5homaさんの映画レビュー・感想・評価

5homa

5homa

  • List view
  • Grid view

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.8

金のため、名誉のため、愛のため などが入り混じったドロドロした展開を、グッチ一族という大きなテーマのもとだからこそ飽きさせず重すぎない内容にまとまってるんだろうなと。
それにキャストの豪華さと演技力、
>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.9

好きなことがしたいのに と 好きなことをするために という点は恋愛に限らず置き換えて考えさせられるテーマだなと🤔

恋愛をするうえで、一緒にいる時間が増えたりプライベートを共有しだすことで慣れてしまい
>>続きを読む

野獣(2018年製作の映画)

3.4

事態が一転して変わる内容。だけどその表現を恐怖だけで片付けずにムードや喪失感も演出できるように物語すべての要素に意味を持たせていて内容が詰まったショートフィルムだった。
キツネやハエに重機だったりとな
>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

4.3

「いつもと同じ」って壮大さや面白みに欠けるので映画で表現するほどかと思えるけれど、この映画はその変わらない日々の中だからこそ垣間見えるシーンには発見が多く、不思議とこの世界観を見ていたいなと思えたし情>>続きを読む

マーズ・アタック!(1996年製作の映画)

4.2

SFでは個人的に1番好きな作品🏡💥
火星人のキャラやアイテムの色使いも鮮やかで、殺戮シーンもコメディだからこそ笑えるグロさで最高。

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.0

どんな人であれきっかけひとつで状況や人生が一瞬にして変わってしまう容赦のないリアルな社会が時代の流れとともに描かれていてとにかく儚いんだけど、人の温もりを感じることの良さや大切さがより伝わってきた。💐>>続きを読む

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

4.1

Joey Bada$$名演でめちゃくちゃ凄かった。
アメリカで実際に起きている人種差別による殺人をどんな状況下であろうが死の運命が待ち受けているという意味を込めてタイムリープで表現していて、短編なんだ
>>続きを読む

時をかける少女(2006年製作の映画)

3.9

透明感があってどこかノスタルジック。
すれ違いにときめくような青春アニメの中に死という緊張感とタイムリープの非現実的な要素がややこしくなく取り入れられているから疑う点がなかったし、素直に良い作品だなと
>>続きを読む

探偵はBARにいる3(2017年製作の映画)

3.7

3になってより事件が壮大で作品自体のスケールも上がって見応えがあった。
ただ完璧なまとまりだと違和感があるシリーズなんだけど松田龍平のノリや今までみたいなゆるいコメディ要素も残しているからそれがアクセ
>>続きを読む

探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点(2013年製作の映画)

3.6

シリーズの2作目になって、観る側の自分がこの作品のテイストだったりテンポに慣れたことで違和感なく楽しめた。
事件については今回意外とあっさりで、物語の軸としてその事件を取り巻いてる周りの人達の関わりや
>>続きを読む

探偵はBARにいる(2011年製作の映画)

3.5

ミステリアスとバイオレンスとコメディらの様々な要素が混じってるのが良いし、探偵ものとして重要になってくるヒロインだったりアイテムや舞台もとても素敵。
ただその要素らそれぞれのバランスや散りばめ方が曖昧
>>続きを読む

イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

3.9

80年代感のあるレトロさとか恋愛ストーリー模様にかえって新鮮さを感じたし、ラストの展開を考える必要あるかってくらいでA面とB面を観切っちゃったからこそ個人的にはすごく入り込めた。

この作品のポイント
>>続きを読む

みんな死んだ(2020年製作の映画)

3.4

タイトル通りみんな死んでいくだけのB級感満載映画なんだけど、それぞれのキャラ立ち具合がちょうど良くて単純だから無駄に感情移入しちゃうとことかテンポが気持ちいいとことかがあって楽しんで観られた。
それに
>>続きを読む

グラスハウス(2001年製作の映画)

2.9

ほどよくハラハラしたい時向け。
豪邸が舞台で天気は雷雨、どんどん正体が見えてくる展開がありきたりな王道のサスペンススリラーあるあるって感じの映画で評価するとしたら奥深さが無いように感じちゃうクオリティ
>>続きを読む

ブルー・ストリーク(1999年製作の映画)

4.0

終始コミカルでファンキーで、テンポ感も最高だしジョークや動きがおもしろくてなにも考えずげらげら笑って観てられた。
その中でブルー・ストリークだけに青色を基調としているようにも思えるくらい所々にある青が
>>続きを読む

アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

4.0

すべてひっくり返す為に危ない橋を渡る。
ハッピーエンドなのかアンハッピーエンドなのか、ハワードがジュリアに窓越しにバッグ渡した後なんかは観てるこっちもギャンブルみたくハラハラしたよ。

サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.3

80年代のノリでロマンとかスリル要素のある少年青春映画くらいかという雰囲気漂わせておいて、ラストにめちゃくちゃなサイコスリラー具合持ってくるあたりがヤバいけどこの映画のスパイスになってて面白い。

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

3.5

80年代のイギリスの炭鉱労働者によるストライキ、そしてジェンダーの問題に家族愛と、この1つの作品から学ばされることが多かった。
欲を言えばラストもジェイミーベルであればとか先生やマイケルにデビーらとの
>>続きを読む

もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

3.7

現実世界での行動や発する言葉と並行して進んでいる心の中での世界のような心情と本音の心理描写が多くて個人的にすごく共感できたし、ルーシーの台詞は魅力的だった。
だけどこの作品の肝はそこじゃなくて所々に感
>>続きを読む

フルートベール駅で(2013年製作の映画)

-

ブラックカルチャーが好きだからこそ見入っちゃうシーンやオスカーのストーリーに感動したりくらう箇所が多かった。
だけどこのノンフィクションの事件を考えた時にそんなことよりも不条理な差別や無駄で不当な扱い
>>続きを読む

セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

4.0

フランクはチャーリーから生きる希望を、チャーリーはフランクから経験や人生観をそれぞれの表現で知り心が通っていく。
その要素に加えタンゴのシーンやヒロインであったり、ジャックダニエルやフレグランスなどの
>>続きを読む