火骨さんの映画レビュー・感想・評価

火骨

火骨

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彼岸島 デラックス(2016年製作の映画)

2.5

衣装やCGはチープだし、アクションも迫力に欠ける。姫はまだ再現度が高く、しっかりキモくて良かった。
この作品のおかげで原作の彼岸島にハマった。

DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

3.4

山﨑貴監督作品。
まあ面白かった。ファンタジーが強めだが、入り込みやすくて良かった。
VFXのクオリティも中々良くて、見応えがあった。

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.0

さすがジェームズガン監督、面白かった。
グロいのにポップでブラックユーモア溢れる作品。
キャラクターが個性的で良すぎる。特にデヴィッドダストマルチャンが演じるポルカドットマン。カラフルな水玉デザインの
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.8

思いのほか大人向けサスペンス。
徐々に面白くなっていった印象。

まほろ駅前狂騒曲(2014年製作の映画)

3.8

まほろシリーズ3作目。
1作目の大森立嗣監督がカムバック。

相変わらず笑えてじんわりする作品。
本作は、子守りをしたり、新興宗教団体の闇を暴いたり、バスジャックに巻き込まれたり正に狂想曲という感じ。
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まほろ駅前番外地(2013年製作の映画)

4.2

まほろシリーズ2作目にあたる全12話のドラマ。
GEOのレンタル落ちコーナーにあったので購入して鑑賞。
本作は大根仁さんが監督・脚本を担当。
すごく面白かった。好み。
1作目よりも、コメディ強め。テン
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まほろ駅前多田便利軒(2011年製作の映画)

3.9

多田と行天のゆるい雰囲気が好き。
2人が歩いてるだけでも絵になるしかっこいい。

ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.7

すごくポップなゾンビコメディ映画。
結構グロい。
ドントストップミーナウが流れて、軽快にゾンビを棒で叩くシーンがシュールで面白かった。

A.I.(2001年製作の映画)

3.9

報われない展開が続き、ラストはどのように着地するのかと思えば、まさかの展開。切なかった。
ストーリーも良いが、近未来の壮大な世界観を見事に映像化していて視覚的にも楽しめた。
ハーレイジョエルオスメント
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.1

痛くて脆い思春期。
一見ただひたすらに遊んで暮らしているが、それぞれが将来や人生について苦悩や葛藤を抱えている。そんな10代の若者の姿が繊細に描かれていて、心を打たれた。
いずれスティーヴィーにとって
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

3.9

温かくて愛情に溢れたファンタジー。
現実と虚構の境界が曖昧で夢のように不思議な感覚を味わえる。結末も素晴らしい。
ティムバートン監督の奇妙で可愛らしい世界観もしっかり堪能できるし、魅力的な作品。

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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

3.8

「アンブレイカブル」でも感じたようにやっぱり画的には地味であるものの、ストーリーがしっかりしているのでラストまで楽しめた。
それぞれの能力を発揮する場面がもっとあっても良かったと思う。
シャマラン監督
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セッション(2014年製作の映画)

4.5

とてつもなく強烈な作品。
ジャンルとしてはスリラーが相応しいかも。
ニーマンとフレッチャーの情熱は狂気に近く、理解し難いが音楽の世界で生きていくにはそのくらいの気持ちが必要なのかもしれないと思った。
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南極料理人(2009年製作の映画)

4.0

沖田修一監督。
ほのぼのしたコメディ作品。
キャラクターが個性的でおもしろい。

ドラゴンボール EVOLUTION(2009年製作の映画)

2.0

全くの別物。
原作に近いキャラはいない。
ストーリーも普通につまらなくてびっくり。

スプリット(2017年製作の映画)

3.7

ジェームズマカヴォイの凄まじい演技力で成り立っている映画。人格の切り替わるタイミングがハッキリわかるほど、演じ分けている。流石としか言いようがない。
ビーストはどんな感じなのかなぁと思って観ていたら、
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アンブレイカブル(2000年製作の映画)

3.4

現実味が強いヒーロー映画。
ヒーロー映画と言っても派手なアクションがあるわけでもなく、映像としては結構地味。
というか、ストーリー自体も地味。
ラストは流石という感じで良かった。

ルックバック(2024年製作の映画)

