こうさんの映画レビュー・感想・評価

こう

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トゥモローランド(2015年製作の映画)

2.7

「予告編が全て」と前情報を聞いて見たけど、予告編のままで終わるのがよかったかもしれない。

夢を持ち続けることの大切さを説くことに対して、あまりに構成や、テーマ性がおろそかで、途中どこが話の着地点なの
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寄生獣 完結編(2015年製作の映画)

2.5

映像として心に残るものがほぼなく、台詞だけが妙に耳に残る作品。

「我々寄生生物は弱い生き物だ、だからあんまりいじめるな」

幽霊とか地球外生命体とか、そんなん含めても人間が一番残虐で怖くて、何を考え
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セッション(2014年製作の映画)

4.3

「夢をもて目的をもて、やれば出来る。こんな言葉に騙されるな」
この映画を見て、北野武監督が言っていたこの言葉を思い出した。

この映画を見ていて実感することは
「何かを極める」ことには
代償が必要であ
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ペコロスの母に会いに行く(2013年製作の映画)

4.0

「ボケるとも、悪かことばっかりじゃなかかもな…」
すごく素敵な言葉だと思った。
高齢社会の現実を、あらゆる年齢層の人が実感している中、このような言葉はなかなか言えない。
「認知症」という言葉を聞いただ
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ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

3.6

「自分の罪は自分で背負っていくしかないんだよ」
表面的に「見えない罰、見えない罪」が一番私達にとって身近で、重く、恐ろしい。
ただそれをみんな背負って、必死に自分をごまかしながら生きているんだというこ
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.0

「お前はバードマンだ」
自分が今を生きているこの瞬間に、何と向き合って、対峙して、必死に生きているのか考えさせられる。
自分の中に栄光時代の偶像を作り出す主人公に、「私自身」を照らし合わせた時、誰にで
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.8

「国を守っているんだ」
徹底した正義は、同じく平和を求めているはずの私達の感覚からものすごくかけ離れている。
大切な人からすれば、主人公は戦争に固執しているようにしか見えない、そこに狂気を感じさせる部
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ソロモンの偽証 前篇・事件(2015年製作の映画)

3.8

「大人だから許される」
「子供だから許される」
そんなことない。同じ人間である事に変わりはない。境界線が曖昧にも関わらず、大人は子供に「子供でいろ」と強いる。
大人と子供の境界線について色々考えさせら
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.9

エディ・レッドメインの演技に終始惹きつけられる。
何も話さないシーンにも何か考えている、常に心から声を発している。些細な仕草、台詞、行動に意味を持って演技しているようにも見えた。
展開には驚きがあった
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幕が上がる(2015年製作の映画)

3.2

自然体のももクロは映画でも健在。
本当に普通の女子高生。女子高生同士でキャッキャ騒ぐ姿も青春映画ならでは。
ただ訳のわからないシーンが突然挿入されたり、ついていけない部分があったのは残念。作品自体の特
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ジャッジ!(2013年製作の映画)

3.3

コシ!コシ!コシ!コシ!のCMが耳に残るものの、お話が少しご都合主義すぎた。
「ありえねーーー」って視聴者は何回も叫びたいんだけど、映画って重要なとこの偶然ほど、しっかりと伏線をはり、構成や設定がちゃ
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魔法にかけられて(2007年製作の映画)

3.6

「お姫様が夢の世界ではありえない、現実を見る」
ありそうで、なかなかなかったテイストの映画やったけど、最終的にあの解決で良かったのだろうか・・・。
少しモヤモヤしてしまった、幸せの価値観の違いとかいう
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きっと、星のせいじゃない。(2014年製作の映画)

3.7

途中まではストレートな、本当に素直な作品でいいなと思ってたんだけど、最後にむけてここいる?ってシーンとか、唐突過ぎて何がしたかったのかわからないシーン等、惜しい作品でした。
展開も読めてしまうのは別に
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おみおくりの作法(2013年製作の映画)

3.2

淡々と進む感じは嫌いではない。
主人公そのものを表現してるみたいで。
表情、しぐさ等、細かい演技へのこだわりが非常に良かった。
死ぬという事象に意義を持たせることは本当に意味があるのか、という重いテー
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滝を見にいく(2014年製作の映画)

4.2

おばちゃんがキャッキャ言うのが楽しくて楽しくてずっとニヤついてた。
人って今が一番楽しくて充実してるのに誰も気づかない、そのことを気づかせてくれる作品。
素人がでてるのに演技もすごく好きだった。個性が
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マエストロ!(2015年製作の映画)

2.8

長いです。
長さを感じるのは話の起伏があまり感じられない脚本だからか、途中で耐えきれなくなる部分がありました。
あと演奏中の心の声が多すぎて少しダサい。演奏は演奏で聞かせて欲しい。
オケのあるあるはや
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ホビット 決戦のゆくえ(2014年製作の映画)

2.7

かなり前に鑑賞
ほんとに残念の一言だった
今まで全てのシリーズ通して一番面白くなかった
期待しすぎていたのもあるのかも
金にまみれても欲望に負ける姿をあそこまでみせられて、その解決がよくわからんって・
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.6

ほんとに笑って泣ける映画って表現がぴったりな作品。
あまりにストレートな台詞や表現はインド映画ならではで、直接心に響く。
映画の中でキャラクターが本当に「生きてる」作品って少ないんだけど、この作品はま
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.7

