ポップコーンは塩派さんの映画レビュー・感想・評価

ポップコーンは塩派

ポップコーンは塩派

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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.7

久しぶりの映画鑑賞はずっと観たかったこの作品。

まず、理論は実際にあるかつい検索してしまう。お酒が好きな人にとっては、まさに素晴らしい理論だと思う。
ただ、映画の終わり方は個人的にそれほどしっくり来
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

3.9

久しぶりの初見映画。色褪せない名作ってのはこういうのを言うんだなって感じた。

家族のことを思いつつも疲弊するギルバートを演じたジョニー・デップも、知的に遅れがあるアーニーを完璧な役作りで演じきったレ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.7

先日仕事でジブリパークを訪ねたのも縁だと思い、数年ぶりにジブリ作品を視聴。

現実を受け入れて、前を向くことで人は成長する。
アオサギがだんだん可愛く見えてくるのは不思議。

RRR(2022年製作の映画)

4.6

最高に熱くて、最高にかっこいい。

もちろんハチャメチャで笑えるところもあるけど、ビームとラーマそれぞれの想いが明確だから話自体は一貫して分かりやすい。

余すことなく楽しめて心沸き立つ映画。
インド
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.6

最初の感想は、
そこで終わるんかいっ!

屈指の映画監督になるまでの足跡が描かれると思っていたが、そうではなく、もっとその元となるような幼少期の経験や家族の話に重点が置かれていた。
1本の筋がある物語
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くれなずめ(2021年製作の映画)

3.4

くれなずめ
まずタイトルの響きが好き。

正直序盤はほんとに素人の二次会出し物くらい見るに堪えないやり取りばっかだったが、徐々にその時間の見え方も変わった。
こうしたなんとも言えないけど共感できる気持
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マネーボール(2011年製作の映画)

3.6

最初に成す者は叩かれる。
苦悩しながらも理論を、ピーターを信じたビリー。
これが単なるハッピーエンドの夢物語ではなく、実話ベースの話なのがすごい。

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.6

さすがの没入感。

前回以上の映像クオリティは言うことなし。
特に海が舞台なので、より広大な世界を感じられた。

ストーリーとしては家族がテーマで、ジェイクよりもその子どもたちに焦点が当たっていたが、
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.6

原作未読のため、最後まで新鮮な気持ちで観ることが出来た。
船上という今やミステリー定番の場で起こる、重厚感ある事件。
偏屈な名探偵としてだけではなく、人間ポアロの部分が見えるのもよし。


ただ、ミス
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.2

子の才能を最大限伸ばすのが親の責務か。
子の望みを最大限尊重するのが親の責務か。

子どもには十分な判断能力がまだないから親が導くべきって考えも分からなくはないけど、せめて導く方向は子供の意思に基づく
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.9

繰り返しの毎日を抜け出したNPCがゲームの世界も現実世界も大きく動かしていく様が爽快。
笑いどころも素敵な終わり方も文句なし。

あとバディ最高。

アバター:ジェームズ・キャメロン3Dリマスター(2022年製作の映画)

5.0

「観るのではない。そこにいるのだ。」は決して過大広告ではない。
世界に入り込むっていうのをこれまでにないくらい感じた。

大変遅ればせながらでも、劇場でこの作品を観れてよかった。
是非体験してほしい。

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.6

中3の体育祭で仮装をしたり、大学の英語の講義で旧作版の方を部分的に観たりと、自分にとって少し縁のある作品。

アメリカの移民にまつわるミュージカル作品ってことで言えばインザハイツと重なる部分もあるが、
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LIFE!(2013年製作の映画)

3.6

予告を観てから何年も気になっていたが、ついに視聴。

特筆すべきことの無い人生を送って空想にふけるウォルターが、1枚のネガのために現実で冒険に。
人生に迷っていたり、あと1歩を踏み出せない人の後押しを
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.9

かなりドタバタハチャメチャだけど、全てが繋がっていく展開はすごくきれいという。
グロいのが苦手な人にはきついだろうけど、笑い所が多く、落とし所もスッキリで楽しく観れた作品だった。

機会があればきしゃ
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アメリ(2001年製作の映画)

