AikaKawadaさんの映画レビュー・感想・評価

AikaKawada

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トルーマン・カポーティ 真実のテープ(2019年製作の映画)

3.5

従兄弟の思い出クッキーエピソードがなんとも言えない。彼の数少ない子供時代の幸せを感じた思い出なんだろな。貧しくても、60歳の発達障害の従兄弟と犬。そんなメンツのクリスマス。
白黒の仮面武道会、スタジオ
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カポーティ(2005年製作の映画)

3.8

アーティストと罪人のシーソーゲーム。カポーティの感情が露わになっていく展開がよい。

ミナリ(2020年製作の映画)

3.7

ばあちゃんが正しい。うざくて、意味不明で、めんどくさくても。家族で海外生活したことあったので響いた。

プリシラ(2023年製作の映画)

3.8

ひっかかりのない退屈な映画とも繊細な描写の大作とも思える不思議な作品。からっぽな普通の女の子だったプリシラ。静かに家を去るところ、自分の人生を歩もうと決めたところ、夢中になった人にまた会えたらという別>>続きを読む

バティモン5 望まれざる者(2023年製作の映画)

3.9

前作より女性の冷静な、でも内なる闘志を秘めた目線で描かれて良かった。男性はプライドで怒りが暴力になる。

浅草キッド(2021年製作の映画)

1.0

脚本、繰り返し多すぎ。
浅はかな人たちが作ったって感じ。芸人が映画監督の称号欲しいがために作ったのではと疑うレベル。

存命のたけしさんが出てない時点で意味なくね?

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.2


3時間、、長い。疲れた。短く編集してくれ。
キャストがいいから最後まで見れた。
反戦映画というより、アメリカという国家への忠誠と愛、それに尽力した科学者(たち)の物語なのかなあと。
「ダークナイトラ
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関心領域(2023年製作の映画)

3.3

挑戦的な表現に挑戦しているし、いまの世の中とダブる。壁一枚隔てある誰かの苦しみに私たちは気づかない。人間の身勝手さと鈍感さを身をもって体感できる、本当に重要な作品だと思う。

しかし試写の両脇のおっさ
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.6

このティモシー一番萌える。バカだけど、インテリ女の話を聞いて、意外と芯食ったこと言う。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

5.0

映画で何か問題を扱うとき、逆説的な方がおもしろくて好きなのだけど、本作はまさにそれ。家庭を支える成功者の女性(バイセクシャル)、社会的にも家庭内でも立場が弱く鬱價向の男性、視覚障害がある息子、家族を見>>続きを読む

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.4

ホアキンが3時間ずっと怖がっておろおろする映画。フィンチャーの「ゲーム」と「トゥルーマンショー」みがあった。劇中劇がシュールすぎてかなり笑える。ああ、これは俺だ!からのやっぱ違った!ってほんとに、がっ>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.3

衣装と美術のディテール(リボンとキルティングのかわいさよ)最高でエマ・ストーンが自分本位に踊りまくるダンスシーンも胸熱で何回でも観たい名シーン。

が、女性の描き方は凡庸で、都合よく感じて物足りなかっ
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

3.4

うちがぼーっとしているからといって
被爆したり家族亡くしたり腕がなくなったりするのはどう考えてもおかしい。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

ストーリーは引き込まれるし、映像が妙にリアルで特撮の魅力満載、ミリオタ垂涎のカメラワーク、俺たちの品川、銀座、神奈川県民の宝である相模湾がめちゃくちゃにされて目にも面白いのですが、「で、ゴジラってなん>>続きを読む

デリシュ!(2021年製作の映画)

3.7

主人公の料理人のアイデンティティメニューであるトリュフとジャガイモのパイ包みがフランス語でデリシュって料理名なの、日本語でおいしいやつ、またはうまい棒ならぬ、うまいパイってことでOK!??
主人公は根
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レット・ゼム・オール・トーク(2020年製作の映画)

3.5

人が生きられる時間は限られている。怒り憎しむより、心を開いて対話をし、面白がるが吉。

バービー(2023年製作の映画)

4.0

男性には耳が痛いこと、やってしまいがちなアレコレ、恥ずかしい俺俺劇場。全部Kenを通しておちょくり、男性たちに猛省を促すのは、女性監督ならではの男性への痛烈な批判と同時に深い愛情すら感じた。これまで、>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

-

「オッペンハイマー」に熱狂する国民ではなく、「君たちはどう生きるか」に沸く国民でよかったよ。だいぶ難解で、高尚なメッセージの作品だと思った。

この物語は、産みのお母さんとの別れを乗り越えて、新しいお
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怪物(2023年製作の映画)

3.5

話の展開は面白く引き込まれるし、映像美はさすがなんだが、日本って本当に美少年・美少女が好きすぎて、心から称賛できない自分がいた。定期的にポエティックな音楽が差し込まれて…アニメぽいつうか…美しい未完成>>続きを読む

ベネデッタ(2021年製作の映画)

3.5

こんな人いるいる映画だと思った。自らを選ばれしものと思い込み、嘘つきで、やたら自己顕示欲が強く、なぜか謎の使命感を持って生きてる声がでかいインフルエンサー。それがヴェネデッタ。だが、しかしモラルは低く>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

敵たちにあらびき団のキュートンみがあった。大味だが笑える。ミシェル・ヨーは、アジア人と女性の地位向上に貢献した偉大な女優さんだと思う。元ミスマレーシアとは存じ上げなかった。熱演of熱演で、映画のテーマ>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

悔しいが最高だった。スラムダンクはキャラクターたちにふそれぞれに苦悩があって共感できるけれど、何よりもキャラクターが自立しているのが良い。そして女性キャラクターのバリエーションこそ少ないが、歪んだエロ>>続きを読む

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

フローレンス・ピューの顔芸はもちろんのインパクト、さらにスーパーアイドルなのにクソ男社会やブラック大企業に踊らされる普通の男を演じたハリースタイルズ天才では?顔も奇跡的なイケメンだった。男性が考える女>>続きを読む

ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

4.0

泣いた。愛する者を守るために、奪い、脅し、殺す。その最大の代償と寂しい最期…
コッポラ父がコッポラ娘を撮って、初恋もままならない愛娘について描くのはすげえよ…大事な大事な娘なんだ号泣。

グッドフェローズ(1990年製作の映画)

3.5

おもろい、華がある。
カレンが最後に味わう恐怖、震えた。

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.5

オーラルセックスの下りに共感する女性多そう。男性には辛い現実かもだけど。マジックマッシュルームの下りもよかった。

マルコム&マリー(2021年製作の映画)

1.5

全然ダメだった笑

アメリカ英語の罵り合い100分以上聞けない。情緒皆無。disりあいはラップにしてくれ。

旬な俳優2人が主演なのに
キャラクターに魅力がない。
そんなに嫌なら別れろとしか。
あとマ
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ルクス・エテルナ 永遠の光(2019年製作の映画)

3.5

なんだ??締め切り前に急いで作ったんか?もっとぐつぐつ煮込んだ不可逆なやつみたいの観たいよ。