1in10さんの映画レビュー・感想・評価

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映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝(2022年製作の映画)

4.1

ここ最近のクレしん映画で1番好きかも!

初期の頃あった謎にクオリティの高いアクションみたいなのも本作にもあったし、
原作にもあるあのエピソードからのリファレンスから繋がるのもなんか憎い!

限りなく
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しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜(2023年製作の映画)

4.0

既存の国内シリーズでここまでセルルックの3DCGで映画化は初?
スパイダーバースというよりゲーム版の"オラ夏"の影響な気がする。

ちゃんと大人しかわからないネタのギャグに原作漫画リスペクトな表現と社
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クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!(2013年製作の映画)

3.3

ヤキニクとブタのヒズメとジャングルの良いとこ取りで思ってたより良かった!

ストーリーの深みみたいなのはなかったかな…

俺らのマブダチ リッキー・スタニッキー(2024年製作の映画)

3.4

ちゃんと笑えて、ストーリーの着地の仕方もキレイだった良作コメディ!

監督がグリーンブックの監督と知って納得!

そして、顔の整った中年がザックエフロンだって最後まで気が付かなかった…

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.1

ザ・ブラックコメディ

風刺的で面白かったけど、もう少しアート性みたいなのが欲しかったかな。

チキンラン ナゲット大作戦(2023年製作の映画)

3.6

クリスマスに観た…

前編からかなり間があるにも関わらず、全くその差を感じさせないクオリティと地続きの物語で楽しかった。

ベネデッタ(2021年製作の映画)

3.7

聖人か狂人か…

ペストが蔓延する背景が舞台の救世主(?)の話。

ある種の異常性愛なのか、本当に神の御告げなのか、観てるこっちも気が狂いそうだし、ちゃんと2つの意味で"痛い"映画だった。

レプタイル -蜥蜴-(2023年製作の映画)

4.6

くっそ硬派なノワールでざらついたフィルムルックで渋味の強い映画でかなり好みでした!

全体的にサスペンスフルで先が読めない展開になってたし、暗にステレオタイプで突っ込まないのも得点高い。

デヴィッド
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ミケランジェロ・プロジェクト(2013年製作の映画)

3.4

史実に基づく、絵画救出作戦。

昨今の宗教戦争や活動家団体による絵画にトマトスープをかける抗議にも繋がる話。

命を賭けてまで救出する価値はあるのか?
少なからずもその絵で救われてる人がいる。

宗教
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我、邪で邪を制す(2023年製作の映画)

4.0

自分よりも邪悪な指名手配犯が裁かれずにのさばっている…

前編後編で1人づつ相手にしていく展開でどちらもしっかりドラマ性があって面白かったし、台湾映画らしい泥臭いアクションと斬新なカメラワークも映えて
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スペースマン(2024年製作の映画)

3.6

物理的な距離が離れて近づく心の距離。

インターステラーをよりセンチメンタルなエモにした映画だった。

蜘蛛のグラフィックも良かったし、その啓蒙的な語り掛けの深みがすごかった。

ザ・キッチン(2023年製作の映画)

3.8

ダニエルカルーヤ監督作のサイバー団地パンク

世界観や映像がめちゃくちゃツボ!

極端な技術発展があれば大きな貧困格差が生まれる。

ルックは良いけど、ドラマ性が乏しくあまり画変わりしないままそっけな
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インサイド(2023年製作の映画)

4.0

ペントハウスに閉じ込められるワンシチュエーション。
正しく、アートハウス映画。

少ないセリフとウィレムデフォーの演技からその思考を汲み取る…観てるこっちも極限の環境。

作中の芸術から何を感じるのか
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エンター・ザ・ボイド(2009年製作の映画)

3.9

ロストイントランスレーションのバッドトリップver.

こんな胸糞悪い臨死体験は嫌だ。

全編通して瞬きまで表現された一人称視点はもう実質VR映画の先駆け??
画面酔いどころか、観る麻薬で覚醒してしま
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REBEL MOON ー パート1: 炎の子(2023年製作の映画)

3.0

SF映画あるあるだけど、
1惑星1国制度になんかモヤモヤする。

すっげぇ惑星間の広い話してる様で狭い話の様な気がしてならないんだが?
これを何本も映画に分ける必要あるのか疑問。

シンプルに性格が悪
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HIDEO KOJIMA:CONNECTING WORLDS(2023年製作の映画)

3.8

クリエイターとしてのマインド…
感服です…!

