うさんの映画レビュー・感想・評価

う

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レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

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この映画を好む両親の感性とセンスは一生かけても追いつかないと思った ゴーストワールドのミュージックフリーク爺がこんなところで強盗やってるとか聞いてないしその別人度合いはまさに俳優の鑑 と言いつつ最終的>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

これを観て日本に幻想を抱いた人たちは現実とのギャップに絶望するのだろうな この作品が描く古き良き日本はとうに失われて 今では若者が将来への希望を持てず 子供を持つことも憚られるような国ですよ
というの
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ゆとりですがなにか インターナショナル(2023年製作の映画)

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推し役者による「茜ちゃん」を拝聴するためだけの映画 続編が本家を超えられないのは世の常ですわね

バービー(2023年製作の映画)

5.0

今の自分に刺さりすぎて、全私が泣いた
2023年の日本に生きている、26歳8ヶ月の、私のための映画だ
と書くと、やっぱり俺らには向いてないと遠ざかる男性陣にこそ観てほしい 評論家の町山氏が言うように
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

もののけの頃から彼のメッセージは一貫しており、今回も何ら例外はなく
自らに残された時間を心得ている人の言葉は深く、重い
龍一然り、駿然り

怪物(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

坂元裕二がいつかのインタビューで「脇役が主人公のために奉仕させられる状況が好きじゃない」と言っていたのを思い出した その言葉通り、不要な台詞も演技もない、全てが伏線として緻密に計算された脚本で、そりゃ>>続きを読む

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

白石佳代子キャスティングしたなら木村文乃は違うでしょ(違う)

TAR/ター(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

町山さんの解説読んでようやく理解できたけど、これくらい非説明的でいい 観客に媚びたら芸術じゃない 年々美を増すケイトブランシェット眼福ありがとう

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.1

自分は誰かのhalfではなくそれ自身で完全体だと プラトンに逆らってでも信じたい 探してるのは片割れじゃなく 自分を自分と見出してくれる人 それは他者でも自分でも良いと 最近は思えるようになってきた >>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.4

この映画が作品賞を獲り、ミシェル・ヨーが主演女優賞を獲ったことに、現在進行形で励まされ救われている人間がここに一人 女性として社会で生きることに嫌気が刺して自暴自棄になること山の如しですが 彼女の言葉>>続きを読む

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

シャラメになら食べられてもいい あの美しく儚げな生き物の一部として生まれ変われるのなら 骨の髄まで愛しておくれ

エゴイスト(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

これほど何も解決せず終わる映画もなかなかないけどインティマシーコーディネーターを導入している点だけは高く評価したい

別れる決心(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

引力:二つの物体が引き合う(互いを近付けようとする)力。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

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言いたいこともやりたいこともわかるけど望んでるのはこれじゃない あと母校にこんな人達いないです

オアシス(2002年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

強姦未遂から始まる恋なんてあってたまるもんか そんなの部外者が都合良く作り上げた幻想で それを有耶無耶にしたまま「二人にしか分からない愛の形」と美化するのはただの暴力だ
というわけで世界ほどこの作品を
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

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百万円と苦虫女で感じた戦慄を全く感じることなく過ぎ去った1時間半 自分が歳を取ったのか タナダユキがそうなのか その両方なのは確かなんだけど なんかちょっと寂しかったです

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