しずさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

君と100回目の恋(2017年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

友達に勧められ鑑賞。普段恋愛映画をほとんど見ないので、こういう青春的な恋愛映画は自分にはキツかった。タイムリープものとしての緊迫感が足りてないように感じた。後半は慣れたけど、主演の子の演技にわざとらし>>続きを読む

ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.4

確かにこれは賛否が分かれる映画。前半は密室空間ならではのホラー演出で良かったし、津波とか飛行機の墜落は妙に迫力あってリアルな怖さがあった。ただ展開に物足りなさを感じてしまった。シャマランお決まりのカー>>続きを読む

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.4

初めて予告編だけで泣きました。それくらい主演のブレンダン・フレイザーの演技がすごかった。
最後の日が近づくにつれて、主人公の調子の悪さが目に見えて分かってきて、一言一言話す度に命削ってるみたいな感じが
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.5

Instagramから着想したアスペクト比みたいだから、どのカットも写真ぽくて美しい。ポートレートが映えてる。あとはピンぼけの使い方も秀逸やった。徐々にピントをぼかしていく感じが、「あ、これ妄想の世界>>続きを読む

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.2

冒頭からインパクトのある顔アップ且つカメラ目線のショットでそれを徐々にドリーさせることで、一気に映画の中の世界に引き込まれる演出が良かった。最初から最後まで登場人物の服装やインテリア、髪色など彩度の高>>続きを読む

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.0

テビッド・フィンチャーが作るサスペンスはやっぱり面白い。セブンやファイトクラブと同じく、人の内面の変化を映すことが特にうまい。下手に話を解決へ向かわせるのではなく、この先どうなるのだろうかと問いかけで>>続きを読む

The Witch/魔女(2018年製作の映画)

4.2

終盤に向けて次々とストーリーが展開されて、前半の伏線が回収されていく気持ちよさがあった。アクションシーンの飛ばされる側が見ていて気持ちいいほどに飛ばされて行くのが良かった。壁をぶち抜いてその先の壁で叩>>続きを読む

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

4.0

ワンピースを見に行ったと言うより、「私は最強」を聞きに行くために見に行った。流れた瞬間涙出て、「ミセスは最強」やなってなった。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.2

スラムダンクを知らない自分が見ても、面白かった。ただ、主人公が桜木と言うよりは宮城だったのが疑問かな。
CGとかスピード感の映像、演出、音がものすごく良かった。

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

4.0

冒頭からアクセル全開で蜘蛛オーグと戦ってて、音楽も相まって、一気に没入出来た。が…その後はあまり自分にはハマらなかった。
でも、ショッカーライダー戦でのバイクのアクションシーンは、暗くて見えなくてもめ
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.8

なかなかに情報量が多くて置いてかれたプラス、見たのが1ヶ月前で記憶が薄い。でも面白かった。
主人公が経営しているのがコインランドリーっていうのも、縦横にたくさん並ぶ洗濯機がマルチバースそのものみたいに
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そこにいた男(2020年製作の映画)

3.5

短編でサクッと見れて話もまとまってて良かった。
重すぎる愛を持った主人公と、子供を作ってもなお浮気する彼氏という、両極端な愛の形の構図が面白かった。
彼氏の刺されるシーンは冒頭のドラマ撮影シーンがフリ
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.0

アスペクト比とか色味、ノイズとかで映像から90年代の雰囲気が出てるのがいい。
内容はThe思春期青春映画って感じ。キャラそれぞれにちゃんと役割があって、誰が抜けても成立しない感じがあるし、主人公の魅力
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.8

入社後の理想と現実のギャップとか、優秀なやつでも上手くいく訳では無い感じ、おだて上手なやつが最終的に上手くいってそうな感じがリアル。(現役生の自分からしたら受け入れたくはないけど)
タイトルに「若者」
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浅田家!(2020年製作の映画)

4.1

家族と写真の素晴らしさを最後の最後まで教えてくれた。
特に印象的なシーンは、家族写真の撮影中カメラのファインダーを覗いている時に泣く主人公の長回しと、そのあとに映る家族写真のバックで流れる雨音。それだ
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.7

夢を追う姿は誰が見てもかっこよく映る。でもその反面何かを犠牲にした負の面がある。素晴らしい作品の数々を作った彼も、等身大の人間であることを改めて感じた。
映画終盤の父と母の対称的な構図や演出が頭に残る
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.5

同じ顔を持つことになんの意味があったのか、頭の悪い自分には分からなかった。
友人がビデオ通話で顔しか映さなかった意味が、ラストで分かった時はほんとにモヤモヤした。監督の性格の悪さが出てる気がする。

セッション(2014年製作の映画)

4.9

ジャズという音楽を取り上げてるだけあって、とにかくストーリーのテンポがいい。ほんとに最初から最後まで、見ていて心地が良い。
天才になれない主人公と先生の掛け合いシーンは、役者の演技と手持ちのカメラワー
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.7

辛い設定ながらも、所々にコメディがあって、「さがす」よりも安心して見れた。
序盤は食べるものすら買えない状態で、うんこすら出なかったのに、ストーリーが進むにつれて、食べたいものがそれなりに食べれるよう
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さがす(2022年製作の映画)

4.0

見ててすごく辛い映画だった。
終始辛い展開で、目を背けたくなるけど、これが現実だって説得された感じがした。

映像に関しては、セリフで説明する感じがほとんど無くて、見せ方1つでさりげなく説明する感じが
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RRR(2022年製作の映画)

3.9

話の内容が入ってきやすくて、見やすい!
アクションが豪快で見てて、気持ちいい。