付箋さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

宮本武蔵(1961年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

五部作の第1作品

ああ、この気質だったら関ヶ原も生き抜いただろう、と思わせる

沢庵が良い漢

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

4.0

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水俣病の事件をいこくのカメラマンの視点で描いた大作

写真の力、第三者の力を改めて思い知る

ジョニーデップがやや健康的に見えてしまった

ある男(2022年製作の映画)

3.5

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悲しいが出来事さえ無ければ掘り起こさずに済んだかもしれない過去が炙り出され、真実より現実を選んでゆくお話

主人公を時折凌駕するほどキャストが豪華かつ好演なだけに、観るものの主軸を揺さぶるラストの転換
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スターフィッシュ(2018年製作の映画)

3.5

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友人を失い、心境の虚しさを抱える中、幻想か現実かかこを追い求めながら寂しい怪物と対峙するお話

物静かで美しい映像かつアニメーションが差し込まれたりと、飽きさせない

ボタン操作を誤ったときの仕草が素
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ハロー!ブランニューワールド(2020年製作の映画)

2.5

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10年以上を一日に凝縮すると、みんなと良い1日を過ごせるユーチューバーのおはなし
 もはや1日限定の神になる主人公

(タイムマネジメントの重要性がいろいろと叫ばれる中で、タイムループが流行るのがなか
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.0

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猟奇殺人鬼の時限爆弾を自分で作動させようと頑張るお話。
役者も好演してますし、力強い映像の作品ですが、どうしても展開がこれまでの名作を思い出してしまいます。
 主人公の父親と弁護士がやや置き去り

パラレル・マザーズ(2021年製作の映画)

4.0

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ちょっとまともな男性が映像ではでてこない。
鑑賞前に歴史的背景を学んでおくと良かった。

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.0

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人生の落とし前をつけなければ抜け出せない無限ループ。仲間が助け合いを越えて踏み込まなければならない状況で、自分たちの人生も新たな展開を見せていく。
螺旋階段を登っていくお話。
パッケージそのままなのだ
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.0

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「BLAME!」がずっと頭のかたすみにありましたが、クリエイターの方もインタビューで言及されていました。
 地価の質感がとてもよく表現しており、気色悪さが増大しています。

私の少女(2014年製作の映画)

4.5

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監督、主人公とそして少女の視点の距離感にこころを揺さぶられ続ける作品

観る人によっては、衝撃的なラスト

一筋では描けない人の多面的な部分をことらさ難解に描く作品が増えているような気がするけれど、監
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はるヲうるひと(2020年製作の映画)

4.0

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離島の売春宿で生活をする男女の思いを絞り出していく作品
島の政治的な問題がストーリーともう少しわかりやすく組み合ってほしいとも思う。
ラストの展開はことさら明るいわけではないが、生きていくしかない覚悟
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土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)

4.0

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山が暖かく描かれ、その中で死に向き合おうとする

食べっぷりや、収穫、焚き火など、音も楽しめる作品
西田さんや尾美さんなど脇を固める俳優も素晴らしい

ぜんぶ、ボクのせい(2022年製作の映画)

2.0

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親に対する喪失感をお互い寄り添って埋め合わせるが、、、

でも路上で生活し始めた子が、そんなに長く放って置かれる?
万引家族があってか、不幸の押し売りの様で、かえってリアリティに欠けてしまう

演技力
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.0

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思い出に時折背中を包まれながら生きていく二人のお話
まわりも優しい人ばかりで、よりまだまだ若い主人公の老成感、達観が際立つ
恋愛の復習は効果的でないけど役に立たないわけでもない、ということでしょうか

夜、鳥たちが啼く(2022年製作の映画)

3.5

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暖かい演出が続く書くことを諦めない小説家と素直なこどものお話

過度な切実さを抑えリアリティを出す緩み加減が原作者の空気に面白い効果が

夜明けまでバス停で(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

コロナを機に瞬く間に転落する物語
実際の社会事象をうまく取り組み、悲惨な展開ながら共感を誘う

三浦貴大さん出演作品は良作多し

僕が愛したすべての君へ(2022年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

設定上仕方はないが、説明的セリフがかなり多い。
手の込んだ二部作の取り組みで、絵も良いため残念

息子との別れは悲しすぎます