soraさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ(2018年製作の映画)

4.5

23歳の男が、プリキュアを観て泣いてしまいました。
グラフィックもストーリーも完璧。全ての包摂へと向かうラストが圧巻。

映画トロピカル~ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!(2021年製作の映画)

1.5

上映中ずっと3歳の子供が劇場内を走り回っていて、「そうそう、この歳の子供って本当に面倒見るの大変だよな」と思った。

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

2.5

オチは確かに「それをフリにするか〜」って感じだったけど逆に結末以外は微妙だったので多忙なビジネスマンはオチだけ観ると良いと思います。
「まさかのどんでん返し!」的なプロモーションされたら、鑑賞中は「ど
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ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

1.5

期待値が高すぎたかもしれない。
きっと「B級コメディ最高傑作」という映画紹介個人ブログの文言を盲信した自分が悪い。

18歳の時、高校卒業を控えながらはじめて地元カラオケのバイト募集案内に連絡したこと
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

4.0

個人的に前作はそこそこ、って感じだったが
「1はイマイチだけど2は作風違って断然面白かった」
「圧倒的に2が好き!」
みたいなfilmarksのレビューに全幅の信頼を置いて観た。肩透かしに対する受け身
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.5

「隠れた名作!」「最高傑作!」「改作ホラー!」みたいな映画紹介サイトを閲覧していたので期待値が高騰してしまい、肩透かし感あった。もはや土俵から出て、観客席に突っ込んだ
映画関係ないけど力士が観客席に突
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.5

俳優の自然体な演技を求めながら、環境を虚偽で固めて大衆を動かすストーリーを作り込んで支持を獲得する点は、ある種現代のポスト・トゥルースに繋がる視点である、とそれっぽいことを適当に言ってみます。考察はぽ>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.5

黒人への偏見、レイシズムの描き方が巧み。態度には出さない(ように振る舞う)が根本的な思想として根付いている人々のまなざし。後半ガッツリ出るけど。終盤は突如グロ。グロすぎて画面の明るさ最小に設定して観た>>続きを読む

LEGO(R) ムービー(2014年製作の映画)

4.5

舐めてかかったらとんでもない映画だった
アクションシーンも笑いもLEGOのクリエイティビティを肯定するメッセージもサイコー 100分ずっと楽しくてサイコー
全人類LEGOにひれ伏せ

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.8

遅ればせながら観た。
前半に「『パラサイト』の意味これかー」って思ってたら後半は「『パラサイト』の意味これかー?!?」となった。寄生2段構え。
1本の映画を通じて鑑賞者に韓国の社会問題や時代背景を鮮烈
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

4.0

主人公の記憶を自動消去するシーンの映像表現が好きでした。インセプションで描かれる「脳内イメージと介入」とは違った面白さがある。複雑な場面構成を髪色を目印にして分かりやすく識別させる意匠も巧み。

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

2.0

薬物中毒者の不合理な行動の中にある合理性を理解することが重要なのだと思う。
薬物中毒は「自らの強い意思でドラッグを根絶すべきだ」という安易な自己責任論で片付く問題ではない。ドラッグに容易にアクセスでき
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メメント(2000年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

返し縫いみたいな時系列のストーリーと順行時系列のストーリーが同時並行で展開するので頭が混乱した。オチで明かされる物語展開の仕組み含めもう一度観ないと完全に理解できない。
ノーラン映画の時間の扱い方はど
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.9

サイコー!
オープニングは何回観てもサイコー!
「正義と悪は二項対立ではなく表裏一体」というよくあるメッセージではあるものの、コインやトゥーフェイスなどその象徴が随所に施されていてサイコー!

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.5

序盤はスピード感。忙しないカット割りと長尺&早口セリフ。読ませる気の無い情報量の字幕。政治や外交をシニカルに描写しつつ、国会議員の激務と苦闘に焦点を当てる。
そして後半は爆裂戦闘シーン。かっこいい車!
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アイアン・ジャイアント(1999年製作の映画)

4.9

昔観て号泣し、再び号泣
思い出補正込での点数かもしれないが許せ

ダンケルク(2017年製作の映画)

4.0

ノーラン作品の中では比較的地味な展開ではあるが、映像と音響が素晴らしい。陸海空軍の苦闘を淡白に描いてこの面白さになるのは驚きです。(とはいえやはり物足りない気持ちはある)(あと世界史の事前知識は必要)

愛がなんだ(2018年製作の映画)

1.0

元カノと観に行った時の記憶。
自分自身はこの作品に全く面白さを見いだせなかったが彼女はべた褒めしていたので、気を遣って話を合わせるのが苦痛だった。
その上、彼女の感想が「成田凌かっこいい」しか無かった
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.0

Twitterでよく見る冒頭のあのシーンを観ようと友人と意気込んで鑑賞したが、開始10分くらいで目標達成してしまった

イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ(2010年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

現代アート市場を痛烈に批判するドキュメンタリー。性格が悪いのでこういうシニカルな作品大好きです。
加熱したストリート・アート市場。バンクシーやシェパードなど著名人が持つ権力。推薦の乱用と過剰な広告。ア
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.5

インセプション、ダンケルク、テネット。幾重にも重なるレイヤーは確かに難解である一方、観客の知的好奇心を大きく揺さぶってくる。インセプションは内部のレイヤー。ダンケルクは平行のレイヤー。テネットは折返の>>続きを読む