晩白柚さんの映画レビュー・感想・評価

晩白柚

晩白柚

映画(481)
ドラマ(3)

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

二つ並んだ暗闇への入り口と、古井戸
はちみつ色の外光、ハニカム窓
真っすぐ連なる扉
炎を飛び越える少女たち
列車の近づく音、大きな黒い鉄塊
透明な水の影
生と死の境界をユーラユラ
最後彼女は、窓辺の光
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オーファンズ・ブルース(2018年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

一回目の停電、窓の外青白い月明かりがちょうど良い。
三人目の存在感が確かにあるのはエマがずっとヤンを探しているから、バンがそのエマ越しにヤンの気配を感じ取ってしまうから。
気づいたらぜんぶ片思いだった
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リトアニアへの旅の追憶(1972年製作の映画)

4.5

編集という工程の尊さ…
どこかに自分の見た夢の断片が紛れていた気がする
大木裕之という人の映像を思い出した

海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

トリコロールカラーになぞらえた三人の男たち、今のわたしはやはり、白の未来に魅力を感じてしまうかな
それか郵便の人
ポーリーヌは赤を纏わなかった

肩を組む、キスをする
そうそう窓からの侵入、この軽さよ

やくたたず(2010年製作の映画)

-

人間がはけた後に待ってましたと現れる美術
自分が99%持っていなかった学生風景

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

破壊するための構築、上澄みを進んでいってしまう恐怖
タクシー乗るまで人間が出てこなくって心の置き場がなかった
不可思議なネコが出てきた

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.4

若さという得体の知れない生ものが、こんなにも爽やかに存在してる

軍中楽園(2014年製作の映画)

4.2

慰という行為 愛 とは別物?
ドラマ仕立てに煽らないでいてほしかった

千年女優(2001年製作の映画)

4.2

まっすぐになるための力の根拠は、したたかだって良い
走るショートヘアの女の子は、時空を歪めてしまうのか!

東京兄妹(1995年製作の映画)

4.0

善い人々、善い行い
冒頭夏の水浴びと、三叉路自転車下り
服装を寄せていってしまう気持ち、、

不思議なクミコ(1965年製作の映画)

4.6

クミコという女性は器で、その器にはきっと何を容れても美しいものにしてしまうんだ

私はモスクワを歩く(1963年製作の映画)

4.7

日和見主義、青二才
お気楽道中まっしぐら、なんだがほろりと泣けてしまった
キュートな人間が画面にずっといてくれて嬉しい
この監督、トンネル好きは間違いないな…

2046(2004年製作の映画)

4.1

相変わらず紳士服とチャイナドレスへの執着が画面に品を与えてる
こんな色男に生まれ育ってしまったらきっと人生最高に楽しくって、空っぽの部屋のさみしさにきっと打ちのめされる
ツァンツィイーワンフェイマギー
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風たちの午後(1980年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

観終わったあと外の喧騒をいつもより大きく感じた。環境音の削ぎ落とされたあのこの世界にもう帰れないから悲しくなった。
だけど、外に出たらいつもの街は当たり前にいつも通りなことに、どこかほっとしている。
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