3.7

なんか独特で夢の中の話のような作品。

フランス映画っぽいなーっていうシュールさでクスッとさせられる場面が多くあった。
好みはだいぶ分かれるだろうけど、自分は嫌いじゃない。

まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.9

「普通」を知りたい予備校教師と、自分の目的のために「普通」を教える女子高生の話。

主演2人の演技が素晴らしくて、2人のキャラクターや軽妙なやり取りが魅力的。
清原果耶さん演じる女子高生の、ちょっと勘
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.4

ジュラシックシリーズの締めくくり。

新旧メンバー揃い踏みは胸熱だった。
グラント博士は断然今の方がかっこいい。

ただ、伝えたいメッセージは分かるけど、このシリーズの結末としてはスッキリしないなと感
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

4.0

まず結末が、こうなってしまったか、と。

これまでのジュラシック・シリーズと違い、恐竜が畏怖の対象としてではなく、人類の度を越した科学技術によって生み出されてしまった生き物としての立場が色濃く描かれて
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ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

3.8

色々な事件を経て、あのジュラシック・パークがついに開園。まさに幻想の世界。
とはいえ、やっぱり色々起こっちゃう話。

今回は遺伝子操作で作った新種がメイン。
Trex並みの巨体に、抜群の知性やら擬態や
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ジュラシック・パーク III(2001年製作の映画)

3.4

技術的には進歩したはずだが、序盤は今まで以上にCGのチープさが目立つ。

後半はジュラシック・パークらしさがあったが、恐竜の種類が変わっただけで目新しさはなかった。

ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997年製作の映画)

3.3

前作を超えなかった。

前作は恐竜の恐ろしさがありつつも、同時にロマンを感じる幻想的な世界があった。
今作は利己的な人間の打算が溢れて、ロマンはどこへやら。

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

3.6

最新作に向けて再視聴。

舞台設定の時点で面白くない訳がない。
自分は絶対経験したくないけど。

ツッコミどころとかは考えずに楽しむべき。

アルゴ(2012年製作の映画)

3.7

嘘みたいなホントの話。

映画に出てくるCIAと言えば派手なアクションのイメージだが、実話を元にしているだけあってまさに「功績は日の目を見ることはないけれど、失敗はすぐ知れ渡る」任務。

最後の最後ま
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

待ちに待った今作はその大きな期待をも上回った。

前作を彷彿させるオープニングからテンションは上がりっぱなし。
待った分歳を重ねたトムだからこそできるストーリーよし。前作との繋がりよし。変わらぬ曲やキ
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.8

泣いた。
予告の時点でやばいなとは思ってたけど、それ以上に。

3人の聾者と唯一の健常者という4人家族であり、それぞれの立場からの意見があって時に激しくぶつかり合う中でも、家族の関係性の素晴らしさを端
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.4

一切頭使わず観れるバカバカしさと、学生時代の懐かしさを感じる作品。

学生時代の唯一無二の親友っていい関係。

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.2

JOKERと同じく、ゴッサムのどんよりした暗さと、闇の中から現れるバットマンの演出がしびれる。
暗闇の恐怖はそこらのホラー映画以上。

上映時間が長くてもだれること無く、雰囲気負けしない重厚なストーリ
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浅草キッド(2021年製作の映画)

4.3

観た後に、とにかく素敵な映画だったな、と思える作品だった。

劇団ひとりが監督ということもあって、笑いもあり、たけしさんや深海さんへのリスペクトも感じる内容。
柳楽優弥はじめ、各演者さんの演技も凄まじ
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RENT/レント(2005年製作の映画)

3.4

20世紀末の芸術家の街ニューヨークでもがく数人の男女の1年を描いた物語。
チック、チック、ブーン!を先に観ていたので、ああいった生活からこの作品が作られたのかー、と違う楽しみ方も。

ただ、展開があり
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.5

ディカプリオはこういうぶっ飛んだ知能犯みたいな役が似合う。
本人の自信満々さとその語り口だけで説得力をもたせたり、狂気じみて怒り散らしたり、どの姿もさすがの演技。

ただ、キャラクター達がぶっ飛んでる
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

3.7

この作品を観るためにNetflixに加入。

輝かしい作品の裏には、そこに至るまでに多大な時間を費やし、人生を削っていく表現者の苦悩があるのだとよく分かる。
RENTを観ていればもっと感じるものがあっ
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