独立後も信頼される人望とハリウッドの映画監督達に認められるほどのハイセンスなアイデア力は改めてすごい!

それがメインじゃないのはわかるけど、もっとデス
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.5

パワー系エクソシストだお

ラッセルクロウのキャラも立ってたし、
スパナチュ好きだから雰囲気もそれなりに楽しめた!

トロール(2022年製作の映画)

3.4

過去

荒唐無稽なおとぎ話の存在にどう軍事対抗するか…シンゴジラ的でノルウェーのお国柄と歴史も反映されたモンスターパニック映画でかなり見応えがあった!

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

4.8

自分の癖にぶっ刺さる大スペクタクルな近未来SFアクション!!

大好きなデジタルアーティストのシモン ストーレンハーグからの影響を感じる、背景やロボ感がたまらな過ぎる!!

これ何万回でも観れるわ。

マーベルズ(2023年製作の映画)

2.8

CGとか脚本とか最近のMCUと比べたら安定してる方ではあったけど、
この映画としての楽しさを見つけられなかった。

各キャラクターそれぞれ良いシーンはあるけど、それぞれなんかムラがあるんだよな…

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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

4.5

死者への執着。

これをYouTuberが監督して、映画祭で上映後A24が即買取って話題になってやつ!!!

ちゃんと世界各地の降霊術をリサーチしたのが伝わるし、
まだ新しいホラー描写があるか!?と思
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.4

止まらねぇんだ…
ずっと俺のターン

ひたすらひたすら猛アクション
キアヌはもちろん真田広之もドニーイェンもカッコいい!否、クソカッコいい!

トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

3.5

ビーストウォーズで予習した甲斐あったわ!

相変わらずCGのクオリティ高いなぁ

イノセンツ(2021年製作の映画)

4.6

子ども視点の解像度高すぎ!

超能力なしにしても、子ども特有の無垢な残虐性がリアル。
家庭環境に起因する人格形成に力の使い方とその矛先の向け方がちゃんとスリラーに描かれていた。

監督が参考にしたって
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.7

1、2作目の味薄めたくらいの内容だけど、よくテレビの洋画劇場で観てたようなアクション映画を味わえた気がする。

雪山の絆(2023年製作の映画)

4.2

極寒の地で助けも来ないし、食糧も枯渇していく絶望感…

"互い"の励ましが1番の"糧"になる皮肉。

ひたすら冷たくて虚しい…

コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.9

B級映画の内容を如何にキレイに撮って、キチンとまとめれば、
ちゃんと面白くなるお手本映画。

バカバカしい展開と構図なのにすごく観やすいのが意味わかんない…

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.8

"テトリス"同様、実話を基にしたゲームを取り巻く熱い人間ドラマ!

ゲーマーからプロのレーサーになる事による弊害と周りからの差別をヒリヒリと体感できる。

フォードvフェラーリとはまた違う切り口のモー
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ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

4.5

どこもかしくもスパイダーバースなルックのアニメーション映画ばかりだからこそのこのケレン味とストリートカルチャー!
やっとこういうのが観たかった。

ちゃんとヴィランからの問題提起も描かれていたし、現代
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Pearl パール(2022年製作の映画)

4.0

主演ミアゴス賞受賞

土と血の臭いが鼻につくようなサイコスリラー、あたし初めてです///

終わらない週末(2023年製作の映画)

4.8

2023年最恐No. 1スリラー!
コロナ禍も相まってか、ここ数年アポカリプスを扱った作品が多いけど、これは最もリアルで群を抜いてコワ過ぎる…

隔離された保守派とリベラル派による巧妙な会話劇に、常に
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.3

ウェスアンダーソン監督の映画だから成り立つ、詩的で構造化した架空の物語。

第四の壁に描く未知との遭遇。

ズレていく価値観と関係性のシュールさに何故か危機感を感じた。

前作までのドタバタさがマイル
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

4.7

"体制と暴力"の絶対的な相互関係。

淡白な語り口でつい見逃すほどの華麗な映画術とストーリーテリングの数々!
冒頭のモノローグは正直退屈だけど、それが必要退屈さであり、彼の全てだとわかる。

観た後思
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