なんとも緩い空気の中で繰り出されるブラックな会話や、絶妙な間で展開される繰り返しギャグが秀逸。独特のビジュアルセンスと計算された構図は画面を見ているだけでも楽しめる。
古き良き木曜洋画劇場の世界。全体としての映画の出来は甘い部分が多々あるけど、この映画を見に行こうと思う観客はこういう大雑把なものを求めていると思うので大きな問題ではないかな。
映像の鮮烈さは心に残るが咀嚼しきれていない。全編にわたって理解を拒否するような展開。見る人を激しく選ぶ。
ピエール瀧とリリーフランキーがほんとに楽しそうに人を殺している映画。
映画全体はシリアスなはずなのに殺人シーンに妙なおかしみがあって笑ってしまった。
(保険金殺人の部分はさすがに……となったが)
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ものすごいパワーは感じたが正直なところちょっと合わなかった。堤真一の怪演は一見の価値あり。