exodusさんの映画レビュー・感想・評価

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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

これまでの山崎作品ってVFXメインでストーリーが破綻気味に感じていたのだが、今回はストーリーがしっかりしていて、VFXもかなりレベル高い仕上がりで素直に面白かった。
観る前は今更太平洋戦争前後が舞台?
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AIR/エア(2023年製作の映画)

4.5

モロに世代の作品。
バスケに打ち込んでいた時期で、当時のNBAの選手の名前や挿入歌がいちいちエモい。
自分の最大のアイコンはMJのひとつ前の世代のマジックなのだが、その世代を凌駕していくMJをリアルタ
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

存在は知っていたがこの作品に今まで手を出してこなかった。
つまり予備知識ほぼゼロで鑑賞したのだが、結論からすると素晴らしいの一言。

登場人物それぞれのエピソードを詰め込みながらも無理無く見せる構成。
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.0

とてもタランティーノ作品っぽいというのが第一印象。
アクション全開かと思いきや会話の面白さがどちらかというとメインだし、グロいシーン多めなのも多分にタランティーノ要素多め。
ブラピはやはりスマートで二
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.0

公開してすぐ賛否がはっきり分かれる作品と噂を聞きつつ観たのだが、確かにその通りと納得。
今回は監督ではなく脚本での参加だが、作品のテイストは明らかに庵野作品。エンドロール見てると編集や演出にも関わって
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.5

映画は監督のモノと言われるが、バットマンシリーズほど監督の色がハッキリと出る作品は無いかと。
そして残酷なまでに各シリーズと比較されてしまう宿命を負っている。
個人的にノーラン作がベストだと思っている
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.8

旧作をリアルタイムで観ている立場からするとラストパートは胸熱なんだけど、いろいろと惜しい印象。
あれだけのコメディのトップスターを集めてふざけ倒した作風から一転、家族愛を描くマジ映画になった訳だけれど
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355(2022年製作の映画)

3.5

ジェシカ・チャスティンはなんだかCIAの工作員モノ専門の役者になってしまったのだろうかということと、またもやハリウッドにおける中国のスポンサードによる影響の強さ、この2つを感じる作品だった。

この作
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.0

イーストウッド作品としては並かな。
訳ありの恩人の子供をメキシコから連れ出して送り届けるまでに起こる出来事を通じて、その子供と行く先々で出会う人との心の機微みたいなものを丁寧に描いてはいるが、なんとな
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

2.0

何というか観ているあいだずっと釈然としないというかイライラするというか。。。
結局のところ全て自分の蒔いたタネで事件が起こって、その後始末に旧作のスパイダーマンまで巻き込まれるという最低の展開に全く付
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マークスマン(2021年製作の映画)

4.0

リーアム・ニーソンは役を選べる役者だと思うのだけれど、なぜ今でもマッチョなB級な作品に出続けてるのだろうか。
この疑問を解明すべく鑑賞(笑)。

あくまで推測でしかないのだが、彼自身こういう作品が好き
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.5

歴史の曲解、ではないな、、歴史をベースにフィクションを再構築したストーリーでキングスマンの始まりを描いている訳だが、この手の話は如何にも破綻してないように見せるのがポイントだと思う。その点においてはま>>続きを読む

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

4.0

前シリーズが与えた映像技術の革新性はもう無いけれど、正しく歳を重ねたネオとトリニティの後日談として破綻してなく、よく出来た作品だと思う。
この監督のマトリックス以降の迷走っぷりからすると、良い意味で普
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

4.0

マーベルにしては長尺じゃなく、変にストーリーを捏ねくりまくる感じもなく、単純明快なところが良い。
トム・ハーディにはあまり合ってない気もするが、そこのギャップもアクセントになってるかも。
個人的にマー
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サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)(2021年製作の映画)

4.0

スティービーの天才性、マヘリア・ジャクソンのカリスマ性、それに食らいつく若かりしメイヴィスの奮闘、グラディス・ナイトのキュートな魅力、ニーナ・シモンの崇高さ、そしてプリンスに最大にして最高な影響を与え>>続きを読む

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.0

あまり期待してなかったのだけれど、長尺にしてはあまりダレることなく最後まで楽しめた。

理由は同じ事象をキーの3人の視点で3章に分けて描いていて、それぞれが微妙に違っているところが飽きさせないポイント
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.0

前作と比べるとどうしても軽い、というのが第一印象だったが、時間と共にこれはこれでアリだなと。
そもそも舞台が昭和から平成に変わったこと。
特に平成初期はバブル真っ只中。日本全国が浮かれてた時期。全ての
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

-

最近これといって観たい作品が無い中、軽い気持ちであまり期待せずに臨んだのだが、大当たりだった。
ストーリー自体はものすごくベタなんだけど、いまどきのハリウッドでこんなに素直に愛と勇気と友情を描いた作品
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.0

