悪魔の棲むYeahさんの映画レビュー・感想・評価

悪魔の棲むYeah

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映画(190)
ドラマ(5)

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

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選択を強いる・強いられる物語、というところがロブスターに通じていると思った。この監督が追求する主題なのかなんなのか。

性行為そのものよりも、たとえばパスタをかき混ぜたり頬張ったりする場面の方が性的と
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淵に立つ(2016年製作の映画)

4.0

タイトルからは地味な印象だし、あらすじを読んでも、あー大体こんなあらすじでしょ?みたいな先入観が働いてしまうんだけども、いま見ている場面や人々の言動がどういうところに着地するのか分からないし、見る側に>>続きを読む

ブロウ(2001年製作の映画)

3.5

ジョニーデップがクスリの売人で、その父親役がレイリオッタ。
あの面構えだし、グッドフェローズなんかを見た後だとなおさら、レイリオッタの方が悪さをする役が似合いそうなので、なんだか不思議な気分で見る。作
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コインロッカーの女(2015年製作の映画)

4.0

血なまぐさい場面が多いので、見る人を選んでしまうと思うんだけど、いい映画だった。見終わって消耗するけども、使ったのとは別のエネルギーを与えてくれるような作品。

暗黒街で育てられた主人公の境遇に、同じ
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ルーム(2015年製作の映画)

3.5

ウィリアムHメイシー演じる、主人公のお父さんの言動が、見終わってしばらくすると蘇ってくる。

子供含め、いろんな演者がこれでもかってくらいいい芝居を見せてくるんだけど、少しだけの出番だからこそ、見えな
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

4.0

はじめの場面から、なんだか見入ってしまう。

人肉食の話だし、そりゃまあ人が死ぬし血は流れるんだけど、グロテスクっていうと語弊がある感じ。切実さを感じるからかも知れない。食欲性欲睡眠欲、さらけ出すのは
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SCOOP!(2016年製作の映画)

3.5

見ながら、何かどこかで見たことある感じがした。しばらくして、薬師丸ひろ子が主演した角川映画の雰囲気に近いな、と気づいた。
福山雅治は松田優作でも渡瀬恒彦でもないんだけど、二階堂ふみは薬師丸ひろ子だった
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ユリゴコロ(2017年製作の映画)

3.5

むかし話の『雪おんな』を思い出したんですよ。
人を殺すことが性であるような存在が、ほんのちょっとした気まぐれのようなものがもとでその性を遠ざけていたのに、結局はまたそこに戻っていく、というような。
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VHSテープを巻き戻せ!(2013年製作の映画)

4.0

ビデオが世の中に現れて、映画がたくさんの人に広まったこと、映画づくりを志す人々(子供たち)が現れたこと、映画配給会社のジレンマ、などなど、映画への愛がたっぷり詰め込まれたドキュメンタリー。
ビデオを知
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月影の下で(2019年製作の映画)

3.0

たぶんキャメロンとかヴィルヌーブとかノーランとかの諸作品というかSFがとっても好きな人が作ったんだろうなって気がする。
いろんな作品のあれこれが見えてくる。
でも、なんかが決定的に足りてなくて、もっと
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人生タクシー(2015年製作の映画)

3.5

BS-NHKでやってる『地球タクシー』みたいなもんかなと思ったらちょっと違うし、映画『ナイト・オン・ザ・プラネット』とも違う。
なんだか不思議な作品で、切実さと冗談ぽさが混じって混沌としてる。これはこ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.5

まず画面というか絵が綺麗なことにびっくりしたのね。ゴッサムの街は青みがかってる感じだし、猥雑なんだけど、綺麗。

何人もの役者が演じてるこの役だけど、みんな別々で、そもそもゴッサムシティ自体が別々に世
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午後8時の訪問者(2016年製作の映画)

3.5

au revoir という挨拶がよく出てくる。
またねという程度の別れ。

この物語は、些細な気持ちから訪問者を拒んだ女医が主人公で、「用があればまたやって来るだろう」ぐらいのごく当たり前の気持ちでい
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ハント・フォー・ザ・ワイルダーピープル(2016年製作の映画)

4.0

物語自体に目新しさはないけれど、愛おしい作品。
レンタル店にないらしいのが残念。

ロブスター(2015年製作の映画)

5.0

なんだか、とても良かった。

『定められた期間のうちにパートナーを見つけられなければ動物に変えられる』という設定が耳慣れないから、不条理と表現する人がいるのかも知れないけれど、まったくそう感じなかった
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

面白かったんだ。
面白かったんだけど、これは劇場でみたから160分も集中力が持ったんだなとも思う。

火花(2017年製作の映画)

3.5

特に桐谷健太の芝居が魅力的で、後半に至るまで面白く見ていたんだけれども、最後30分くらいのところから、見ているこちらを泣かせようとする脚本が顕著になって(クライマックスだからしょうがないのかも知れない>>続きを読む

麻雀放浪記(1984年製作の映画)

4.0

賭場では目端が効くし、手先も器用なのに、生き方とか愛し方は不器用な男たち。の生き様とか死に様とか。色気とか憂いとか。
麻雀を知らなくても楽しめる作り。
全編モノクロの映像が戦後の荒れた雰囲気を醸し出し
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KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

