fuwafuwabusukeさんの映画レビュー・感想・評価

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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.3

中年のおじさん主人公のファンタジー溢れる世界。
評価分かれるかもしれないけれど、めったにない映画なのは間違いない。
エドワード・ノートン、エマ・ストーン、ナオミ・ワッツのどはまりの存在感と演技力がすご
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

アラン・チューリングは『世界過小評価されていた人物』の最たる人。

イギリスの偉大さと偏狭さに何とも…、「裏切りのサーカス」にも通じるやるせなさを感じたまらなかったです。ジョーンという理解者がいたこと
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イントゥ・ザ・ウッズ(2014年製作の映画)

2.9

おとぎ話のめでたし、めでたしのその後を描いたブロードウェイミュージカルの映画版。

映画評論家の町山智浩さんが、別のある映画の評論の中で『観終わった後キツネにつままれたような気持ちになる映画』という表
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ナイト ミュージアム エジプト王の秘密(2014年製作の映画)

3.3

97分ですが、てんこ盛りでした笑

おなじみのこの映画を観れたことが嬉しかった。ジェデダイア&オクタヴィウスloveです。
隣の席の小学生くらいの女の子が終始笑い声をあげていて、それがとっても心地良か
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

4.5

この映画のすべてを言い表す「わたしはロランス」(原題LaurenceAnyways)という邦題がとてもいい。誇らしくありのままの自分でいること、それ以外に何が必要なんだ、と。

国語教師ロランスのある
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プリデスティネーション(2014年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

フィズル・ボマー(不完全な爆弾魔)の阻止というラストミッションを担う時空警察のエージェント。酒場で身の上話を語り出す青年。この二人を軸に物語が回りだす。

見所はタイムトラベルそのものではなく、必然と
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コーヒーをめぐる冒険(2012年製作の映画)

3.6

コーヒーを飲まずに出た恋人の部屋。そこから青年ニコ・フィッシャーのツイてない一日が始まる。
エピソードそれぞれに味があってニヤリとなる。世渡り上手でない主人公に次第に愛着が…笑
画期的ではない日常にい
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.9

ブラッドリー・クーパーに尽きる。まさにクリス・カイルその人。
説明しすぎない映像と脚本。イーストウッド監督作品の中で一番自分に合った。
鑑賞直後よりも時間がたつにつれ、自分の中で大きくなっていく映画。
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フォックスキャッチャー(2014年製作の映画)

4.0

音楽少なめで全編容易ならない雰囲気。
金持ちの持つレスリングチームでオリンピック連覇を目指すマーク・シュルツだが…。
いつになくシリアスなテイタム、完全に別人のカレルは誰?レベル、ラファロはもはや天才
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きっと、星のせいじゃない。(2014年製作の映画)

3.8

オープニング、ヒロイン役のシャイリーン・ウッドリーの独白からなぜか涙が…。その後笑う、泣く、笑う、泣くの繰り返しにw
ただ病気でかわいそうだねっていう話じゃない。つらいことをジョークにしてしまうメンタ
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

4.0

『Welcome to the island of misfit toys.~はみ出し者の島へようこそ』
bitter and sweet 、fragile and solid
なんかチョコレートみ
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ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

4.0

なんだろう…リアルで自分がダブリンの街にいるような気持ちになる。
この監督の映画には、きれいな心の人が出てくる。だから観ていて気持ちがいい。ラストは涙出た。

あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

3.6

レッド・ツェッペリン、ディープ・パープル、ボブ・ディラン、デビッド・ボウイなどなど伝説のロックスターと同時代を生きた15才の新米ライター、バンドマン、取り巻きの女の子のロードムービー。
主人公ウィリア
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愛して飲んで歌って(2014年製作の映画)

-

アラン・レネ監督91才!の遺作です。
余命わずかなジョルジュをめぐる物語。舞台を観てるみたいな錯覚に!コメディで締めるなんてかっこいい。
試写会@シネマート

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.9

いやーもうこの役は、ディカプリオにしかできない! 常軌を逸した役をやらせたらピカいちだなぁ。
序盤のマシュー・マコノヒーとのレストランのシーンが一番好き。正味数分ですごい存在感だ、マコノヒー!