Spikeが監督するということはほとんどのケースで政治的要素を含んだ作品になるのだが、
純粋にショーとして楽しめた。

デヴィット・バーンが劇中でも語っているが、
楽器をワイヤレスとしたことでとてもシ
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るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

2.0

結局、1作目を超えることが出来なかったシリーズものとして個人的には記憶される作品となった。
時代劇をやるときの田村正和のような佐藤健の演技を見続けるのと、なんだか洋剣同士の戦いみたいなアクションを見続
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.0

賞を取った作品だし悪くはないと思うけど、こういう作品を劇場公開スタイルでやる必要があるのかと思ってしまう。
日本ではなんだかカッコいいスタイルとして紹介されているノマド。
アメリカではそういうスタイル
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.0

素直に映像は素晴らしい。
演出も秀逸。

ただストーリーは途中から退屈になってしまった。
ほとんどひとりで作ることになった背景にはいろいろ事情があったんだとは思うけど、
ひとりで作り上げる職人的気質も
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AVA/エヴァ(2020年製作の映画)

2.5

ジェシカ・チャスティンってなんかいつも不機嫌そうな役が似合う、というイメージがゼロ・ダークシティで付いてしまった印象。
作品自体は悪くないと思うが、こういう女性主人公のスパイとかヒットマンものはリュッ
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21ブリッジ(2019年製作の映画)

3.0

チャドウィック・ボーズマンの遺作ということを抜きにして客観的に観ることに徹したが、
昔は割とこのくらいの規模の刑事ものの作品が結構あった気がして、なんだか懐かしい気持ちになった。
でも、最初の麻薬強奪
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.0

とにかくアスカが救われて良かった。

これまでオリジナルを含めてこのキャラに惹かれたことがなかったのだけれど、新劇場版の前作の余りにも報われないアスカを見て、せめて最後ぐらい少しでも良い形で描かれない
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新解釈・三國志(2020年製作の映画)

2.0

福田作品は必ず観るようにしていて、客観的に批評しつつも、元来何も考えずに楽しむタイプの作品を作る人なので毎回それなりに満足度高めなのだが、今回は全くダメ。
流石に役者に好き勝手やらせ過ぎかと。
何とい
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

4.0

上映当時、三作観た中で一番退屈に感じたのだが、今回改めて三作続けて観た結果、一番面白かった。
前二作との繋がりが割とバッサリ切られてしまっているから確かに分かりにくさはある(かと言って繋がりが無いわけ
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メイキング・オブ・モータウン(2019年製作の映画)

4.5

この手のドキュメンタリーってきれいごとが延々と続くパターンと、不幸な結末が決まっていてそれに至るまでの悲惨なエピソードが続くパターンの2つに分かれると思うのだけれど、この作品はどちらかというと前者。>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.5

正直なところ評価に迷う。
チャレンジングな作品であることは間違いないけれど、ノーラン作品の中でベストかというとそうでは無いと思う。
事前に伝わっていた通りはっきり言って理解は出来ない。
物理が苦手だっ
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インセプション(2010年製作の映画)

4.5

公開当初に観に行って理解というか整理出来なかったのが、今回ようやく出来た。
ただ100%理解できたかと言われると心許ない。

夢には3段階あって、
時間軸がそれぞれ異なって、
情報の抜き取りも出来れば
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今日から俺は!! 劇場版(2020年製作の映画)

3.0

福田作品を漏れなく観ている者として、僭越ながら評価すると中の上かな。。。
元々テレビ向きの題材だし、学園モノなのでアクションシーンの表現にも限界があると思うし、開久のサトシと佐川を呼び戻すくだりも無理
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エジソンズ・ゲーム(2019年製作の映画)

3.0

何というかオシャレに作り過ぎた感が強い。
予告編を観た時点ではもう少し真実に寄り添った感じになるのかと勝手に想像していたのもあるけれど、なんだかファンタジーみたいな感覚に陥る作りだったのが個人的にはの
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ANNA/アナ(2019年製作の映画)

4.0

リュック・ベンソンの強い女子主人公モノにハズレ無し。
最後まで続くどんでん返し、フランス人監督らしいどこか俯瞰で見ているような映像、ハリウッド的な派手さはないけれど洗練されたアクションシーン。とても素
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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

4.5

もう何度も観てる作品だけれども、何度観ても脚本の素晴らしさに驚愕する。
このパート2に関しては当時わかりづらいとの批判があったような覚えがあるのだが、改めて観るとむしろ複雑なタイムトラベルの関係性を分
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地獄の黙示録 ファイナル・カット(2019年製作の映画)

2.0

富野由悠季がどこかのメディアでこの作品を批判していたのを見た覚えがある。

“観る側の立場に全く立っていない尺の長さ”

正にこの指摘に完全同意しました(苦笑)。
変に派手にすることなく戦争の悲惨さを
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黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

4.1

黒人差別を題材にした作品というのは何となくワンパターン化しがちな気がする。
差別のエピソードを入れ込みながら希望の光が見えつつもまだまだ差別は終わらない、という感じで。。
スパイク・リーのように全編怒
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