やまみちさんの映画レビュー・感想・評価

やまみち

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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.8

音に色がついている、というのを聴覚とともに視覚でも補ってくれます。その場一瞬限りである生のジャズを聴いてみたくなる映画でした。

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

3.9

バーフバリ第二部です。単体でも楽しめると思いますが、1を観ておくとベターです。むしろ1、2を通して鑑賞するために半日予定を確保することをおすすめします。

超越的アクションは言うまでもなく高揚します。
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.8

自然摂理や条理や情緒はぶっ壊していくタイプの神話です。鑑賞中は筋肉を信仰していれば終始楽しむことができます。何を見せられているんだろうという気持ちですらエンターテイメントに昇華できます。

エゴイスト(2023年製作の映画)

4.0

してあげたい、してほしい、してほしくない。
相手への気持ちを形にすることは、ただのわがままなのか、愛と呼べるのか。受け取った側が愛だと言ってもそれで解決する問題じゃないのが難しいですね。
家族であれば
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.6

シリーズ継続の為の妙な濁し方をせず、かつ哀悼の意を一本の映画として成立させていました。

新たな主人公シュリちゃんが等身大の女の子なところがいいなあ。絶対的ヒーローじゃなくて、一人の人間として自分にで
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シンプル・シモン(2010年製作の映画)

4.0

不器用ながら優しく包み込んでくれる、そんな映画。愛しいなあ。
そして特筆すべきは映像と音楽のセンス。素敵!

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.0

どんどん夢中になって引き込まれる映画。
タイムループから抜け出すために試行錯誤する様がコミカルに描かれて飽きる暇なく終始笑ってました。
と油断してたらいつの間にか感動させられている、という贅沢な作りで
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RRR(2022年製作の映画)

4.0

ひたすら楽しい!
筋肉はカッコよくて可愛くて面白い!!

これだけ味付け濃ければ「???」となる部分も無条件で許せる。熱量に全て吹っ飛ばされて満足感しか残りませんでした。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

高い満足度が保証されたトムしか勝たん映画です。

ハリウッド王道展開は、作り方によっては辟易したりシラケてしまったりすることもありますが、本作は「the王道!!」であるにも関わらず(もしくは、であるか
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空白(2021年製作の映画)

4.1

不運な交通事故をきっかけに狂っていく人生。
身近にいたら厄介だなと思う登場人物達はやけに説得力があます。俳優さんの演技力凄いです。
想いが噛み合わない人間関係ばかりで正直観ていて辛いです。ただ、散々悲
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.7

力強い歌とダンスに斬新なカメラワークで見応えありました。
悲恋の物語と承知の上での鑑賞ですが、個人的にはラストにもう少し救いがあれば嬉しい…。

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.6

かっこいいアクションの大盤振る舞いだし、ミステリー仕立てで楽しく鑑賞できました。

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

3.9

前知識なく鑑賞したので話が展開していく度に作品の方向性が掴めていくのが面白かったです。
主観に対する内省の必要性。

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.5

世界観の創り込みが重厚かつ俳優さん含め映像が美しいので見応えありました。
だだストーリーは…とても長い予告編という印象です。ポテンシャル高い作品だと期待しているので、次回作のために今作鑑賞しておくのも
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.7

7ヶ月後に隕石が落ちて地球滅亡すると発覚するものの、権力者は利己的な対応だし、民衆はメディアに踊らされているし…ということをコメディタッチに描かれています。
この映画のように後回しにされている「未来の
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ブラインドスポッティング(2018年製作の映画)

4.0

ラップがかっこよすぎます。
まさしく本場の生きたラップという感じでした。

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.0

単純に楽しく鑑賞でき、又前向きな気持ちになれる映画。
ベンがとても素敵な人柄で憧れてしまいます。

キーパー ある兵士の奇跡(2018年製作の映画)

3.6

捕虜から敵対国のサッカー選手になった人がいたとは知らず、史実のドラマチックさに驚きです。
後悔や罪悪感を抱えながらどう生きていくのかを考えさせられました。

犬王(2021年製作の映画)

4.5

琵琶法師と能楽(猿楽)師の青春物語。
まず上映早々、音がいい、絵が美しい、テンポが軽妙。一瞬で惹き込まれました。

音響のよい映画館での鑑賞がおすすめです。

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.8

かっこいい&美しいで満足。

ミステリー仕立てだったり唐突にコミカル(?)挟んできたりと飽きさせない構成です。
自分の思うままに活動していたら本人の意志に関係なく有名になり影響力大きくなってしまって、
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.9

