アングストさんの映画レビュー・感想・評価

アングスト

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(1963年製作の映画)

4.0

今よりもずっと技術的な制約が多かったんだと思う。カメラの動かし方、ショットの撮り方まで各所に工夫が感じられる。それでも特に終盤、屋根裏に鳥が大量に入り込んでいるシーンとかかなりビビったのでそういう工夫>>続きを読む

ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

4.0

序盤の安楽椅子探偵的なトーンと後半のド定番な死霊系ホラーの演出の差がカタルシスを生んですごくいいホラー映画だと思った。

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

4.0

序盤から終盤までショッキングなシーンが続く、制作陣の「この画が撮りたい!」がこれでもかと詰め込まれている感じ。

天国と地獄(1963年製作の映画)

4.0

白と黒の対比が印象的。序盤の権藤家での会議のシーン、終盤のチェイスの犯人のサングラスなど、モノクロでも最大限美しい表現ができるように考えられているように見えた。

ロリータ(1962年製作の映画)

4.0

コケティッシュなキャラに男が振り回されるというすごく古典的な話題の映画化。主人公は自分から逃げようとするロリータを病的に追及するけど、実は逃げていくその姿に魅了されているところもあると思う。

ピータ
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サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

4.0

グロテスクだけどキャッチ―なキャラクター造形がいい。『ターミネーター2』的な「人外が人間とのふれあいを通じて感情を知る」っていうプロットは自覚的なオマージュだとしても多少陳腐。でもあんまり長くないし見>>続きを読む

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.0

ルーザーズとバッドボーイズという分断、もしくは一時の友情すら子供にとっては何よりも大事なものになっている。大人にとっては軽薄で、簡単に捨てられるようなそれは、子供だけが共有する感覚で、この映画はその感>>続きを読む

七人の侍(1954年製作の映画)

4.0

勘兵衛、菊千代、勝次郎の三人を中心に物語が進んでいく。後半の戦乱のシーンも含めるとかなり長尺だけど人間ドラマとアクションで飽きずに見れるエンタメ映画

ムカデ人間(2009年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

痛そうな演技は多いけど意外とエグいシーンは少な目。博士の目線で描かれるシーンもそこそこあり、「飼い犬に手を噛まれた」際の不服そうな顔には笑ってしまった。Wikiをみるとアクシデントでムカデ人間の先頭役>>続きを読む

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

前篇が「忘れない」話なら、後篇は「憶える」物語。過去は過去であり、心の中に留めておくためにはそれ相応の痛みが伴うが、それでも主人公達は記憶することを選択する。少しビターだけどさわやかな終わり方がいい。

黒い家(1999年製作の映画)

4.0

何気ない日常に突然襲いかかって来る怪物的な人間が描かれている。ホラー描写に時おり挟まれるビビットな原色表現と音楽がアクセントになっていた。

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

続編の”the end”よりもジュブナイル映画の側面が強く、一つの作品として完結している。「それ」は実際に存在する怪物でもあるが、子供が大人になっていく過程で一時感じる不明瞭な不安の形象でもある。「大>>続きを読む

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

彼女の異食衝動は、自罰感情より達成感のため。食うことによって環境に適応しようとした彼女は、意外と最初から自由だったのかもしれない。

悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.0

巧の心の空白を表したような平板なしゃべり方が印象的だった