Aさんの映画レビュー・感想・評価

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SPUN スパン(2002年製作の映画)

4.7

北欧産メタンフェタミンスニッフムービー
登場人物全員ハイ
ガンギマリ3days
本編前半は人生で見た映画で1番早い
カットのテンポ早すぎて目が回る最高
なんならラストまでぶっ飛んで終わって欲しかったま
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汚れた血(1986年製作の映画)

5.0

「俺の人生は乱雑に書き殴った下書きだ」

愛のない性交によって感染するウイルス
永遠に疾走し続ける愛
抑えきれない愛の爆発、言葉で足りず動きで解放
虚無感と孤独を感じさせる愛の映画
動の芸術美
スピー
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GO!GO!L.A.(1998年製作の映画)

4.8

初ミカ・カウリスマキ
兄弟揃って映画と音楽大好きなんだなー

ジョニー・デップがウィリアム・ブレイクとして出演してた
ギャロ×レニングラードカウボーイズの演奏はやばい
その音に乗るリチャードがパルプフ
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モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン(2022年製作の映画)

4.7

ポップなエレクトリック系サイコキネシス
ファズ最高っす、ありがてぇ
強い色使いに現実を誇張するようなカメラワークがNICE、そしてNICEオフビート感

ハンバーガーにスナック菓子はうめぇよな
俺は春
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SWEET SIXTEEN(2002年製作の映画)

4.7

家族と共に幸せに暮らす、そんな普通が当たり前じゃない世界

愛に飢えた15歳の少年の一瞬の青春

愛の優先順位なんか決めらんねぇよ

SweetなんかじゃなくてBittarでSpicy

アシッド・ハウス(1998年製作の映画)

4.7

「目に映る姿も聞こえる声も想像の枠内」

真実は現実の中
アシッドオムニバス
まじでハイすぎる
サッカー!ドラッグ!セックス!ファミリー!
ハエのボブがセックス除いてるシーン大好き
ラリーが糞過ぎても
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マッドマックス2(1981年製作の映画)

4.6

スピードと暴力が生き残った世界

不幸と絶望は似て異なるもの

度を超えてやり過ぎてくれてありがとう
この退廃的で破滅的な世界観に魅了されました

マッドマックス(1979年製作の映画)

4.4

ブチギレてぶっ壊すのを楽しむ映画
冷静になって考えてほしいこの映画の頭の悪さを

SADによってBADに入ったMADなMAX

早春(1970年製作の映画)

5.0

色に溺れた
強い色はもちろん、画面に対する色の配置を拘りを強く感じた
10代の性春の暴走、執着
裸の恋は深淵に落ちた

飛び込み台でランチ、鏡で覗き見、飛び散る羽根、揺れる照明、赤に塗り替える壁、黄色
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リミッツ・オブ・コントロール(2009年製作の映画)

5.0

「宇宙には中央もなく端もない
現実は気まぐれだ」

余白と沈黙
ジャームッシュ×クリストファー・ドイル間違いない

支配の限界
自分の創造と想像は何者にも支配させない
言葉は自分にとって最大の武器にな
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ドーベルマン(1997年製作の映画)

5.0

ぶっ飛んでてガンギマリ
全員頭のネジ100本外れてやがる、最高にクレイジーすぎてむしろありがとう

大量の銃にサングラスにレザーコートでしょ?漢で嫌いな奴いる?
フランス版タラ×ロドリゲス、計算高い会
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インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

4.9

この自分が自分ですか?
今の自分が産まれた時の自分だと証明できますか?

法律上自分自身を殺すと罪になりますか?

悪夢って睡眠状態じゃなくても見れるんだ

ポゼッサー(2020年製作の映画)

4.8

1つの肉体に2つの魂
父親譲りのゴア描写に変態性、異常な親子だクローネンバーグ
この物語の展開のスローペースさと比例するようなカメラワークの使い方がいいのよ
この手のSFノワール系はゆっくりとしたロン
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

5.0

こんな感情になる映画は初めてだ
なんだこれ
地球の怒り?

全ての人間に感情はあり全ての人間に物語があり、全ての人間に欲求は存在する
人間が自然を破壊し、人間が地球を発展させる
全てはバランスの上に成
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ピアニスト(2001年製作の映画)

4.7

静かに壊れていった
共依存

随所に見せるキモ長回しあざす
長回しから連続の細いカットの緩急
トイレの一連のシーンがハネケだった1番好き

ラストのエリカの家での半レイプ紛いなシーンの喪失感と虚無感が
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ロング・グッドバイ(1973年製作の映画)

4.4

70s魂のハードボイルド

最高に気怠くてカッケェ激渋
もうカッコつけすぎててあざっすって感じ
タバコ何本吸ったん?

