最後のセリフがこの映画のすべてだと思う。映画館で見たとき、周りの大人たちがみんな泣いてたけど、その気持ちが全然分からなかったし、分からなくていいと思った。
登場人物、全員が頭悪くて気持ち悪い。いい意味で。役者の演技が生々しすぎて、全員のこと嫌いになりそう。
長回しとラストシーンが、なんか「生活」っていう感じで、すごく好きだった。
馬鹿みたいな映画。「もう全部どうでもいい」ってなりたいときに見たくなる。役者から映画愛を感じる。
死の匂い。暖かくて冷たい、明るくて暗い、心地よくて気持ち悪い、相対するものが常に混在している感じ。