ヒップホップさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

生きちゃった(2020年製作の映画)

3.7

【その気持ち、どこに行くの?】

「どうせ聞こえないから言わないでおこう」「嫌われたくないから言わないでおこう」「恥を書きたくないから言わないでおこう」

いつもそう思って、自分の気持ちを殺しながら生
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.7

時々むかしのことを想い出してみる。
もうあの頃には戻れないことを実感する。
そして、やっと前に進める。

過去を振り返るのは、周り回ってこれからを生きるためだと思う。

そう思えば、「エモい」も悪くな
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CURE キュア(1997年製作の映画)

4.6

傑作。

小学生の頃から、ずっとモヤモヤしながら生きてるけど、作品を通してずっと自分の心が表現されてるみたいだった。

うつ病みたいな日本社会は、今も昔も変わらない。

生肉を投げるシーンは、笑える一
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

5.0

感無量。
どんな時も、空に向かって手を伸ばし続ける自分でありたい。

心は誰にも奪えないから。

大切な作品の一つです。出逢わせてくれてありがとう。

アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

4.1

恥ずかしながら、甘酸っぱくて、悶絶してしまいました。

小説はもちろん、伊坂幸太郎作品の映画が持つ雰囲気がずっと好き!

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

4.0

「友達は自分で選べる家族」

この言葉に全てが詰まってました。
豊かな人生にしたいものです。

空白(2021年製作の映画)

4.0

孤狼の血を観て松坂桃李さんの演技が好きになったので、こちらも映画館へ。

映画には疎いのですが、光の加減やカット割りで、映画全体におけるそのシーンのトーンや登場人物の心情を表現するのが上手いと感じまし
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新聞記者(2019年製作の映画)

4.1

「この国の民主主義は形だけでいいんだ」

治安を守るという名目のもと、情報をコントロールする。間違ってることは間違ってると真実を報道する。

うそとほんとを、自分の目で見極める力。

妙な国民意識では
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.2

同じ国民同士が差別する。攻撃する。警察官が暴力を振るう。

日本に生まれて、日本で育つ。そのことがいかに異質なことか。島国で生きていると、まるで政治や宗教、思想に対する温度感が違う。

日本で生まれた
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.1

たぶんこの映画のストーリーをつくった人と考え方が違うからずっと入ってこなかった。テーマがテーマなのでそれでいいとは思う。

舟を編む(2013年製作の映画)

4.3

【言葉と向き合う理由】

それは、正しく相手の考えを理解したいから。それだけ人と繋がりたいと思っているから。

言葉を大切にして話す人や本が好きな人。そういった人を僕が好きなのは、人と繋がりたいという
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怒り(2016年製作の映画)

3.8

【人生は思い通りにいかない】

大切な人を信じたい。でも、ちょっとしたことから歯車が狂って信じられなくなる。

純粋な心で人を信じたい一方で、裏切られたくないという自己防衛から疑ってしまう。

自分が
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泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

4.7

【孤独と覚悟】

みんな、自分が1番可愛い。

人生には意味がないけど、意味があったと自分で認められたら幸せ。自分を認めるための人生なら、他の人だって認められたいのかもしれない。

自分のことなんてど
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.9

辛い時に話を聞いてくれる人がいるだけでも幸せなことって忘れないようにしたいって思った〜(1人でみた)

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.8

固く繋いだ手と手が、時間と共に緩んでいく。指が引っかかっている状態を、信頼の証と捉える。片方は、終わりのサインだと捉える。

強く握ろうと、すればするほど、逃げたくなる。だから、余計に力が入る。

2
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