ベルモンドちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ベルモンドちゃん

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さざなみ(2015年製作の映画)

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培ってきた時間は、ほんの少し心に生まれた揺らめきから、一瞬でだめになる。

匂いに気づいてしまった時点でもうだめ。胸に引っかかったざわめきはどんどん大きくなって、行動のひとつひとつから、言葉の断片から
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プレイタイム(1967年製作の映画)

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広大なパリの街がまるまるセットだっていうんだからビックリです。「タチ・ヴィル」というらしいけど、ヴィルどころじゃないのです。街そのもの。
画面の隅々まで計算し尽くされた素晴らしい構図、色彩、未来感!
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人生はローリングストーン(2015年製作の映画)

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1人の作家に密着取材した5日間。ほぼ会話劇で、ジェシーくんの早口を堪能できます。
繊細で、どの会話も大切で、お互いを知っていく過程で見せる感情がほんとうにリアルだった。淡々と話すウォレスの孤独を感じる
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パロアルト・ストーリー(2013年製作の映画)

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10代の鬱屈とした気怠い日常は、でも絶対に輝いていて、危うくて、見ていてドキドキする。
キャストみんなとても良かったけど、特にエマ・ロバーツ、ジャック・キルマーの透明感だけでも観る意味がある。目線・口
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下衆の愛(2015年製作の映画)

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お金も時間も心にも余裕がない、映画を愛する大人たちの、どうしようもない世界。

どいつもこいつもバカだしクズ。
倫理観がまったく理解できないしあんまり関わりたくないような人たちだけど、
それでも、こん
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スノーデン(2016年製作の映画)

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俺たちのジョセフ!!!
スノーデン本人の話し方にそっくりだ。再現の高さに惚れ惚れ。
倒れる前の世界、巡る映像。彼が抱えていた大きすぎる秘密、重圧、感情がドッと溢れて苦しくなる。実際にあったことだとわか
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インサイダーズ 内部者たち(2015年製作の映画)

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最後の最後まで、誰が笑うのかなにが正義で事実なのかわからない。
政治、金、暴力。こういう復讐ものが多い韓国映画だけど、描写の生々しさや俳優たちの熱量にまんまと見入ってしまうのです!わかってても面白いの
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カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

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「人生は喜劇だ」の一言で、ウディアレン先生の新作を映画館で観ている!!!っと実感してドキドキした。最高です。
若者たちの夢や淡い恋、幸せな生活、美しい思い出。手に入れられなかった恋に勝るものはないのだ
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レッド・ファミリー(2013年製作の映画)

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鬼才キム・ギドクが脚本、監督は初長編映画の新人イ・ヒョジュン!
イ監督はフランス映画を学んでいたらしい。その影響もあってか、南北問題を取り上げていて結構踏み込んだセリフも多いなか、ユーモアもあり重苦し
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家族ゲーム(1983年製作の映画)

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会話や距離感の不自然さに、こちらがどぎまぎする。いつ爆発してもおかしくないような、ずっと、何かが起こる寸前のような空気がただようなか淡々と進むストーリー。
不快なほど響くお茶を啜る音や本をめくる音。B
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ダイナマイトどんどん(1978年製作の映画)

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あーーー楽しい!!!
ヤクザ同士が本気で野球で闘う!なんでもありでめちゃくちゃに見えるけど、最低限のルールっちゅうもんがあるんじゃ。仁義っちゅうもんがあるんじゃ〜!
ダイナマ〜イツ!どんどん!いくど〜
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二十四の瞳(1954年製作の映画)

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12人の子どもたちと女性教師の出会いから20年の月日を描く。
戦争によって、たしかに蝕まれていく生活。そんななかで、無垢な二十四の瞳を守ろうと、当たり前の生活を大切にしようとしていた大石先生。
女だっ
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勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

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「海が嫌いなら、山が嫌いなら、都会が嫌いなら、勝手にしやがれ!」

どうしようもないふたりの、どうしようもない愛の話。軽薄で、気怠くてばかばかしくて、これ以上ないくらいにロマンチックで、愛おしい。

クール・ランニング(1993年製作の映画)

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カラフルで楽しくて大好き。
お風呂で並んで練習してるのをずっとずっと見ていたい!

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