多くを語らない映画だと思った。
詳細が良く分からないところもあるけれど、分からなくてもなんら問題ない。
特に大したことは起きない。今まで見てきたケリーライカート作品どれも大きな事件など起きない。
それでありながら、100分集中して見せることができるのはすごい。
よくこんなストーリー思いつくな〜〜!
まだこんな未知の映画があったのかと驚き…!
ワンカットはすごいけれど、映画というより演劇っぽいのかな。
撮影の都合もあるだろうけどワンシチュエーションなので、内容が日常でありがちなストーリー。観た後に何か考えさせるような深みは無い気がする。
同じベトナム映画でも「青いパパイヤの香り」とは似て非なる内容。この時代、女性が幸せを手にするのは難しかったのだろうけれど、同じく男性も窮屈そうだったのが新しい気づきだった。
長いし面白みのある内容ではないのだけれど、妙に惹きつけられる画が多くて観られた。
信仰はそう変えられるものではないからこそ、時に不条理を招いてしまうのね…
まだ見たこと無い名作を見るシリーズ
オードリーヘプバーンがチャーミングすぎる
おとぎ話を自然に演じられる美貌が最高
カメラとロケーションがとても良い。
人物たちの背景が少ない語りで説明されるから、分かりにくいといえば分かりにくいんだけれど、
別にそこはっきりさせる必要もないかというくらい画の強度が強い。
ストーリーがかなり暗いんだけれど、後半になるにつれてグッと引き込まれた。
弟役の子供の表情がとても良い。
現代の台北で撮影されているから、馴染みのある雰囲気で親しみやすいんだけど、映画よりドラマっぽい芝居や内容が自分にはハマらなかったなあ
これが金馬で賞とってんのか…
有名だけど見たこと無かった作品を見ようと思って見たけど、かなり昔に見ていたかもしれない。
ファッションに目覚めてから、アンハサウェイの輝きが増す感じ、たまらない!
理不尽な状況に遭遇する主人公を思うと辛い
ベトナムのファミリーとの接点がこの物語をより深いものにしている気がする
宇宙人の登場で一瞬時が止まる。映像内の人物とシンクロしてしまう。
子供たちが可愛らしい。実在するなら行ってみたいと思うほど、カフェダイナーの美術が素敵。
お葬式の楽団として台湾中部で働く女性たちのドキュメンタリー。
特に台湾の地方のお葬式は、賑やかであるほど良いという価値観があるみたい。
たしかに若い女性たちのパフォーマンスで送り出してもらうほうが、湿>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
作中に散りばめられた小ネタの数々が面白い
映画館で観ているのに、家にいるみたいに笑い声を上げて観てしまった
好きなシーンがいくつかあって
館の扉を押し開けようとして「引き戸だった…」っていうところと>>続きを読む
日本でも結婚に対するプレッシャーは少なからずあるとは思うけど、中国は日本の比じゃない…
当人はすっかり置いてけぼりで、親が必死になっている様子は恐怖すら感じる。
解説文読んで、中国の男女比の偏りから受>>続きを読む
幼い子供なのに、常に険しい表情をしているのが悲しい。
自分も囚われて、旦那さんは捕虜のまま行方知らず、挙句幼い息子に唾を吐きつけられるお母さんを思うと辛い。
最初は合唱に参加することを面倒くさそうにしていた親たちが、最後は誰よりも楽しそうにしていたのが良かった!
観客に親と子供たちや、カップルや老人、自分のようにふらりと一人で来た主婦、仕事終わりのスーツ姿のサラリーマン、これだけ幅広い層がスクリーンを共にする映画なんてジブリ以外に無いだろう。映画館内が小さな地>>続きを読む
作品にぴったりの出演者を起用されていた。
辻さんの醸し出す雰囲気が作品をよりノスタルジックに見せていたように感じる。
ロケーションは実際のビリヤード場でだいぶ前に閉鎖されたところらしく、セットでは出せ>>続きを読む
ソフィアコッポラってギャグ線高かったんだ…
海外監督が切り取る日本の風景は面白い
年の離れた二人が自然な成り行きで食事や酒を共にし、さらには再起するきっかけになり得るというのはとても励まされる。
モノクロの映像なので、身につけている衣服や歩いている景色がどんな色をしているのかずっ>>続きを読む
杉本監督のカットの繋げ方が好きで、観ていて心地よいタイミングで切り替わったりタイトルが入る。
内容に関しては、観客に理解を求めないというか、分かる人にだけ分かればいいみたいな突き放したような雰囲気を感>>続きを読む
わかるかというと、わからない
なぜなら自分はこういう男女関係のもつれを悉く避けて生きてきたから
面倒くさくなったらバッサリ終わらせればいいものの、きちんと向き合い続けるのはある意味誠実なのかも
ツァイミンリャン監督が挙げる映画10本のうちのひとつ
観て分かったことは、ツァイ監督は好きな映画から自作に影響を受けないタイプなのだなということ
ハラハラ感で飽きずに楽しめた
カメラの感じがあんまり好みじゃない…
この映画の感想やあらすじで「不条理」ってワードが出てくるけど、どうしてこうなったか分からないまま映画が終わるから、観客に対しても不条理なのよね