きせつのくだものさんの映画レビュー・感想・評価

きせつのくだもの

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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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運転しながら音楽を聴いている時間って一番素直な自分かもしれない。
寝る前にうとうとしながら暗闇で読書する感じ。
心が動く瞬間にフィルムカメラのシャッターを切る感じ。
健気に生きている植物を愛でる感じ。
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

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高校を卒業して社会に出たての、丁度イーニドと同じ歳の頃に初めて見て、はみ出し者の私の心に深く突き刺さった作品。
リマスター盤、リバイバル上映で再鑑賞。

初めて見た時から10年ほど経っているのに、外側
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ちひろさん(2023年製作の映画)

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「怖くないよ。夜は私たちの味方だから。」に救われた。最近眠れない夜を過ごしているから。

マコト母お手製の焼きそばを食べながら号泣するシーン、私も一緒に泣いちゃった。

愛にイナズマ(2023年製作の映画)

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池松も若葉も好きすぎる。にやけが止まらない。
泥臭い石井作品たまらないな。

どれが真実かわからないが、日々演じている自分もぜんぶ本当の自分で、どんな自分も自分自身でハグして生きていきたい。
存在確認
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くるりのえいが(2023年製作の映画)

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冒頭、ばらの花ってどうやって出来たんだっけ?っていう3人の話から始まり、こんな味だったっけな現象。 
セッションしながらあの頃の感覚を手探りで取り戻していく様に痺れた。まさに感覚は道標。
In You
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アンダーカレント(2023年製作の映画)

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人の体温に近い映画。声を荒らげて大袈裟に泣いたり怒ったりしないから心地よかった。
真木よう子はどこから見ても可愛いし、影がある井浦新も、胡散臭いリリーフランキーも勿論好きだが、瑛太の心ここに在らずな感
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窓辺にて(2022年製作の映画)

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文系の中にぽつんと体育会系の若葉竜也。このコントラストお見事です。流石今泉監督、若葉竜也の置き場所わかってますねとしか言いようがない。

感情に乏しい自分に時々不安になる気持ち痛いほどわかる。
繊細な
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街の上で(2019年製作の映画)

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大好き。
なんか見たいけど何見ようかなって時に気づいたら何度も見てる。
何も考えずに見られる。

兎に角大好き。
空気みたいな若葉竜也好き。

こちらあみ子(2022年製作の映画)

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側からみたら可哀想な状況なのに可哀想に見えないのは、あみ子自身が可哀想だなんて微塵も思ってないから。

生きていたら、嫌でも誰かと関わり合っていかなければならないから、なるべく嫌われないように、波風立
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川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

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お風呂上がりの牛乳
炊き立ての白飯の香り
隣人が持ってくる庭で採れた野菜
扇風機の風を浴びながら開ける缶ビール
特別な日のすき焼き
汗かいた後のあったかいお風呂

日本人だからこそ感じ取れる細いな幸せ
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

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「おたんこなす」って言葉久しぶりに聞いた。

誕生日ケーキが物語を繋いでる。
夏が恋しくなる映画。

ラスト池松くんの哀愁顔が忘れられない

空白(2021年製作の映画)

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冒頭の事故のシーンには心臓が小さくなった。
登場人物全員不甲斐なさすぎて、終始感情の置き場所に困る映画だった。

寺島しのぶの鬱陶しさには完敗です。
ああいう人って無意識に人を傷つけてるよね。
結局自
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

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何も考えずに見られる。大好き
出てくるご飯が全部美味しそうで、定期的に何度も見たくなる映画。

最高に素晴らしいこと(2020年製作の映画)

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最後のスピーチでボロボロ泣いた。
悩みが尽きない。次から次へと押し寄せてくる感情の波に耐えられそうにない。そんなふうに少しだけ落ち込んで立ち止まっている自分に、間違ってないよ。少しずつでいいよ。って全
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君が君で君だ(2018年製作の映画)

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超サランヘヨ

好きになったらその人になりたくなる、同化したくなる気持ちは分からなくもない。

やっぱり池松が好きだ!

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

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余命○ヶ月とか主人公の死をただ見届けるだけのお涙頂戴映画は苦手なんだけど、これは違った。
それぞれの覚悟、それぞれの成長に終始涙が止まらなかった。
こんなにも熱い涙を流した映画初めて。
母は強し。女は
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海がきこえる(1993年製作の映画)

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始まり方と終わり方が好き。
なんで今まで見てなかったんだと思ったけど、今だからこそ共感できることがたくさんある。
あの頃は見えてる世界が狭すぎたって言う同窓会のシーンとか共感の嵐。
ジブリの中でも上位
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

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歴史は繰り返す。
ゴーストの物語は無限にループしてて、この映画はその中の1話にすぎないということ。
セリフが少なくて、ただ生活音が鳴り響くだけの映画 
シーツに穴が二つ開いてるだけなのに怒りや悲しみの
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続・深夜食堂(2016年製作の映画)

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飯テロ。
張り込み中のすき焼きがたまらん。
みんな美味しそうに食べるのうますぎ。

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

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感情をダンスにぶつける演出にグッと来た。
音楽もいい。
何かに没頭する姿はかっこいいし、好きなものは裏切らない。
不器用で素直になれないお父さんが愛おしかった。