ミエルさんの映画レビュー・感想・評価

ミエル

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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.0

これこそ新聞社の存在意義だと思わせてくれる作品。やっぱり記者の泥臭くも粘り強い取材と、全うする正義感はかっこいいなと思う。そしてこれが実話で、つい最近の話だということにも驚く。こういう世の中の不正を暴>>続きを読む

ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

3.0

何歳からでも始められることを教えてくれる作品。一方で、あまりに脚光を浴びすぎると、そうでなくなったときの自分が受け入れられないのかもしれない。いつだって「今」の自分をありのままに受け入れられるようにな>>続きを読む

ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

4.0

自分の見えている世界が虚像だったら…。友人や家族、職場の人が実在しなくて、自分の目にしか見えていなかったら。そんなことを考えさせられる映画。統合失調症について今まであまり考えたことがなかったけれど、主>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.2

実話を基にしたストーリー。脚本は主人公の息子が、父から聞いた話を50年あたためて作成したとのこと。

時代は1962年が舞台。ジム・クロウ法が適用され、有色人種には入れない店があったり、日常的に人種差
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.0

映像が美しい。個人的にはあまり印象に残らない作品。多くの社会問題を表してる作品ではあるけれど。日本でも毒親を抱える人はいくらでもいるし、それでもそんな親に振り回されることなく、自分を保ち生きていかなけ>>続きを読む

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.8

中東の子供たちの「今」にどれだけの人が目を向けているだろうか。監督は難民キャンプを歩き、当事者たちをスカウトした。

主人公役を演じるゼイン(本名もゼイン)は、映画の中でとても深い悲しみの目をしている
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

2.0

先入観なく鑑賞。韓国の貧困差を表現した作品なのだろうけど、終始感情移入はできなかった。身勝手な主人公家族、それを見下さす裕福層。どちらにも品がなく、個人的には好きじゃない。映像も対して美しくない。一方>>続きを読む

ダークナイト(2008年製作の映画)

4.2

リアルタイムで見たけれど、当時の記憶が曖昧なので再び鑑賞。ヒースレジャーのジョーカーは改めて見ると、本当に強烈。そして28歳に見えない…。自分の年齢をも自在に操るヒースレジャー。もともと評価されている>>続きを読む

ROCK YOU! [ロック・ユー!](2001年製作の映画)

3.0

若き日のヒースレジャーがひたすらかわいい作品。作中の中で出てきた「幸せと不幸せは同じように」との言葉が印象に残った。いつでも幸せだけがあるのではなく、不幸せなことも起こりえると。だからその両方を同じよ>>続きを読む

ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

4.8

この作品を見たどれがけの人が深く共感できるだろうか。自分のことをゲイやレズビアンだと受け入れられている、そんな人ともまた違う。ストレートだと信じたいけど、心はそうじゃない。そんな葛藤の中で自制し、時に>>続きを読む

マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

3.0

リヴァーフェニックスが見たくて鑑賞。男娼として生計を立てる主人公を演じる。カルトで育ったリヴァーは幼少期より大人から性的虐待を受けてきた。そんな経験を持つからと抜擢された役。自分のトラウマにも関わらず>>続きを読む

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.5

子供の頃の小さな旅は、大きな旅。そんな記憶を呼び起こしてくれる作品。

ザ・サークル(2017年製作の映画)

2.0

トム・ハンクスとエマ・ワトソンが好きで見たけど、期待したほどではなかった。


驚きや感動はあまりない。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.0

北欧の夏至は、映画のように日照時間が長い。夏のパリッとした暑さではなく、夕暮れ5時くらいの、ぼんやりとした光の中に包まれる。夜の9時頃でもほのかに明るく、体の疲れと、環境光の明るさが一致しない。寝転ぶ>>続きを読む

幸せへのまわり道(2019年製作の映画)

4.6

冒頭のセリフで引き寄せられました。

Do you understand what that means ?
To forgive.
「許すって分かるかい?」

It’s a decision we
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.0

我が子をこの汚れた世界から守るため、外界と完全に遮断された特殊な環境下で暮らす家族の奇妙な肖像を描いた不条理ファミリードラマ。

ターミナル(2004年製作の映画)

4.0

不倫男に溺れるヒロインの可哀な嘆きが、アンコントラブルでどこか純粋な印象を与える。

I've been waiting my whole life, I just don't know what t
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.5

母からフォレストに贈る言葉が美しい。

You got to put the past behind you before you can move on.
「前に進むためには、過去は後ろに置いてきな
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