山田たかしさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

山田たかし

山田たかし

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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.5

面白さも勿論のことながら尊敬の念が強く誕生しました。
ストップモーションアニメでこの細かさはほんまに凄い。芸が細かすぎる。
登場キャラ達がほんまに愛らしい。
ほんでクスッと笑える要素も満載やし堀貴秀さ
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街の上で(2019年製作の映画)

4.4

この130分で青の数日間しか観れてないわけだけれども、もう青の全てを知った気になってしまってる自分がおる。
自分が経験することのできなかったこと且つ、もう二度と経験することのできない青に対してのジェラ
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ビバリウム(2019年製作の映画)

3.0

ジェシーが穴を掘る映画でしたね。
楽しみにしてただけになんじゃこりゃって感じやったけれどもなんかクセになる。
面白くは無かったけれども嫌いじゃない。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

同時期に公開の「ヤクザと家族」での5年ルールに近いものを三上が体験していく部分が本当になんとも言えない。
短気でまっすぐ、その性格が良い方に向かうときもあればどんどん悪い方に向かうときもあるもどかしさ
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藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

大金の入った鞄を見つけたところから、その大金がどのようにそこに隠されたのかってのが各々の物語からドンドンと1本の線に繋がっていく気持ちよさがあった。
けれど序盤で繋がり予想できたし何となく気持ちのれへ
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

社会から淘汰されるヤクザの家族や関係者、元ヤクザというのはどういったものなのかというところに焦点が当てられている。

人生路頭に迷ってる時に家族だと、優しくしてくれた人がヤクザだった場合はそちらの世界
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あの頃。(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

ハロオタでもない自分でも超絶に面白いし同調。
何かに夢中になって人生で今が1番楽しいって誰もが1度は体験したことのある軸がしっかりと成されている。

ナカウチさんの「今が1番楽しいですか?」、コズミン
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クラッシュ 4K無修正版(1996年製作の映画)

-

交通事故に合ってから、交通事故により性的興奮するっていう時点でやばい。もうすでにやばい。
観てる途中からおれはいったい何を観てるんだろう?ってなったけど、新しい性癖の発見のためって思ったら集中できた。
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名探偵コナン 緋色の不在証明(2021年製作の映画)

3.0

赤井一家との出会いのシーンや過去との関連性を、テレビ放送されたものを繋いだ内容です。

これコナン観てるもしくは読んでる人はわかるけど、「緋色の弾丸」からコナン観たいから観た人にはなかなか伝わらないん
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聖なる犯罪者(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

仮釈放後のダニエルでグッと引き込まれた。
分かってたけど分かってただけに面白さアップ。

仮釈放時に「前科者は神父になれない」という言葉を受けるもマルタに神父と嘘をついて神父の真似事をできることにダニ
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私は確信する(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

「ヒッチコック狂の完全犯罪」と銘打っているためヒッチコック作品をまだあまり観れてないことへの不安を持ちながらの鑑賞やったけれども全く問題なしやった。

通話記録のテンポ感とかはすげぇ快感やった。ただ、
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

前半はこういう「人とちょっと変わってるけど、本人は気づかず自分はしっかりと芯持ってますよ」って感じが好きな人が好みそうやなとか思って観てたけど中盤からはそんなことなくて思っていたよりもよかった。>>続きを読む

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

【欲望には代償を】

今作にはアメコミ特有の圧倒的ヴィランが出てこないので、スケールとしては小さく感じられてしまうのかも。
ただその分今作では女神としてのダイアナではなく1人の女性としてのダイアナを観
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

これは異食症だけで片付けられへんな。

まるで現代社会の過度のストレスや承認欲求を「異食症」という病気の例を挙げているだけ。

ハンターは劇中でもホンマに誰にも承認されてなかった。
リッチーはハンター
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ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

断捨離。
その名の通り色々と断(絶)って捨てて離れていきます。

自分の物にはその物それぞれの物語と感情があって、それを放棄することは自分の一部分が欠けるってこと。
ただその一部分を失ってでも前に進ま
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罪の声(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

実際にあったグリコ森永事件を基に独自の動機·結末を織り込んだ物語は実に美しい一本線を描いていたと思う。
下手くそな関西弁だけはちょっと…。

声を使われた三人の子供達の生·死·生の三者三様の人生の対比
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

まず面白さね。半端ない。
150分という時間があっという間に感じた。
順行や逆行のそれぞれの場面においての関連性、関係性を考えながらだとほんまに一瞬よ。

序盤はね、もちろんノーラン監督なんでそう簡単
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.1

ノーラン祭での鑑賞です。
こちらもノーランさん大好きなTが重要となる話でしたね。

まあこの映画では時間の経過の仕方自体は極々単純な物でしたね。
その「理屈」は到底理解できなくても「結果」どうなるかは
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閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