エクソダス:神と王(2014年製作の映画)

3.4

クリスチャン・ベイルがめちゃくちゃかっこよかったのとスケールの大きさで、なんとかイマイチな脚本をごまかした。

はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.8

嬉しい。最高の映画を観れた!キーラ・ナイトレイの新境地!きれいでまっすぐな歌声。会話のテンポの良さと勢い。彼女演じるグレタの魂の美しさ。珠玉という言葉がぴったりだ。
ちょっとくたびれたプロデューサー、
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南へ行けば(2009年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

うまくまとめてないところが逆に好き。
レア・セドウのビキニの赤や水色がフランス映画っぽく、すごく効いている。
サムは母親を許せて良かった。許せる時ってあんな感じなんだろうな。

アイス・カチャンは恋の味(2010年製作の映画)

4.0

私にとって、時折帰りたくなる場所のような映画。トホホ‥なところもあるけれど、全体を流れる空気、情緒は何とも言えない良さがある。

グラディエーター(2000年製作の映画)

4.0

すべての場面に迫力があり、すべてのキャラクターが生きている。マキシマスが麦の穂を撫でながら歩くシーンが最高。マキシマスと相対するコモドゥス役のホアキン・フェニックスが凄まじい。

スーサイド・ショップ(2012年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

最後のお客のところが惜しい。いや、死んで損な感じが半端ないから、あえて狙いなのかな?お姉ちゃんのセクシーダンスとカレシができた時の歌がとってもいい!ダンスはお姉ちゃんの『生』の目覚め。

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

4.0

アデルのどの場面もリアル。特にラストがすごく好き。

レア・セドウ、どこまでも上りつめてくれ!

クスクス粒の秘密(2007年製作の映画)

3.6

面白い。後半の不条理ぶりはすごい。いろんな意味で度肝を抜かれた映画。

グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

4.6

個人的に大好きな映画。もうジェシー・アイゼンバーグがカッコ良すぎ。マーク・ラファロも素晴らしい。
ずいぶん前に観た時、立ち上がれなかった。

ブルージャスミン(2013年製作の映画)

4.4

哀しくて救いがないけど、可笑しい。ジャスミンの独り言はわかるなぁw ケイト・ブランシェットのうまさはもちろんだけど、サリー・ホーキンス演じるジンジャーの下流っぽさも見事!2014.05.16ユナイテッ>>続きを読む

ファーナス/訣別の朝(2013年製作の映画)

5.0

「ランナウェイ・ブルース」の時もそうだったけれど、こういう映画を観ると切なくて具合が悪くなる。陸橋の上のラッセルとリナのシーン、あることを告げられた時のクリスチャン・ベイルの顔は神だった。2014.1>>続きを読む

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.7

可愛らしくも残酷なお伽話を見てるよう。サービス精神旺盛なコンセルジュ役のレイフ・ファインズ。ハリポタのヴォルデモートの印象が強かったけれど、コメディもうまいんですね!囚人たちがいい人w あとアガサ役>>続きを読む

セントラル・ステーション(1998年製作の映画)

4.3

けっこう悪辣だったドーラが少しずつ変わっていく。胸にくるシーンがいくつもあった。ハッピーエンドと思いたいな。

ギター弾きの恋(1999年製作の映画)

5.0

とんでもない傑作。
ギターの音色が美しすぎる。
…の天才ギタリスト、エメット・レイ。ネズミをバンバカ撃ったり、ハッティに初めて会った時の対応とか、走る列車を眺めるのが好きだったり。演ずるショーン・ペン
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ジャッジ 裁かれる判事(2014年製作の映画)

3.7

試写会にて。ロバート・ダウニーJR.演ずるハンクの優しさが良かったです。「リンカーン弁護士」のような法廷サスペンスを想像しましたが、父子、家族の物語の部分が勝っていたように思います。

スパニッシュ・アパートメント(2002年製作の映画)

3.9

「ニューヨークの巴里夫」を観てすごく良かったので、観ました。ここがはじまりだったんだぁ。ラストが好きです!

ビッグ・アイズ(2014年製作の映画)

3.8

この映画のポスターを見た瞬間、『ビッグ・アイズ』の虜になってしまった。
天才口先男を演じるクリストフ・ヴァルツはいやらしくて、ホントあーいう男大嫌い!と思わせてくれた。私にとってのヴァルツさんは「ジャ
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ムード・インディゴ うたかたの日々(2013年製作の映画)

5.0

琴線に触れまくりで、大好きな映画。
ミシェル・ゴンドリーの魔法にかかったような、夢の中のような世界が広がるけれど、切ないラブストーリーです。前半から後半へと、変わっていくロマン・デュリスが切ない。
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フューリー(2014年製作の映画)

4.5

戦争映画苦手で足が向かなかったけど、見終わってなぜかすごい高揚感。 ローガン・ラーマンの目の演技とドイツ人女性の部屋で緊張感がほどけていく感じが好きだった。バイブル役のシャイア・ラブーフ、マンチェスタ>>続きを読む

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