自分は後味が悪い映画がすごくすごく嫌いだけど、終始画面に惹き付けられて見てた気がする。
ただこの映画で描いていることですら、結婚のほんの一面に過ぎないんだろうなぁ。

紙の月(2014年製作の映画)

3.5

結構前に鑑賞。
「あまりに突然だろ」を感じる部分が所々にあって(特に恋愛)少し現実味を感じることができなかった。
好き嫌い分かれると思うけど、僕は個人的に大八監督のスローモーションの使い方は好きです。
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寄生獣(2014年製作の映画)

3.6

脚本のテンポがよく、すっきり楽しむことができる作品。王道なところをきちんと守る意味で見やすかったです。日常と非日常をうまく組みあわせて、そこにメッセージ性をもたせる。すごく原作を読みたくなりました。と>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

4.5

少し前に鑑賞。
やっぱノーラン監督の作品はほんと好きです。
話がいくつかの構成にわけられて、まとまらないように見える話が見事にからまっていく。宇宙という壮大なものを描いているように見えるんだけど、結局
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小野寺の弟・小野寺の姉(2014年製作の映画)

3.8

少し前に鑑賞。
見ていてすごく安心感があって、終わった後の余韻を楽しむことができる作品でした。
姉がいる身なので性格は全然違っても「なんかわかる」というところがたくさんあったなぁ。
最後まで話の展開が
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るろうに剣心 伝説の最期編(2014年製作の映画)

3.5

少し前に鑑賞。
ものすごいスピード感のカメラワークと殺陣が素晴らしかった。それだけで楽しむことができた。
るろ剣は日本ならではの殺陣なのかなぁと全作品を見て感じました。
瀬田宗次郎との戦いが一番好きだ
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コクリコ坂から(2011年製作の映画)

3.5

そういえば見ていなかったので鑑賞。
とりあえず所々つっこみたくなるような部分満載だったが、映画の中の時代で、それぞれの人が多種多様に生きている姿をしっかりと描けていた。青春をすごく感じる映画。
ちょっ
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

3.8

普通に面白かった!
評判通りのハチャメチャ銀河ヒーローもの。
カッチョいいスローモーションがくどいようで、なんか好き。
正義と悪の境目がわからないまま、でも正しい方向に進む主人公と仲間がよかった。

俺はまだ本気出してないだけ(2013年製作の映画)

3.5

福田雄一監督の作品はシュールさがダントツでおもしろい。
堤真一のダメ男っぷりもさることながら山田孝之の役が最高だった。こういう人生もおもしろいだろうなぁ。
あとタイトルが最高。
「本気だしてないだけ」
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舞妓はレディ(2014年製作の映画)

3.0

あんまりミュージカルと舞子が最後までピンとこないまま終わってしまった。
おもしろい演出とか少し笑えるところはあったんだけど、脚本が退屈。もう少し説明部分みじかくできないのかなぁと・・・。
方言のくだり
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.0

タイムスリップもの×恋愛は最近多いなぁと思うけどこの組み合わせはいい映画が多い!シナリオがうまく書けていておもしろい。
人生の幸せを詰め込んだような作品。でも幸せの価値観があまりに偏って見えてしまった
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猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014年製作の映画)

3.5

前作を少し忘れた状態で見たけど、わかりやすい話の進みかたで普通に楽しむことができた。逆に展開が予想できすぎて脚本が少し物足りなかったけど・・・。
猿と人との関わりという点から見ると、あまり何も感じず残
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運命じゃない人(2004年製作の映画)

4.3

内田けんじの作品は本当に脚本が好き。構成がうますぎる。
わりと似た系統の作品が多いんだけど、やっぱ先が読めない。読めても面白い!
作品内のキャラクターは真剣なのに、真剣であればあるほどクスクス笑えるギ
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ルパン三世(2014年製作の映画)

2.7

実写化でどうなるかと思ってたけど、配役は不二子以外はそこまでイメージと違ってはなかった。どちらかというとストーリーが途中退屈。ただストーリーを楽しむ作品ではないので、それもあまり気にはならなかった。>>続きを読む

シンプル・シモン(2010年製作の映画)

4.8

本当によかった。
泣きそうになったのは本当に久しぶりで、今季一番感動した。
「正反対だから惹かれるんだ」という台詞があまりにストレートで心に響いた。
人生や世界の見方や考え方がキャラクターそれぞれまっ
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トランスフォーマー/ロストエイジ(2014年製作の映画)

2.5

映像はすげーの一言。
4DXだったのでさらに臨場感が増した。
水とぶわ、煙でてくるわ、座席のりだすわで疲れた 笑。
話は記憶にすら残らない。
逆に映像のみに集中してたかも。

STAND BY ME ドラえもん(2014年製作の映画)

3.5

少し前に視聴。
全体的にまとまっていたけどそれだけ詰め込んだ感じはした。
やっぱ原作の「さようなら、ドラえもん」の話が映画でも良かった!
大人になればなるほどドラえもんはいつかいなくなるということが心
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アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

3.8

よくよく考えると見たことなかったので鑑賞。
最初のテンポがゆっくり過ぎるのは少し長く感じたが、徐々に世界観引き込まれていった。
話ももちろんだけど、キャラクターが素晴らしく、台詞の一つ一つがすごく魅力
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