裏切りが裏切りを呼ぶ
まぁ俺には関係ねぇけど

エリ・エリ・レマ・サバクタニ(2005年製作の映画)

4.9

草原と青い空、光と風に反射し鳴り響くノイズ
生を産む白と死に導く黒
沈黙が作り出す虚無の美学
死に慄かず、死に追われるのではなく、死という摂理に身を任せる
音楽という幻の一部になった

生きるという事
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六月の蛇(2002年製作の映画)

4.8

「一緒に地獄にいきましょうよ」

湿度MAX
ブルーがかったモノクロ、今まで見てきた映画で1番雨降ってた

私たちは自分で自分を抑圧してしまっている
欲望を解放したあなたは美しい、それに至るまでの醜い
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初恋(1997年製作の映画)

4.8

エリックコットが好きな事やれてる感じして最高、彼の事知らんけど見てたらそう思った笑
ギトギトした粗い世界観にカーウァイのスタイリッシュな世界観を融合させる事によって生まれるカオスがたまんねぇ
夢を見て
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レオン(1994年製作の映画)

4.5

ぬいぐるみとアニメが好きで実銃を窓から乱射するマチルダとてもキュートです🩷

エマ、愛の罠(2019年製作の映画)

4.9

最高の不協和音
不道徳な愛の形、そこに強い情熱を感じた
欲求のまま
歪な愛を比喩している様に炎が象徴的だった
狂った新しい家族形態

愛に開放的そして破壊的
ジェンダー、愛の形、映像美、常識、固定概念
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マンダレイ(2005年製作の映画)

4.7

自由に囚われ、自由から逃れ、自由に殺される
自由ってなんやねん、自由が幸せだとは限らない
支配される事に慣れてしまっている人種がいるのってヤバい事だけどそれで社会が回っている事実を受け止めんのキチぃ
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ドッグヴィル(2003年製作の映画)

4.9

こんな唯一無二の舞台セットの世界と視覚的による最低の経験を映画で出来るのはラース・フォン・トリアーだけ
ミニマムで閉鎖的な世界観なセットにする事によってより際立つ悪意と人間の獣的一面

都会だと会う人
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魂のゆくえ(2017年製作の映画)

4.8

「戦争に道徳的正当性はない」
そりゃーもちろんです。
美しい静寂で絶望と怒りを表現した映像美

人に苦しまされ人に救われる
だからこそ宗教という拠り所の存在価値の一つだと思う
神に縋るな、神を信じる自
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ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

5.0

「I’m dengerous」
禁断の果実
狂乱のナルシズム

画角に2人いて喋ってる人だけ交互にフォーカス当てるの好きな演出だわ
デカい白ホリの前に人間を立たせると何もない真っ白の空間に人がいるよう
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コンクリート・ジャングル(1960年製作の映画)

4.6

全カットキメキメ

封筒持つだけで金がいくらあるかわかんのカッコよすぎ
ちょい引きから少しずつ寄るカットが多かった印象、刑務所の縦移動のカメラにたまにくる俯瞰ショットが効果的でカッコいい
金を隠すシー
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.8

不運と幸運、奇跡の連続
もうなんか不穏すぎて気持ちいいレベル
音の緩急やばい没入感
人間だから上とか動物だから下とかなくて、利用するんじゃなくて何事も共存する事だよね、人種も同じように
OJはそれをち
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Zolaゾラ(2021年製作の映画)

4.4

ずっとちょっと変なんだよなー笑
監督の撮りたいカットの詰め合わせって感じ
A24だな〜
現代的な内容と演出にザラついたフィルムの質感のコントラストNICE

デカちんこまじ笑った笑笑
泥の上を走る車の
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メドゥーサ デラックス(2022年製作の映画)

5.0

ワンカットなのに時間を超越しやがった。天才かよ
鏡を使う演出も攻撃的だなー、ドローンまで使ってくるとは
カメラが主観となって捉える人物が1人ずつ変わっていく妙技、劇伴でちゃんと緩急付けてくるから間伸び
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ロープ(1948年製作の映画)

4.9

「全てに理由はあるとフロイトが言ってるわ」

40sカラーワンシチュエーションワンカット風サスペンス、なんならほぼ舞台

犯行の推理をカメラだけで追うのやばい
ロープを持つ震えた手、拳銃を握るポケット
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不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

4.9

まぁ地球人の言語だと感想長くなるので

クーーー!
そーゆー事

ピアニストを撃て(1960年製作の映画)

4.5

脳内の声だだ漏れ系フィルムノワール

お袋の命賭けちゃったよ笑笑
痔の車ってあるんだ
映画じゃ乳をシーツで隠す
雪山から滑り落ちる死体

白銀の隠れ家

オシャレな悪ふざけだった

ベニスに死す(1971年製作の映画)

4.7

性別を超越した美しさ

美とは退廃的で刹那的
壊れそうなその脆さが美しく輝きを放つ

生と死は現象として大きく違えど実は紙一重
その生と死を限界まで摩擦させたその先に狂気とも言える美しさが存在するのか
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