ささくれさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ささくれ

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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

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イーストウッドも栄光時代にすがる、そんなある種の回顧録。
昨今の映画が大事にしてることを大体やってないのが新鮮でした。
年齢に役が追いついてない違和感がずっと付き纏うせいで、話の結末よりケガとかせんか
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83歳のやさしいスパイ(2020年製作の映画)

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老人ホームに潜入してその実態を調査する話。
やさしいと言い切ってしまうのは安易。終始流れる緩やかな空間に浸ってたら、残酷な真実をふんわり突きつけてくる。

〈老人ホームに犯罪はなかった。だが入居者はみ
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達人 THE MASTER(2021年製作の映画)

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何かの達人だったような気がする...って話。

脚本、演技、演出のありとあらゆる要素が生理的に受け付けなかった。
全体的に古くさいし、名残ってレベルじゃないくらいに昭和昭和してて、木造の腐朽した薫りと
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

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なんか知らんけどめっちゃ胸に刺さって、帰りの高速でクリープハイプ熱唱した(あーキモ)

気になるあの子と友達以上恋人未満くらいの距離で一緒に映画いったり、ボウリングしたりして、結局何もないまま歳をとっ
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裏アカ(2020年製作の映画)

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想定内の事しか起こらない映画。

この映画の感想を純粋に、ただ純粋に調べようと思って、Twitterで「#裏アカ」で検索すると大量のエロ画像が流れてきた。



一通りチェックしたあと、こんなことして
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

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制作されてから50年経つけど、まだ全然新しい。
ビジュアルセンスもそうだし、ストーリーラインも最新でしょ。
人類がいいように弄ばれる違和感が捕食者としての自覚を呼び覚ますようで、それがまた一段と苦しい
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ジョー・ベル ~心の旅~(2020年製作の映画)

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息子と向き合えなかった後悔を背負って自分探しの旅に出る映画。
人が思ってるほどLGBTに寛容な世の中じゃなくて、いじめられてる側が転校を強いられて、自殺でもしないと気にかけてくれないんだから、僕は自殺
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Don't Peek(原題)(2020年製作の映画)

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ゲーム内の操作が現実にも影響を及ぼすようになっちゃう話。
なんであつ森やってただけでこんな目に合わなくちゃならないのかと思うと笑ってしまった。
あつ森の緩さが絶妙に恐怖を引き立ててた。安易にホラゲにし
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フォーン・ブース(2002年製作の映画)

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職場にて、僕が映画好きだと聞きつけた研修の子が「僕も結構映画詳しいんスけど、何かオススメとかあります?」とかなんとか聞いてきた。
話した感じ全くの無知というわけではなさそうだったので、フォーンブースは
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ずっと独身でいるつもり?(2021年製作の映画)

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「そういや彼女できたの?えー!まだなんだ!?同期に紹介してもらえば?お前らって仲悪いの?悪くないんだったら頼めばいいじゃん!いや焦ってないじゃなくてさ、結婚とか子どもとか考えてないの最近の子は?」
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とびだせ!ならせ! PUI PUI モルカー(2021年製作の映画)

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飛び出さなければ鳴らすことも許されない劣悪な環境の中での鑑賞。
家で見れるのと全く同じやつをわざわざ劇場でみる真性モルカニストが集う中、僕はといえば劇場で初体験を済まそうとするチェリーモルカニスト。
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モンスターハンター(2019年製作の映画)

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行きつけの美容室でモンハンの感想聞かれたから、仕事終わりのレイトで見るのがベストだと思いますって話した頃にはレンタル始まってた。
モンハン好きなんですか?って尋ねてみると
「パチンコで一時期ハマってね
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

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「ゴーストバスターズはCGじゃなく特撮だよ」

って言ってる人と

「夏祭りはホワイトベリーじゃなくジッタリンジンの曲だよ」

って言ってる人

絶対同じやつだと思うんですよねぇ。

恋のクレイジーロード(2018年製作の映画)

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白石(晃士)組の新旧入り混じるワンシチュカオススリリングオカルトアクションムービー。
白石監督の最オキニこと田中俊介はもちろん、芦那すみれもめちゃくちゃ魅せてくれる一本。
女装サイコキラーの宇野祥平と
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

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ボーカルの彼女がバンドに口出ししたのを機に、方向性の違いが深刻化して解散しちゃったよって話。

当時のGUCCIに携わった関係者各位からデタラメだと叩かれながらも、これだけのスターが揃ってるんだから寧
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はりぼて(2020年製作の映画)

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議員の不正を暴いていく話。
最初イラッとして、だんだん笑えてきたとこで、笑ってる場合じゃないことに気付く。
DVD化も配信もされなければ、これが賞レースを席巻することもないのが現状。悔しいね。

主戦場(2018年製作の映画)

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初見から3年が経とうとしてるけど、今でも鮮明に覚えているのは、行きつけのボロシアターが珍しく賑わっていたということと、ネット上の感想がどれも過激だったこと。
嫌な意見にたくさん触れたけど、無教養な自分
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サウンド・オブ・ミュージック(1964年製作の映画)

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ディカプリオとブラピはサウンドオブミュージックを見たことがないという記事を過去に読んだことがある。
それは僕にとって衝撃だった。
「見てないんだ!」ってことより「見てないって言っちゃうんだ!」っていう
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14歳の栞(2021年製作の映画)

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あるクラスに密着した青春ドキュメンタリー。
生徒一人一人にインタビューして、誰と誰が付き合ってるとか、男子がうるさいとか、ウザいやつは無視してるとか、本当はもっと仲良くしたいとか、不登校のあいつに来て
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THE RESCUE 奇跡を起こした者たち/ザ・レスキュー タイ洞窟救出の奇跡(2021年製作の映画)

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洞窟が浸水しちゃって子どもたちが閉じ込められちゃったんだけど、洞窟内を潜水するのがまず困難だし、見つけたところで救う手立てがないし...って話。
タイでは僧侶が絶大な人気があるみたいで、現地メディアや
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君の名は。(2016年製作の映画)

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ねえねえ!『君の名は。』どうだった?