3.5

まず病棟の管理体制や看護師達の勤務体制が気になりすぎた。
閉鎖病棟の割に鍵の管理ガバガバやし、障害者の中でも特に危険な人物がいるのに注視することもなく放置プレイ。
話の内容はすごく良かっただけに残念な
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スーパーティーチャー 熱血格闘(2018年製作の映画)

3.6

教師はごくせん、生徒はGTOに近い。
いやドニーさんのやることはGTOやな。笑
グレートティーチャーチャンことGTTが生徒の抱える問題に文字通り体当たりで解決する映画。

問題のある親への根回し綺麗に
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

3.2

原作既読やけど随分前に読んだから明確には覚えてないけど、結構端折ってるんやな。
映画製作のところがないのは時間の都合上仕方ないのか…。
ただそれやとどうしても繋がりや感情変化が無理矢理感出てしまってる
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

若草物語を読んだことも他の映画も観たことないし、劇中でもジョーが若者向けではないと言っていたことが当てはまったんかな。
何人かの登場人物の言動が気に食わないというか性分に合わず一体何を観ているんだろう
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コリーニ事件(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

新人弁護人のライネンは自身の恩人であるハンス·マイヤーの殺害したコリーニを弁護することになった。
弁護することにあたりコリーニの取り調べやコリーニの過去を調べていくとマイヤーとの驚くべき関係性が明らか
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SKIN/スキン(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

白人至上主義団体に所属するブライオンが恋仲のジュリーと平穏に暮らすために今現在の自分の立場を捨て生まれ変わろうとする。

内容としてはレイシスト問題がもっと中心にあるものやと思ってたけども、実際は組織
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

まず簡潔に感想というかなんというか、この映画の秀逸さに驚いた。
短編だからと侮るなかれ。

まずSKINというタイトル通りもちろん肌の色によって引き起こされる哀しい出来事が中心となる。
しかしそれより
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イップ・マン 完結(2019年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

『イップ・マン』シリーズの最終作。
今作も過去作に負けず劣らずのアクションシーンには痺れた。

序盤からブルース・リー役のチャン・クォックワンの戦闘シーン半端ない。痺れた。

物語は大きくなったチンく
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世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)

3.7

死に直面したとき本当に大切なモノを失ってまで生きたいか。
まあ実際にはそんな境地には辿り着かへんけれども、大切なモノ失うって自分の人生での欠落に値するって思ったし自分が大切やと思ってるよりも大切やねん
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ルース・エドガー(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

だいぶレビューが遅くなってしまった…。

ルース役のケルビンさん初見でした。
演技が上手いんだっていうルースを見事に演じてたと思う。

事の始まりはルースのレポートからハリエットがルースの人間性、人物
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ディザスター・アーティスト(2017年製作の映画)

4.0

迷作映画「THE ROOM」の監督・脚本・主演を務めたトミーウィゾーとその友達であり準主役であったグレッグセステロの2人が迷作を作り上げプレミア上映に至るまでが描かれている。

まずはジェームズ・フラ
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

終始ゆるゆるゾンビ映画。
そして台本ありというさらにゆるゆるさ。笑

要所要所に他映画の小ネタ挟んだりと楽しさは満載です。
アダム・ドライバーのスターウォーズのキーホルダー、クスッときました。
ほんで
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ザ・ルーム(2003年製作の映画)

2.0

史上最低の映画と名高いこの映画。(個人的には史上最低ってほどでも無かった。)
予告編からして吹っ飛んでるけど、それはもうこの映画がそういうものやとわかって作られてるから煽りすぎかな。

内容としては話
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少年と自転車(2011年製作の映画)

3.5

少年よ。いくら父から連絡がないから、父から見捨てられたからといって自分で自分のことを諦めてはならない。
ただシリルくらいの年齢でそのような事態になってしまってはそうなってしまうのも無理は無いのかも…。
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空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

3.9

すんごいよかったです。
俳優陣も何人かを除けば非常に素晴らしい演技をされており最後まで気持ちよく観ることができました。

人の命が亡くなっている。
たった1人、それでも命。
長瀬の行動に結果論としては
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.0

劇場公開時には時間が合わなかったのでようやっと観ることができた。
観るに当たってもう一度予告を観なおしてみたけど、信用したらあかんな。

ただ内容は凄くよかった。
予告で受けた印象とは違うってだけ。
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