任侠映画の役者カタログかと思うくらい、おしみなく濃い俳優さん出演しているので全く退屈する暇がないです。
前作から逞しくなったかに見える日岡は観客の心配を他所にハチャメチャ暴走するし、敵役上林はドン引く
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スワロウテイル(1996年製作の映画)

3.8

if日本の架空都市を舞台に移民たちの生き様が描かれています。まず言語が独特で面白いです。日中英の言葉を複合的に話していて独特で無国籍な世界観を出してます。
アングラな稼業に手を染めるしか生きていく術が
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メランコリック(2018年製作の映画)

3.5

高学歴ニートくんが恋をして銭湯に就職して殺し屋の世界に引き込まれていく青春物語でした。ぶっこみ素材ちぐはぐだけどしっかり成立しています。ある種のファンタジー。

派手な音楽や過剰演出は無しで作ったアニ
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彼の見つめる先に(2014年製作の映画)

3.7

盲目の少年と、その幼なじみであり親友の少女、そして転校生の少年。3人を中心とした恋と友情のお話。安心して観れる青春ストーリーでした。
新しい出会いは新しい世界を知るきっかけになる。「ここではないどこか
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.6

妙にリアルでシンド~ツラーってなるので観るのに体力いりました。
一人楽しいけど本当言うと寂しい、けど人間関係サボり過ぎて関係深めるの怖い、みたいな情緒不安定さが痛々しい。

離陸シーンの対比、好きです
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.8

とにかく役者さんの熱量が凄い。
腹の底から叫ぶ我と我のぶつかり合いに圧倒されました。

宮本の猪突猛進な行動は迷惑な自己満足になりかねないけれど、それで終わらなかったのは大切な人と向き合うことを諦めな
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ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

3.8

最盛期を過ぎた大スターの半生。
彼女は類い稀な才能を持って生まれ、その才能を高級品と売り出す大人のもと育てられた。この生い立ちが彼女に与えたもの、奪ったもの、どちらもあって。スターに限らず人生って単純
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.8

WW1下、敵地を潜り抜け重要な伝令を届けることを命じられた兵士の記録。
主役のスコフィールドの顔付きがだんだんと変わっていくところにグッとなる。一日にも満たない時間で、なんと壮絶。戦地の恐ろしさ。
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

-

映画の良し悪し、作品が好みかどうかは別として。3.11に向き合った作品の存在は、当時を思い起こすきっかけになる。それだけで大きな意義があります。当時各情報媒体が自粛モードだったこと、最新情報を必死に追>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.6

セレブ一家のお家騒動ミステリー。
コミカルでテンポ良く痛快。例えオチを何となく予想できたとしても、楽しく観賞できると思います。
ただ、名探偵の圧巻の推理・活躍を期待して観たら残念な気持ちになるかと…。
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Girl/ガール(2018年製作の映画)

3.8

男性の体に閉じ込められた少女。傷だらけになりながらも必死にそこから抜け出そうとする彼女を見ているだけでもとっても辛いです。
彼女を受け入れ理解しようとする恵まれた環境はあるものの、彼女の痛切な望みとど
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アマンダと僕(2018年製作の映画)

3.8

唐突に、慣れ親しんだ日常と愛する人を奪われたアマンダ(7歳)とその叔父である僕(24歳)。2人の再出発までの道のりのお話。
この「唐突に」は観客にも信じがたく写るし、あえて視覚化しない演出は死を受け入
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メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

わくわくゲージを上げ損ねてしまったので色々見所あったはずですが記憶が薄いです。クリス・ヘムズワースはチャラっとした役が似合うということのみ残りました。

プロメア(2019年製作の映画)

4.0

二時間ずっとメラメラ燃え尽くしてます。アクションと音楽がガチッと融合していて盛り上がるし、役者陣の素晴らしい仕事っぷりもこの顔ぶれ起用した製作陣の本気度も凄いです。
ストーリーはレスキュー隊と炎上テロ
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海獣の子供(2018年製作の映画)

3.8

とても美しい映画。海の神秘さが最大限表現されていて、水族館に行きたくなるしダイビングしたくなります。「ジュゴンに育てられた二人の美しい少年との一夏の思い出」と表現するとなんだか胸キュンモノっぽいですが>>続きを読む

コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

3.8

ドラマ版未視聴でも十分楽しめるエンタメ映画てました。丁寧に布石を置いてしっかりと回収するのでスッキリです。香港の素敵な景観がたっぷり詰まっているところも見処。
長澤まさみと竹内結子、それぞれの魅力があ
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