くもちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

くもちゃん

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エム・バタフライ(1993年製作の映画)

5.0

男旦の美しさは男でなければ女の振る舞いをわからないから生み出されるもの、最初から本物の女はこの物語に存在しない。幻影の理想美を追い求めてついには己をその幻影に閉じ込めてしまう、碌でもない男を愛してしま>>続きを読む

僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)

4.7

聖書をドンと叩く音が、やけに心に響いた。綺麗な景色と美しい思い出が浄化されていく、神なんてそんなものだと思わせる。
教師祈りの時の言葉が憎らしかった。

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.4

ネオンの映像と音楽映画としてすごく惹き込まれた!60年代の音楽と幻想のロマンチックな演出がとても好きで、幻想の中でだんだんと不穏な空気になっていく様が怖くて面白い。自分がホラー苦手なのが悔やまれるが後>>続きを読む

愛のむきだし(2008年製作の映画)

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日本のアングラ感と狂気のごちゃまぜ感 園子温の撮る女体……という感想

蜘蛛女のキス(1985年製作の映画)

4.4

エンドロール、船を漕ぐ2人をみてモリーナの孤独が重しのように胸に迫ってきた。素晴らしい映画

カサブランカ(1942年製作の映画)

3.8

プロパガンダの側面がどうしても強いけど、不自然はない

Summer of 85(2020年製作の映画)

4.0

ダヴィドの名前と姿にダヴィデ像を連想した。後半で幻想だと言及されるところであらためて彼にみた理想美を感じてしまった。救いのある終わり方が素敵

気狂いピエロ(1965年製作の映画)

2.9

緊張感のない暴力と目に刺すような原色の色彩、因果の説明できないストーリー性と展開、突拍子のなさに鑑賞後なんだか目の奥がチカチカした

シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

3.7

他作品のシャーロック・ホームズと違ってやんちゃな感じがあって面白かった。こんなかんじのシャーロックとワトソンのコンビも楽しいなぁと思った!

コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

4.5

オープニングからセンスがいい。曲も画も俳優も台詞も全部センスに磨きがかっていて飽きない。所々珍しいカメラワークがあって面白かった。ヒューグラントもいいなぁ

裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

3.7

難解すぎるのでまた伏線探しも兼ねて再見したい。でもその説明せずにアクションもなく淡々と進むところが最良の雰囲気を醸し出していた。画の埃を被った感じが、さらにスパイの重々しさを表していたように思う

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.0

シュールで綺麗な感じ、何となく『アメリ』を思い出した。
ホテルの内装可愛い

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.8

ジョン・トラボルタ魅力に溢れていた……………………!ダンスシーンがとにかく最高でした。

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.3

アランの孤独の叫びを聞いていたらどうしようもなく涙が出てきた。あまりにも切ない……………………。
カンバーバッチはとてもいい役者だと再確認した……しばらくアランのことを忘れられないだろう

マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

4.0

みたばかりでなんとも言えない失意の反面、この切なさの溢れるばかりの愛しさを身に染みて感じている……
焚き火のシーン、感情全て口に出してしまうマイクがとてもとてもかわいい。かわいい、と言っていいのかしら
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.8

とにかく面白かった
最初のおばさんの車のシーンで笑ったからその後が笑いやすくてずっと楽しんでました

シザーハンズ(1990年製作の映画)

4.0

雪をふらせて踊るシーンがにそこだけゆっくりと時が動いていてまるで夢の中のようだと思っていたけど、本当に彼はあのままずっと夢見ている……切ない。
お城の不気味さと街のパステルな色合いのギャップが不思議

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

各所愛で溢れていて、とても感動的だった。重い背景、戦争とその余波についてシリアスに突き詰めていくのではなく、コメディ調で繰り広げられていくストーリーは観客を容易に惹き入れ、素直な感動を贈る。
登場人物
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エレファント・ソング(2014年製作の映画)

3.6

愛を切望していたのに、結局求めた愛にはたどり着かなかったのね……
チョコを選んで軽々と口に運んで、それが自分に死を招くと考えた上で……とても悲しい。
母親の死とか、父親の記憶とかが断片的で記憶という味
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(2007年製作の映画)

3.4

思春期と川と空
乾いた空気感が綺麗だった

さよなら、ぼくのモンスター(2015年製作の映画)

3.6

ファンタジーがお茶目。ワイルダーは典型的なミステリアスで人を魅了するイケメン、って感じだけど、優しくてよかった。オスカーは独りのままなのかな

恋する惑星(1994年製作の映画)

4.2

揺れるカメラ……斬新だし素敵な使い方。曲も良くて魅入ってしまった。
男性陣がどちらもとても好ましい男で、幸せを感じました。濡れてしまった航空券…気ままなストーリー展開がクセになりそう……
泣くタオルと
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トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

緊張と切迫感がずっと一定にあって、とにかく怖かったしでもその分目が離せなかった。
タンゴのシーンは狂気を感じるのに何となく居心地が良くて、観ている私も深みに嵌り始めていたのかと思い観終わった今じわじわ
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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.6

映画館でホラー見るの初めてだったんですけど所々シュールでちょっと笑えるので楽しく見れました!

お熱いのがお好き(1959年製作の映画)

4.5

ダフネ面白すぎるな〜〜ケラケラ笑ってしまった
テンポよくてオチも最高でマリリン・モンローも可愛かった楽しい

リプリー(1999年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

なんとなく、ピーターの存在の喪失感が大きい。中盤から出てきて、そんなに目立った役ではなかったのに間違いなくトムにとっても私にとっても救いのように見えた。それさえ失ってしまって、というかその出来事が、ト>>続きを読む

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.0

ワクワクした。曲も良くて展開もすきです。「前だけ見ろ」最高にかっこいい!

花の影(1996年製作の映画)

3.5

全体的に阿片の煙に包まれたような空気感で、舞台美術が素晴らしかった。上海の提灯の写し方やぼやけた撮影が綺麗…
話の進み方は淡々としていたかも

ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

3.8

最後、羊を追っていた時の雄大な自然を思い出してとても辛くなった。ふたりで幸せになることはなかったけれどずっとお互いを想っていた…つらいなぁ