観るべき映画を(自分自身にとって)観るべき時に観ることができた幸せ。
自分ではどうにもできない自分の苦しみを少しずつ和らげていくような時間を見つめて、同時に自分を見つめているような感覚。
夜に灯る>>続きを読む
愛憎と情熱と音楽にあてられる2時間。
エンドロールのバーンスタインのとの神演出すぎ
いやいやいやいや、天才が予算持つとこんなもんができてしまうのか(褒めてる)
ウェス・アンダーソンって俳優を無駄遣いするイメージ(褒めてる)だったけど間違えてなかった
今年のうちに観られてよかった。
市子を探す過程で知り得ない他者の輪郭を見定める2時間。
杉咲花はいったいどこまで行ってしまうんだろうか。
世界からつまはじきにされながら、ミクロな視点に崩壊していくような世界の姿が流れ込みながら、生きていくために労働をし、生きていく過程で人を愛する、そんな話。
言語情報にあふれるなかで、そこに頼らない雄>>続きを読む
原作を先に読むムーブを久々にやったけどこの順序は自分に合わない可能性が高いことが発覚した。
職場でゴジラの熱線溜め描写がパチンコの確変みたいと話題になったのでそのシーンでしっかり架空のハンドル回してきた
ディスコミュニケーションと孤独の隙間にある言葉あるいは視線のコミュニケーション。
日本で生まれ育ったというのとは違う視点で見てみたかった。
この監督とこの映画に出会ったからこそ今があると言っても過言ではない。
就活の最終面接で好きな映画を聞かれてこれを答えたことを思い出した。
aftersunの前にみておけばよかったな、目黒シネマあたりでこの2本でやりそう。
ソフィア・コッポラ初履修。
はらわた煮えくり返るような思い。(本当に物理的に)
ここまで生々しく鮮明に言葉の刃を映し出せるのは純粋にすごいが、それ故に作品に力がありすぎる、これが2時間尺で作られていたら耐えられなかったと思う。
絡まる心と思い残しを解いていく2日間。
どうして便意に司られてる人間がこんな解像度の高い作品の原作を書けるのか。
宣伝の方針とカンヌの結果が完全に逆を行っていて、邦画の宣伝方針について考えさせられる。
こういうのたまに見たくなるってやつ。
面白いは面白いけど身体に芯が通ってないアクションが気になる、ふにゃふにゃすな。