監督が妻の岡田茉莉子をこれでもかと美しく映している。
北海道はこんなに綺麗な場所なのか。バチバチにキマるカメラワークでどのシーンもポストカードにしたいくらい。
最初と最後におばさんの視点があることで、悲劇的なロマンスをシニカルな不倫に変えている気がする。
何か深いものを読み取ろうと思ったけど無理だった。性欲に振り回される男に振り回される女。
愛ってなんなのでしょうね。2回目見たら、印象変わるかな。
よかった点は、飽きなかったこと、衣装、スタイル、音楽と>>続きを読む
これまでの小津の映画で描かれて来た家族の様子と少し違う若夫婦の様子が時代の変化を感じさせる。
なんだかディズニーランドのアトラクションに乗ってるような臨場感。
原作に忠実かと言われればそうではないが
よりアーティスティックなエドモンド・ヨウ版のムーンライトシャドウも悪くない。