ジェームズ・ワン監督いつもの縦横無尽なカメラワークアクションなど、視覚的に楽しい部分もあったが、前作から目新しさがあまりなく、わくわくする要素も少ないため全体的に面白さはグレードダウンしてる印象。>>続きを読む
息子との関係に軋轢が生じている母親がオンラインでギターを習い始め、次第に音楽を通じて息子やオンライン講師と心を通わせていく映画。
小気味よいユーモアと優しさに満ちたストーリーがとてつもなく心地良い。>>続きを読む
開始1時間ぐらいで予告の内容を消化してくれる親切設計の映画。
中盤のある事実がわかってからのスリラー展開も面白く、全体的に飽きずに観られる映画になっていた。
エクスペンダブルズ感はもはやほとんどなく、CGもなんかPS4のゲームっぽいが、ジェイソン・ステイサムが画面上でひたすら活躍するので、映画館でポップコーンを食べながら観るぶんには楽しめる内容になってたと>>続きを読む
人々を恐怖で支配する体制側に反旗を翻す戦士を描いたスペースオペラ。良くも悪くも一昔前のsf映画を観ているようだった。
ザックスナイダー監督のいつものコミック的な決め画スローモーション演出もいつにも増>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
世界が緩やかに崩壊していく中でのちょっとした群像劇(なのかな、、)
常にフレンズ(理想的な日常、人間関係を描いたコメディドラマ)と対比して描かれているのが興味深く、終盤に壊れゆく世界で人間同士が少し>>続きを読む
たぶん「夢のチョコレート工場」の方の前日譚。
ストーリーはシンプルかつコンパクトにまとまっており、面白いは面白いが、前2作と比べるとサイケデリックみがあまりなく物足りなく感じた。
あとウォンカが結>>続きを読む
常軌を逸したビジュアルと自己認識に関わる問題を、ユーモアと皮肉を交えて描く、唯一無二の世界観を味わえる傑作。
(情報量が多すぎて観てる間頭がすごい疲れる…)
ステレオタイプからの脱却や、「どうあるべ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
社会で生きていくなかで自己評価が低くなってしまう人にはかなり刺さると思う秀作。
毎週テレビで見られる「永遠の5歳児」だからこそ、欺瞞にならず寄り添える存在になり得るのだと感じ、思わず泣いてしまった。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「行くのか…行くのか…行かんのんかーい!」なくだりが2回ぐらい続いて「あるあるはやく言いたい」みたいな面白さがあった(その後「結局行くんかーい!」てなったけど)
「そこへ行く」動機も2つあるけど、ど>>続きを読む
久々に「見つけてしまった感」を味わえた大傑作。
どこを切り取っても見せ方がアイデアにあふれてて視覚的にめちゃくちゃ楽しく観れる。
光と影の演出や間を使ったギャグ描写、そして巧みな伏線回収などいちい>>続きを読む
大きな事件は特に起きない。
ただ知らない親子のもう二度と訪れることのない瞬間にぐっときてしまう映画。
これがラストダンスか、、
「時間は相対的」と言うのなら
死ぬほど短い140分でした。
映像、ストーリー、音楽すべてが最高。
シリーズ完結編にして本気のエンターテイメントを見せつける超絶怒涛の大傑作。
最高でした。
ゲーム的なギミックや要素を映像的な面白さへと見事に落とし込んでいる傑作。
「行って帰ってくる」だけのシンプルなストーリーに、これでもかと言うほど『これ知ってる』が襲いかかってきて非常に楽しんで観れた>>続きを読む
正直「これの続編やるの?」と最初は懐疑的だったが、見たらめちゃくちゃ面白かったです。(舐めてましたすみません、、)
何より脚本がすごく良い。二転三転するストーリー、何気ないやりとりや出来事からの伏線>>続きを読む
圧倒的、驚異的な映画讃歌であり人生讃歌!
最後の最後で映画のテーマ性やメッセージ性を大爆発させるあたり、さすがデイミアン・チャゼル監督といった感じ。
「無声映画からトーキー映画の変遷」という設定>>続きを読む
自らの生を意味や価値のあるものに「革新」させるために、不毛な話ばかりする友との関係を断ち切りたい男と、これまでの関係性をなんとしてでも「保守」したい友人とが織りなす、死ぬ程小さな「内戦」のお話。
「>>続きを読む
試合ラスト1分間のシーンだけでも見に行く価値のある傑作。
ただ試合だけでも十分ドラマ性を保てているので、ドラマパートをもう少し短くしてもいいのでは、とは思った。
これは予測不能。
予測不能なんだけどトンデモ展開が続くというわけではなく、ある現代的問題を物語の軸としており、鑑賞後の納得度・満足度は非常に高い作品。(事前情報なしがおすすめ)
終始何が起こっても>>続きを読む
○○が野生動物のように襲いかかってくるシーンは画的に面白かった。
が、ところどころで散りばめられた要素が何を意味しているのかわからず、ずっともやもやしながらの鑑賞となってしまった。(多分何かのメタファ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ブルーレイにて鑑賞
以下あくまで映画の感想です
良かった点
•叶うことのなかった2人での結婚式など、存在しない回想シーンを入れることで、死を悟った人間だけが抱きうる「未来への後悔」を描いていた点>>続きを読む
世の中の「あっ…」な人達大集合な映画。
youtuberに対して悪意を持って描いてはいるものの、その在り方を決して完全否定しているわけではない絶妙なバランス感を持っている印象を受けた。
撮影した動>>続きを読む
1作目にそこまで思い入れのない自分が1作目の評価までも爆上げさせてしまうほどの完璧な続編。
というか今作でようやく「トップガン」という作品が完成したといっても過言ではないレベル。
役者陣が実際に飛行>>続きを読む
彼氏との関係が瓦解するシーンなど、各々のぐちゃぐちゃな感情がぶつかり合って滅茶苦茶な結果をもたらす様は目を背けたくなるほど強烈なものだった。
社会的に悪とされる人物の世間というフィルターからは見えな>>続きを読む
どんなに不遇な時代であったとしても、誰かの幸せは確かにそこにあったということに気付かされ、甚く感銘を受ける映画体験だった。
過酷な現状を悲観4、楽観6くらいの比率で描くことで、見る側に笑っていいんだ>>続きを読む
前作でもそうだったが、洋楽の日本語への置き換えにほとんど違和感がなかった。
ここまで吹き替えに力を入れている洋画も今どき珍しいのでは。
またショーに関してはCGアニメーションでしかできない表現が多く>>続きを読む
極彩色のビジュアルは洗練されていて格好良く、ボウリング場のシーンはかなり自分好みだった。
けど、全体的に物語としての起伏が少なく、ところどころわかりやすく雑な展開もあり、個人的にはあまりのれなかった>>続きを読む
全然シリアスではないのだが、かといってすごい馬鹿馬鹿しいところにも行ってくれないのがもどかしい。
この映画に伏線という概念は存在せず、2時間のうち90分くらいは「どうでもいいよ」という感情が沸き上が>>続きを読む
兄弟のその後と親子の関係性に焦点を当てた続編。終わり方に嫌味がなく好印象。
序盤のマトリックスが実は○○○という設定で新たな続編のあり方を提示していくのかと思いきや、後半で普通の続編になっていった印象。
しかし劇場で初めてマトリックス的アクションを堪能できたのは良かった。>>続きを読む
ノスタルジーとアンチノスタルジーの両面を絶妙なバランス感で描いた傑作。
煌びやかな60年代の街並みや芸の世界を楽しめる映画と思いきや、その裏に隠された負の側面を映し出し、そしてそれが「思わぬ形」で現>>続きを読む