映画愛好家として周知されていた僕は、散弾銃の如く浴びせられる無垢で鋭利な質問に苦しむ。
なんとなく普通とは言いづらかった。「面白かったよ」を求める人と「面白くな
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L.A.スクワッド(2020年製作の映画)

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手間暇かかってない即席映画。
スースクのデヴィッドエアーが贈る笑えないタイプの駄作。
欠点に目を瞑ったとして、加点できるポイントが殆どない。
一般市民ぶん殴って盗んだ車で家族を助けに行くシーンはめちゃ
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Summer of 85(2020年製作の映画)

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エンドロールまでが映画だよなと再認識。
蒸し暑い夏に吹き込む風のような涼しさがあった。
夏のせい、うん夏のせい。都合悪いことは夏のせいにすればいい。
7月上旬、プレゼン資料が全く捗ってないのに定時で帰
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なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

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香川で愚直に闘う政治家の話。
フラッと入った高松の劇場で鑑賞。
せっかくなら聖地巡礼でもしとけばよかった(聖地巡礼とか言うな)
自他共に認める誠実さも案外不確かなのかも。

コンビニ・ウォーズ バイトJK VS ミニナチ軍団(2016年製作の映画)

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コレゼッタイスキナヤツジャーン!は、
コレガスキナワケナイジャーン!に変貌を遂げる。
見かけで判断してはいけないと言うこと。
皆さんご存知の身内映画。金持ちの道楽を見せつけられた感じ。

偶然と想像(2021年製作の映画)

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自分の中の色褪せた何かにそっと語りかけてくるような映画だった。
この良さをなんとか言語化しようとしたけれど、安いものにしたくはないからやめた。
いい天気だなって思いながら、今週も乗り切ったなと思いなが
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Mr.タスク(2014年製作の映画)

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悪趣味オブザデッド。
(ムカデ人間2を傑作と謳うような)極々一部の人間にしか受け入れられないゴン攻め映画。
Mr.タスクを見てる時と、事務所のゴミ袋の底で汁物が滲んでて袋を二重に括ってる時は、自分が一
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スパイダーマン(2002年製作の映画)

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中学のころ訳あって海外住んでて、サブスクなんて全然普及してなくて、映画見るすべがマジでなくて...


そんななかで出会ったのがfc2で違法アップロードされてたスパイダーマンね(あんま言うなそういうこ
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

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妻のレイプ被害の告発を、夫(男)とレイプ犯(男)が決闘で決着ってなんだそりゃ。その裁判の意味は何処にあるの?
マッチョイズムなんて心底くだらない。
そんなくだらないものが脈々と、ただ脈々と受け継がれて
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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

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気遣いの想いからついた嘘が大きくなって、後に引けなくなって嘘に嘘を重ねてみたら、学校の人気者になるわ、理想のあの子と付き合えるわ、学費もなんとかなりそうだわで進研ゼミ最高!!って話。
ミュージカル相手
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ECHO/エコー(2019年製作の映画)

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クリスマスだろうと正月だろうとコンビニには店員がいる。
そんなことを思いながら毎年過ごしてる。恋人とディナーに行ってる人と自室で相席食堂見ながらコンビニのケーキ食べてる僕は、状況は違えど幸せ指数は違わ
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グリーンブック(2018年製作の映画)

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いい映画、けっこう楽しめた。
ピザ食べたくなった、ケンタも行きたい。
テンポよくて見やすいし、差別への訴えも明白な演出でわかりやすい。でもなんか、昔の映画だなぁって思った。

ブラッククランズマンは一
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

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オーシャンズ8とか見たことないの?って話。
女の子がわちゃわちゃしてて、世間を俯瞰で見たような愚痴とあるあるでそれっぽい日常感を演出。
メイド喫茶の何がいいん?と思ってた僕、価値観覆される。福島雪菜と
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mellow(2020年製作の映画)

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ラブ、ラブ、ラブずっきゅん
ラブ、ラブ、ラブずっきゅんだね
ラブ、ラブ、ラブずっきゅん
君にほらラブずっきゅんって話。


あー、田中圭に告りたい。そして優しく振られたい。

ドーナツキング(2020年製作の映画)

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ドーナツ、移民、賭博って話。
ただひたすらにアメリカンドリーム、アメリカンドリーム、アメリカンドリーム。
過程より成功を、挫折より成功を、赦しより成功を、アメリカンドリームに重きを。
カンボジアの黒歴
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

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色々言われてる作品だけど、ちゃんとジェームズグレイの宇宙映画になってるというか、映像も演出も他と差別化できてたから僕的にはオッケーです。
あとサブウェイ宇宙ステーション店は笑った。
旅先でマクドとか行
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