日常と非日常の薄っぺらい境界線をぶち破り、それぞれを生々しくもコミカルに描く様に見覚えあるなと思ったら、古谷実の漫画の味わいだった。ツッコミどころは多々あるが、フィクションとして飲み下そう。
清く正しい(??)復讐劇。ド派手なアクションというほどのものはないが、怨嗟に燃える顔がずっしりくる。けどサゲがいまいちスカッとしない…
今なお世界が腰砕けるトム・クルーズが若き日に戦闘機を駆るんだから、そりゃーぁあ当時の若者が惚れないはずがない。
のみならず、若さゆえの葛藤や挫折も描き、英雄譚としても一級。
カットされたプロット(なぜ魔王が少女に悪戯するのかなど)が多いのが残念だが、CGなき時代の力技の特撮でこうも美しく撮れるのかと感動。映画史の一項に残したい一本。
難易度はやや高いが、錚々たるスタッフを見事まとめ上げて編み上げたその手腕に拍手。主人公の声に終始違和感を覚えるが、ラストのあれをやらせたかったんだと思えば納得
海賊の宝の地図を見つけて子供だけで探しに行くという、現代のトムソーヤ。エログロナンセンスを排しつつここまでハラハラドキドキさせて見せたのは、さすが。
このレビューはネタバレを含みます
本作を見ていてふと気付いた。Directorとは面白い言葉だな、と。
Drectとは管理する、運営する、指揮する、監督するといった動詞のほかに、まっすぐ、直接、直行などの形容詞にもなる。
強引な>>続きを読む
天才オスメントの怪演が光る一本。が、ストーリーはどーなのかなーといった好みの分かれ目。ジゴロジョーがおいしいポジション
幼心に「かぐや姫何しにきたん?」と思ってたあの昔話の裏話がきちんと聞けて、美しい画面で展開する。あと帝すげえ
国外に出たら国がなくなって、帰国も入国もできないという法律バグのような実話がベースだそう。ものと情報に溢れた現代の隙間に落っこちた男の悲哀と、なぜか漲る決意をトムハンクスが好演。
鉄板の史実もの。一箇所だけ脚色したというが、蛇足だ。
私が本作の裏テーマと思ってるのが、人間の価値観の変容の容易さ。アポロ11号は国を挙げてのお祭りだったのに、13号は珍しくなくなったから中継がない(>>続きを読む
原作との乖離などの評価はさておくが、娯楽作としてわかりやすく、芸術作として深みのある本作のようなアニメが「評価」されたからこそ、現代の日本アニメがあるのだと思う。
低評価という意味ではなく評価不能という意味で2.5。宗教を映像化したような作品。
ゲーム大好き押井さんがハインドやショート美女といった好きなものを詰め込んで作ったSF。CGをCGっぽく見せつつリアルで怖いのはさすが
押井守と神山健治の全力遊戯。『立喰師列伝』で見せた紙人形アニメを進化させたゆるふわ映像が心地いい
押井守にしかできない映像をPowerMacを引っ掻き集めて掘り上げた金字塔。GISと続けて見れば脳が沸き立つ
あの学術書のような原作を見事アニメに落とし込み、世界にジャパニメーションの健在を知らしめた一本。
押井作品は娯楽型か押井博覧会になるかの二択だと思っているが、本作は押井定食。
手付かずの表現手法に般若心経も斯くやという長台詞をからませ川井劇伴でさっと炒めて出来上がり。掻っ込む味噌汁も鈴木敏夫味とく>>続きを読む
やっっっと押井守とパトレイバーファンが待ち望んだ姿で実写化された一本。ポスターも絶対押井さんの趣味だ。現代日本を舞台にしたパトレイバーだけに許された実写。千葉繁と筧利夫がレールとなって2次元と3次元を>>続きを読む
このシリーズは長編映画までを1セットとして評価したい。
初回観終わった時「20分足らないなあ」と思ったら、後日25分追加されたDC版が公表されたのだから「ほらなぁ⁉︎」である。
このシリーズは長編映画までを1セットとして評価したい。すべては世界観の説明とファンへのご褒美。
このシリーズは長編映画までを1セットとして評価したい。すべては世界観の説明とファンへのご褒美。
エキストラで出たのでおまけw
このシリーズは長編映画までを1セットとして評価したい。すべては世界観の説明とファンへのご褒美。
このシリーズは長編映画までを1セットとして評価したい。すべては世界観の説明とファンへのご褒美。
このシリーズは長編映画までを1セットとして評価したい。すべては世界観の説明とファンへのご褒美。
このシリーズは長編映画までを1セットとして評価したい。すべては世界観の説明とファンへのご褒美。
劇場版の長い序章。これ単体の評価はしない方がいい。
押井芸の骨頂。だがあまりにも難解で短い。実写ファンタジーという空気に浸りたいのなら
主役3人のパワーバランスが少しでも崩れたら台無しだっただろう。それくらいキャラの魅力が素晴らしい映画。
みんな知ってるあの出来事を誰も知らなかった映像で映しだす。リマスターとはいえ時代を感じさせない映像と、なにも足さないなにも引かない編集でここまで引き込んだ剛腕に脱帽。映画の可能性を広げる傑作
制服と軍服着てる人は全部本物で、飛び交う弾丸は全部実弾というおっそろしいミリタリームービー。ストーリーは鉄板のカウンターテロだが、戦闘シーンだけでも十二分に買う価値アリ
あの時点でおちが読めちゃったー。こういうのはもうだますぞーだますぞーっていうPRやめてほしいかも
初見でその全容を明らかにしない、いわゆる天才型の名作。しかしその多くのパーツが後世に影響を与え続けた理由は、何度見ても納得・