JTa93Eの続きさんの映画レビュー・感想・評価

JTa93Eの続き

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映画(40)
ドラマ(0)

コリアタウン殺人事件(2020年製作の映画)

3.0

何年経っても匿名性を保ち続けられれば、本物のファウンド・フッテージとして評価されるかもね!


監督・出演者が不明ってのはファウンド・フッテージモノとしてこれ以上にないフックになるけど、ファウンド・フ
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ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

4.0

世界が敵に見えてくるニューロティック・サスペンスの傑作。


終始、生々しい怖さ・キモさが漂っていて隣人との絡みも「ほら〜言わんこっちゃない」のやつ。

不穏さの積み重ねがちゃんとあるから、悪魔崇拝も
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海辺の映画館―キネマの玉手箱(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

こんなにも挑戦的で映画愛に溢れた作品を晩年に撮られたことには只々感服します。


冒頭から本筋に関係あるのかないのか分からない語り口にポップでカラフルな画とチープな合成といった大林節全開で、そこから気
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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

カメ止め!の様なムーブメントを起こせる意欲的な作品が、規模関係なく増えるのは邦画界にとって素晴らしい。


2分前と現在と2分後が同居する空間に整理が追いつかなくてこんがらがりそうになるけど、疑問に感
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おいしい家族(2019年製作の映画)

3.3

『君が世界のはじまり』に併せて鑑賞したのに、逃してしまった……。


近年多様性にフィーチャーする作品も増えてる中で、ウォークカルチャーやエンパワーメント等の言葉が前に出てくる今はあくまで過渡期な訳で
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火花(2017年製作の映画)

2.8

お笑いって題材に対して、構えて観てしまう関西人の悪い癖でちゃった。そんな癖あるんかは、知らんけど。


又吉原作の本作と『劇場』を観た印象として、モノローグが多いので話の推進力はあまりなく、作品の肝で
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ライ麦畑で出会ったら(2015年製作の映画)

3.7

派手さはなくても、心の機微に触れてくる佳作。


成長物語ではあるんだけど、冴えない奴だと思ってるのはあくまで周りの同級生だけで、本人には寧ろ自尊心がバリバリに最初から備わっているのに痛さと愛らしさを
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ファイティング・ファミリー(2019年製作の映画)

4.1

最高峰のエンターテインメントの実話を元にした最高のスポ根映画!体温グーンって上がるやつ!!


1人の女性が成長する物語でもあり、家族・兄弟の愛の物語でもある上に、同期の女性レスラーの扱いを勧善懲悪的
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イソップの思うツボ(2019年製作の映画)

3.0

どんでん返す事が目的になり過ぎてやしませんか?


共同監督といえど、どうしても上田慎一郎の名前が前面に出てしまうので斜に構えて観てしまう人がいるのは仕方ないかなと。

仕掛けありきなのは承知の上なの
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海底47m 古代マヤの死の迷宮(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

これって続編か?というよりはフランチャイズ?
いやいや、そんな事より楽しけりゃいいっしょ!


個人的に、ホラーやモンスター・パニックといったジャンルムービーの賞味期限は[劇場公開が終了するまで]だと
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海底47m(2017年製作の映画)

3.3

あくまでサメは追加オプションな、シチュエーションスリラー。


前述した通りサメ要素は容器としてであって、中身はシチュエーションスリラーにヴァカンス映画味を足した感じなので少し物足りなかった。

船が
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

この家族はどこで道を逸れてしまったのか探ろうとすればするほどに、悲愴感で溺れそうになる。


題材として反面教師にするだけでは勿体ないと思えるのは、長澤まさみと阿部サダヲの「うわぁあんまり関わりたくな
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劇場(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

人には薦めたくない、俺映画がまた一本増えてしまった。って鑑賞後のホクホクの状態で、駅まで歩く余韻が好きや。


本来シネコンでかかる予定が上映館数減らしてサブスクと同時公開ってのは、映画産業史を振り返
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エレファント・マン(1980年製作の映画)

3.7

決してフィクションじゃない見世物小屋という文化が一番醜い事を、後世に残せる時点で価値あり。


今回の4K修復版の公開タイミングで出てたデヴィッド・リンチのインタビューで、題材的に製作会社に断られまく
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SKIN/スキン(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

DVDスルーとか特典映像とかサブスクとか兎に角何でもいいから、製作するきっかけになったドキュメンタリー『Erasing Hate』が観たい!


大傑作の短編に次いでこの長編となると、ガイ・ナーティブ
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

アカデミー賞受賞も納得の秀逸な短編。


しっかりとしている起承転結は、さながら落語。因果応報具合は日本昔ばなしでも描かれるような古典っぽさも感じる。

現代社会に溢れるヘイト、それを次の世代へと無意
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.9

コロナのせいで劇場鑑賞逃したのが悔やまれる〜。


「ジョーカーの女」としてではなく「一人の女性」として生きていく幸せを描く、ここ最近のガールズエンパワーメントと位置付けられる作品の中でも軽妙さもあり
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ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!(2018年製作の映画)

3.5

パシの映画版を目指したいけど、あそこまで究極体になってしまうと楽しめなくなるのかな。


ゲロが出る映画にハズレなしって言うし、とにかく破茶滅茶でぶっ飛んでる事ばっか起きて面白いけど、リアリティライン
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

顔つきだけは一丁前な奴のグダグダ計画の不快感。


去年公開された『ザ・バニシング -消失-』が良かったので同じ80年代サイコスリラーとしてさぞ面白いんだろうと期待したけど、さぞ損でした。

流れとし
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

前半と後半でバランスが変わっていく、みんな大好きA24!


