9Oclockさんの映画レビュー・感想・評価

9Oclock

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おじいちゃんの里帰り(2011年製作の映画)

3.7

トルコ系移民の目線をある家族の話を通して描いた映画。日本人が意識しないテーマなのですごく新鮮で面白かった。世代ごとに異なる観念や問題に直面しているのをよく表現できていると感じた。ひとつ不満があるとすれ>>続きを読む

好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

2.9

物語全体の流れはそこまで奇抜だったり目新しいわけではなくありがちなもの。ただ、面白かった点として、主人公のフーシがほとんど表情を変えないのに彼の気持ちがよくわかった。一般的な話だからこそ、経験したこと>>続きを読む

サンダーロード(2018年製作の映画)

3.5

ストーリー自体は特段に画期的というわけではない。ただ、ポスターや予告編からも滲み出る狂気はたっぷり表現されていると思う。凄まじい緊張感はずっと続く。
ポスターの「踊っても、踊っても、切ない」というキャ
>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

4.2

純粋に、アニメーションとして素晴らしいと思った。画はとても綺麗で、ストーリーと設定はSF(すこしふしぎ)としてすごく良かった。民間信仰的な要素を上手く組み込んだなと思う。天気を見る目が変わった。長い梅>>続きを読む

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.2

お涙頂戴系のありがちな映画と思っていたら全然そんなことない!!人生を楽しく生きるロバート・デニーロの笑顔に最高に癒される。

執行者(2009年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

殺すとは何か、殺したとは何か、なぜ殺さなければならないのか。韓国の刑務所を舞台のヒューマンドラマ。絶対的な法の下執行者としての正義と一個人としてのそれぞれの目線からの情感に挟まれて苦悩する様が生々しく>>続きを読む

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.1

アメリカの刑務所内の社会問題をベースに展開していく。ただストーリーが純粋に面白かった。バックグラウンドが多く語られないが、キャラそれぞれにしっかりとした役割があって、話が木組みのようにカチッとハマって>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.0

あんまりよく分からなかった。自分自身、ジョーカーに思い入れがないからか少し悲しくなって終わった。

ミッドナイト・ランナー(2017年製作の映画)

3.6

内容はシリアスなコメディ色も強い韓国らしい映画。ケンカ・メシ・ボケ・社会問題。本当に韓国の映画という漢字。役者も2人とも、イメージとテーマをよく表現していたと思う。

その怪物(2014年製作の映画)

3.3

キム・ゴウンの狂人演技がすごかった。ただのサスペンススリラーでなくかなりお笑い要素もある。(笑えないようなとこも多々)

グッド・バッド・ウィアード(2008年製作の映画)

3.4

あんまり韓国映画っぽい雰囲気じゃなかったが、設定と俳優の演技は最高だった。あの3人はめちゃくちゃ演技うまい……

哀しき獣(2010年製作の映画)

4.1

完全にハマった作品。少し長いけど、ストーリーが冗長すぎない。描くところはしっかり描いて、緊迫感のあるところはきっちりドキドキさせる。設定が「中国黒竜江省延辺朝鮮族自治州にすむ朝鮮族」というなんともマニ>>続きを読む

インサイダーズ 内部者たち(2015年製作の映画)

3.4

なかなかエグめ。韓国映画を見始めるきっかけで、韓国特有の空気感を与えてくれる。

トンネル 闇に鎖(とざ)された男(2016年製作の映画)

3.6

なかなかない設定で面白かった。ストーリーは出来上がっていて、時たま韓国の社会問題も織り込まれていて面白かった。

チェイサー(2008年製作の映画)

4.3

題名の通り、息もつかせない追撃。緩急が凄まじくハラハラが止まらない。

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

4.1

韓国の空気を最高に出している。ただ不気味なだけでなく、単なるホラー映画ではない。ナ・ホンジン監督は天才。

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.3

テンポが良かったし、芸術的なアニメーションだった。画集ほしい。