4.8

傑作。
アニメーション映画でここまで感情をかき乱されたのは初めてかもしれない。
演出、音楽、キャラクターの所作などの要素が原作の持つ世界観を一気に広げていて、58分とは思えないほど没入感が凄かった。
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横道世之介(2013年製作の映画)

4.1

沖田修一監督の作品。
沖田監督の作品はいつも笑えるし、人とのつながりに温かさを感じるような作品が多くて好き。
本作もお人好しの青年・世之助が周りの人を笑顔に、幸せにしていく青春ストーリー。
高良健吾さ
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.9

元気がもらえるし楽しい映画。
先のことを考えずとにかくやってみることも時には大切だと思った。

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

3.9

久しぶりにしんちゃんを観たけどいまだにギャグが面白い。
経験したことがないはずの懐かしさみたいなものを感じて切なくなった。
名作。

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.9

障害、人種、年齢、社会的地位。
そういった色々な壁を超えてフィリップとドリスは互いに補完し合う。この2人にしかない唯一無二の関係が見ているだけで楽しくて明るい気持ちになった。
素晴らしい作品。
アース
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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

3.6

自分もやはり悪のカリスマとしてのジョーカーを観たかっため、残念と言えば残念。
いつジョーカーとしての狂気が爆発するのかと期待するが最後まで起こらない。
なぜなら本作は1人の人間アーサーの物語として描き
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インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

3.3

斬新な設定に惹かれて鑑賞。
なかなかに強烈な絵が多くて印象的。
途中から「なんだこれ…」という感じでついて行けず、少し疲れてしまった。

歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

4.0

家族であるがゆえに見える温かさであったり、醜さみたいなものを本当にリアルに描いている。
理解できないことや共有できないことがあるのは当然。しかし、どこまでいっても家族。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

5.0

本当に素晴らしかった。

この物語には起承転結がない。
大して何かが起こるわけでもなく、トイレで清掃員として働く平山という男の平坦で静かな日常が描かれているだけだ。
しかし、なぜか目が離せない。
彼の
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戦慄怪奇ワールド コワすぎ!(2023年製作の映画)

3.5

シリーズ初見。
たいして怖くはなかったけど、面白かった。
これはホラーであり、コメディでもある。

サンクスギビング(2023年製作の映画)

3.5

ストーリーよりゴア描写を楽しむ系映画。
グロいけど、期待していたほどではなかった。

菊次郎の夏(1999年製作の映画)

4.1

切なくて笑えてほっこりできるロードムービー。

役者としての北野武といえば、「アウトレイジ」の大友や「その男、凶暴につき」の我妻などおっかない印象が強かったため、菊次郎の不器用だが優しい人柄がより際立
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Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)

4.3

マサルはヤクザ、シンジはボクシング。
それぞれが夢に向かって進み、現実とぶつかることになる。

2人の青春は漫画のようなキラキラしたものではなく、儚くて脆くリアルに描かれている。そこに自分はとても惹
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シティーハンター(2024年製作の映画)

4.0

原作の雰囲気を保ちつつ、令和の日本を舞台にした見事な実写化だった。ガンアクションはキレッキレで興奮した。

鈴木亮平さんの演技が本当にすごい。「孤狼の血 Level2」では素晴らしい怪演だったが、今回
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.2

一度道を外れてしまった人が社会で生きていく難しさをリアルに描いていた。

生きにくい世の中で辛いことは尽きない。
しかし、人とのつながりの中には優しさや温もりが確かにある。それを知っているから人は生き
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ミッシング(2024年製作の映画)

4.0

「愛しのアイリーン」、「空白」、「神は見返りを求める」などの吉田恵輔監督作品。

本作もえげつない。
映画館で観ていたら、本当に心がもたなかったと思う。

3-4x10月(1990年製作の映画)

3.6

北野武監督作品。
すっごいシュール。
笑いあり、暴力あり。
ラストもさすが。

ワンダフルライフ(1999年製作の映画)

3.6

是枝監督の初期作品。
ファンタジーなんだけど、妙にリアル。演者の演技がみんな自然で入り込みやすかった。 

特に印象的だったのは、死者が数々の思い出の中から選んだ一つの場面を再現して撮影するシーン。1
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その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

4.0

北野武監督の初監督作。
全体的にシリアスではあるが、コメディもありアウトレイジとはまた全然違った雰囲気で面白かった。暴力描写はこのころからえげつない。

登場人物の全員怪しい雰囲気があり、特に清弘の手
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