近年で挙げるなら『ムーンライト』を思わせる色使い『Mommy/マミー』でも使われたアスペクト比の変化『名もなき生涯』の様な長回しと動き続け
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透明人間(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

内からの透明か外からの透明かで勝手が変わってくるなと。


恐らくは未来永劫拡張される事のない「ダーク・ユニバース」それとは別路線でリブートされた本作は、ソシオパスの透明人間に狙われる側をメインにした
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透明人間(1933年製作の映画)

3.5

サクッと観られるクラシック。


子供の頃に「もし透明人間になれたら」みたいな事を考えた事があるけど、本作を観ると食べたもんは消化するまで見えるんか〜ぬかるんでる場所は歩かん方がええんか〜雨とか霧は避
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アップグレード(2018年製作の映画)

3.7

アップグレードする未来でダウングレードするべき自主性。


AI関連は題材としてよく描かれてるけど「ムーンショット計画」とかも発表されてる昨今、たかがSFって枠ではなくなってきているから昔の作品とかで
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ネットワーク(1976年製作の映画)

3.7

視聴率という目に見えないものを追い求め過ぎたメディアの末路。


去年『ジョーカー』の映画評でちらほら見聞きしていてやっと観ました。

マスメディアを通しての主張に扇動された市民が声を上げる構造等が同
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ドッペルゲンガー(2002年製作の映画)

3.5

世にも奇妙な物語を映画のボリュームにしたやつ。


冒頭からドッペルゲンガーを勿体ぶらずに出してくれるし、終始気味の悪い展開なので好みっちゃ好み。

ただ、人工人体を軸にした本筋にそこまで惹かれなかっ
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HOUSE ハウス(1977年製作の映画)

4.0

得体の知れなさや理解の範疇になくて整理のつかないことが恐怖の根源とするなら、本作はめちゃくちゃに怖い。


70年代にこんなにもキレキレな作品を作ってるのは凄い攻めていて、当時できる範囲での表現もあの
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M(1931年製作の映画)

3.8

無駄のないお手本のようなサイコスリラー。


犯人・警察・自警団の三つ巴はよくあるけど、その自警団が決して褒められたような連中じゃないってのがプロットとしてまず面白い。

フリッツ・ラング初のトーキー
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鮫肌男と桃尻女(1998年製作の映画)

3.9

癖のある連中とぶつ切り編集のテンポ感が徐々に気持ち良くなってくる。


男女の逃避行モノで、追手がキャラ渋滞を起こすくらい個性的って時点で面白い。

強キャラだと思ってた相手も銃撃等であっさり退場して
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

3.9

『もののけ姫』をTCXで観て感動したので、連続で観るのをやめてわざわざ別日のTCXにした価値あった。


幼少期ジブリノータッチ少年が、地上波でやりまくってたから唯一観た事があった作品。
だと思ってた
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もののけ姫(1997年製作の映画)

4.0

ほぼ初見の状態でスクリーン越しに観れるのはかなり得した気分。


冒頭のタタリ神の迫力が凄くてすぐに心掴まれたけど、子供の頃に観てたらトラウマになるやろってくらいに怖くて驚いた。

ナウシカとアシタカ
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紅の豚(1992年製作の映画)

4.2

観る前から好きな気がしてたけど、最高。


ポルコ・ロッソの言動一つ一つが渋くて、ロッソが持つポリシーを感じられて惚れました。
ハードボイルド過ぎやしませんかね。

空賊連合が襲撃する時の、カーチスが
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ペイン・アンド・グローリー(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

目に突き刺さってくる原色とその使いようは流石の一言。


作家性とはまさにこの事だ!ってのっけからビンビン感じて、『私が、生きる肌』をなんの気なしに観て衝撃を受けた過去の自分にアルモドバルの新作を劇場
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

いいなぁ、来世は四姉妹に生まれたい。


普段はあんまり手を出さない系統だったけど、四姉妹の些細なやりとりとか7年間の間で変化する人間関係と環境とかが違和感なく入ってきて、上質ちゃう?これって上質なん
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.8

不器用で不格好で大体上手くいかないけど、それなりにもがくフランシスがどこか憎めない。


返事の一つにしてもフランシスの飾り気のなさにフフッとさせられ、カッコいいんだけどそのお洒落感がどこか鼻につくア
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ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

前情報なしでラフに観たけど割とストレスくらいました。


【PG12】の割にはしっかりグロいので嫌いじゃない。
良く言えば王道なソリッドシュチュエーション+スラッシャーで、悪く言えば既視感なので『ソウ
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