレラ(1950年製作の映画)

3.7

なんだかんだ見たことなくて見たら実は中身はトムとジェリーだった。

友達の動物たちが優しくて好き

ファンタジア(1940年製作の映画)

3.5

有名なので。なかなか長くて単調な映画ではあった。クラシックとアニメの融合という前衛的な事をやっていてその凄さは感じた。

ミッキーが出てきた時の王者感がすごいさすがトップキャラクター。

ピノキオ(1940年製作の映画)

3.7

面白かったけどかなりダーク。人身売買に飲酒喫煙のオンパレードでヤニクラしたピノキオを堪能することが出来る。

純粋すぎるが故のこわさとか危うさっていうのをピノキオを通して感じざるを得ない。

白雪姫(1937年製作の映画)

3.7

すごかった、初のカラー長編とは思えないクオリティでアニメーションでやりたいこと全部やってるような映画。

小人たちはコントとして完成されてるし、ツンデレ爺さんの味も良い

オオカミ少女と黒王子(2016年製作の映画)

2.7

出てる人みんな豪華なのがボケに見えてきて面白かった。おもしろくはないけど

一晩中(1982年製作の映画)

3.3

うとうとしながら見るくらいがちょうどいいかなって映画。ある街の一晩の人の関わりを描く。

久しぶりの再会なのか深いハグを交わす人や、電話で思いを告げるひと、少女、いろんなキャストが一晩を演じていた。
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ゴールデン・エイティーズ(1986年製作の映画)

3.7

シャンタルアケルマン監督の映画、フランスっぽい色彩が綺麗なミュージカルだったけどこの監督の映画の中では割と異色らしい。確かに一晩中見ると全然違くてびっくり。

失恋しても次の好きな人が必ずできるという
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.7

アホみたいな映画。マルチバースカンフーアクションという。

冒頭の何事もないようなコインランドリーの描写が続くがポスター的に何かが起こるだろうと身構えてたら当然だとド派手に起こる。ジャッキーバリのカン
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.5

だんだんわかりづらくなってきている気がするな。今回もテーマ性織り込んできたけどぱっと見だとよく分からんって感じ。

謎の飛行物体の正体に対する言及は一切なくてそういうもんという受け入れ方だった。

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真実の行方(1996年製作の映画)

3.9

エドワードノートンという俳優のヤバさを如実に体感できる映画。これで映画デビューってマジか、、

殺人事件で捕まった容疑者をどうにか無罪にするっていう弁護士が主人公の王道裁判ものなんだけどなかなかに後味
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.1

ずっと見たかったやつ。ジャックニコルソンの存在感が強くて演技が強烈だった。周りのキャラも強くてよかった。

精神病院に嘘ついて入院した男が閉鎖的な病院という社会で戦うお話。自分たちは普通であり正当に生
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CURE キュア(1997年製作の映画)

4.0

なんかクリップし忘れていた、サイコホラー映画。ちょっと前の映画なんだけどなんとも言えない不気味さが漂っていてよかった。

ラストの終わり方が非常に嫌な感じで終わるのがとても印象的でよかった

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.4

なかなかの気味悪さが終始続く映画。家族1人を殺さなきゃ全員死ぬと脅され、抗うことも出来ないと悟った家族が主人公に向かってひたすら命乞いする。

妻は子供ならまた作れるでしょといい、姉は弟に対してあんた
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.8

ポジティブタイムループ映画。
主人公が既に手馴れていて2人目目線で話が進んでいくのがなかなか新鮮だった。

めっちゃ恋はデジャブっぽいって思ったけど(主人公のタイムループに対する考えの変化とか)Wik
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

3.7

思ったよりベタベタの友情少年映画だったな。草薙は草薙だった。

竹原ピストルの父親がめっちゃよかった。黙って待っててくれてるのずるい

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

前情報がポスター1枚のみという挑戦的なプロモーションで公開されたジブリ映画。リアルタイムで宮崎駿映画の新作をフラットな状態で見れたことがひとまずありがたい。

ストーリーは勧善懲悪ではなく夢の中を脈絡
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怪物(2023年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ良かった。脚本が練りに練られてて好みの話だったので食い入るようにみた。

ある一夜のビル火災から始まる少年の物語。三部制になっていて、母親、教師、そして息子の少年という風に流れて行く。視点
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.8

マリオの劇場版。しゃべるマリオなかなか新鮮だけどIlluminationが手掛けてるだけあって安心してみれるクオリティ。

マリオがやってるゲームがまさかのパルテナだったり、音楽がその時の登場人物のゲ
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フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

3.8

面白かった。野球場作る話。

野球場作る過程で困難を乗り越えて行くとかと思ったらものの十分で完成してておもろい。未知との遭遇を見た時のような狂いっぷりが味わえて良い。

なかなかファンタジー要素強いの
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