4.0

よかった。
ディズニーの『リメンバー・ミー』はこの作品に影響を受けたんじゃないの?と思うような箇所もあった。
あと、出てくる骸骨の動きに、レイ・ハリーハウゼンぽさを感じて懐かしかった。
リメンバーミー
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

4.0

スタンド・バイ・ミー、ロストボーイ、IT、みたいな少年たちの冒険ものが好き(しかしグーニーズとストレンジャーシングスは微妙なのだよ)なので、情報が出た時から期待していたのだよ。

ホラー映画として紹介
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西瓜(2005年製作の映画)

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ぶらっと入った飲み屋のおじさんから、いちばん好きな映画だと教えてもらって、監督も何も知らないまんまみてみた。気にいるかどうかは二の次で、こういう出会いはとにかくありがたい。

スイカの汁から体液(ポル
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アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲(2017年製作の映画)

4.0

楽しかった。クラウドファンディング、参加したかった。
一昨年の作品だけども、劇場公開されただけありがたい。

ヒトラーが恐竜にまたがってるビジュアルを筆頭に、こういうの見たいだろ?というかオレは見たい
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凪待ち(2019年製作の映画)

3.0

主人公がろくでなしでも馬鹿でもいいんだけれども、何かしでかすたびに必ず誰かが救いの手を差し伸べて、というのが何度も繰り返される展開に、説得力が薄まってくる。見ているこっちの集中力もすり減ってくる。
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俺たち ポップスター(2016年製作の映画)

4.5

1年前に見たんだけど、今また見て面白かった。あまぞんありがとう。
ビートルズから最近のミュージシャンまで、洋楽詳しい人にはあれこれ楽しめる豪華な出演者なんだけど詳しくなくても大丈夫。テイラースウィフト
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日の名残り(1993年製作の映画)

4.0

ほろ苦いどころでなく、観ていてつらかった。
執事の物語という体裁をとりながら「何かに専心することを言い訳にして、本当は向き合わなくてはいけない問題から目を背け続ける人びと」についての物語に見えてしょう
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.0

・ピーターの恋敵の男の子、要潤ぽかったよね。

・敵はファンタスティックフォー?て思ったよね。

・脚本か翻訳に、致命的なミスがあると思ったんだよ。長くなるけど。
ハッピーがピーターに「トニーもあれこ
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カジノ(1995年製作の映画)

3.5

ともかくオープニングが好き。

ロバートデニーロ演じる男はカジノのすご腕経営者で、ギャングと関わりあるものの組織の人間じゃない。善人とも言えないけど悪人とも言えない。賭け事それ自体が好きで、とはいえ大
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プレシャス(2009年製作の映画)

3.5

性的虐待という言葉のオブラートをめりめり引き裂くような物語。

主人公のプレシャスはまだ10代なのに2人目の子供を身ごもっている。どちらも実の父親からレイプされてできた。
冒頭ですぐその辺りが知らされ
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天使のはらわた 赤い教室(1979年製作の映画)

4.0

ジャケットを見た瞬間に、一定のイメージを持たれてしまう作品なんだけど、そこから内容を想像してみても、多分かすりもしないと思う。
誤解して見ない人もいれば、誤解して見てなんだこりゃとなる人もいる。そのぐ
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旅のおわり世界のはじまり(2019年製作の映画)

3.0

次のどれかだと思います。

・映画仕立てでオール海外ロケで前田敦子のプロモーション映像撮るように言われた監督が試行錯誤しながら、でも最後は投げ出した。

・映画仕立(中略)前田の魅力に取り憑かれてしま
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

2.5

ゴジラvsデストロイアをみて改めて思ったんだけど、ゴジラの物語に通じるものって、反核・反戦だよね。
で、ちょっと中盤のネタバレに触れるけど、





今作では仮死状態のゴジラに核をというか放射線を打
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ゴジラVSデストロイア(1995年製作の映画)

3.5

デストロイアの造形がとても素敵なんだけど、ウルトラ怪獣ぽくもあり、更にはちょいちょい篠田三郎が映るもんだから、いつタロウに変身すんの?今!ほら!とか思いながら見ちゃったよ。

平成ゴジラを初めて見たも
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パーソナルソング(2014年製作の映画)

4.0

(おもに)認知症で心が塞ぎ込んでしまった人々に、彼等が健やかだった頃の音楽を聴かせてみたら、なにか変わるんじゃないだろうか。失われた記憶とか本来の人格を呼び戻せるんじゃないだろうか。
そういう信念に基
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ウィーアーリトルゾンビーズ(2019年製作の映画)

3.5

監督の前作『そうして私たちはプールに金魚を、』がとても良かったのでずっと期待していた(前作は今作の公式サイトで見られるのよ)

いま映画館で日本映画の予告を目にすると、きまって1作は記憶喪失か不治の病
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オーメン(1976年製作の映画)

4.0

\(^o^) 本日オーメンの日 (^o^)/

オープニングがローマで、グレゴリー・ペックが出てくるもんだから、あの映画が頭をよぎったよ。

はじめに死ぬ人の、あの死にざまがいちばんショッキングで、こ
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ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

4.0

小松菜よりも綺麗なスダと、小松菜よりも色気のあるヤギラと、彼らよりもはるかに渇いた目をした小松菜。

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